もう少し
2016年04月07日
『愚者の連鎖 アナザーフェイス7』。堂場瞬さん。
元捜査一課刑事、大友鉄。故あって総務課勤務。取り調べ「落とし」のプロです。
次々と明るみにでる事実。終章は思わぬ展開に息をのみます。
キャリア警察官との垣根を超えた信頼関係には涙、いや感動を覚えます。
お時間がある方はぜひに。
年のせいかなんのせいか、生来のものか、原因はわかりませんが、最近涙もろくなって困ります。
(冷静に言わせてもらうけど、ずっと前からですよ「うむ」)
ほんのちょっとしたことで目から鼻水、いや液体がでます。困ったもんです。
いつの間にか年を重ねました。
60歳、還暦かあ・・・・・・まさか自分がここまで生きているとは思いませんでした。
否定的に言っているわけではありません。早く逝った父のことを重ねています。
もっと生きてくれて、もうちょっと話ができたらよかったんじゃないかなと感じます。
あの怖かったお父ちゃんと果たして男同士の話ができたんでしょうか。ちょっと想像できかねます。
父も母も早くに亡くなりました。
もう少し生きていてくれたらよかったね。ほんと、そう思います。
彼らが生きられなかった生を与えられた私は、それをできる限り生きます。
もう少し、がんばっていきます。