京都マラソン2016

2016年02月21日

朝食後、京都マラソンの応援に。
「西大路の上りんとこで応援しよう」。
どんどんいっぱいいっぱいランナーが走ってきます。
「見つかるかなあ」と思っていると知り合いに私が見つけられました。きっと大声をあげて応援していたんで目立ったんでしょう。

T原先生も向こうが先に気づいてくれました。
「おお、T原先生がんばって~」しばらくついて走りましたが快調です。
「いい感じですよ。がんばって」
「Mさんも来るころかなあ。K平先輩は行ったかな」
北山へ移動しました。人垣ができるほどいっぱい。植物園内にもどって応援。
3人を探しつつも全然わからへんし方針転換。誰彼選ばず全員に声援を。
ゼッケンに愛称が書いてある人はそれを叫んで応援。
「ありがと」
「はい」
「おお」と返事が返ってきます。他人さんですが呼び捨て失礼。
「〇〇がんばれ」
「〇〇行け~」
「りえ、走れ。俺の娘とおんなじ名前だ」
「速く走って早く楽になろう」とか受けねらいも(受けたぞ)。

Chinese Taipei の人が多かった。国旗のついたシャツを着ています。
「Chinese Taipei , Fight! 」とやり西洋人にも名前が読めれば声援を。
「Hey , 〇〇 , Fight!」怪訝そうな顔のあと笑みを浮かべて「親指ぐい」をしてくれたり「Thank you. 」を返してくれたりも。楽しかったです。


応援中つぶやきました。
「腹へったな」すると隣で応援していた女性があめちゃんを差し出し。
「どうぞ」
「あ、え、え、ありがとうございます」遠慮なくいただきました。

そのままずっと応援。汗が冷えてきてつぶやきました。
「寒いな」
するとさっきとは違う女性が使い捨てカイロをカバンから取り出し。
「どうぞ」
「え、あ、、いえ」
「今寒いって言われましたよね」
「あ、いえ、走りながら応援していて汗が冷えたんで。また走るんであったまります。ありがとうございます」と固辞しました。

それにしてもすごいことではないですか。隣のおじさん(私です)の独り言を耳にしてすかさずの行動。なかなかできることではありません。そもそもあめちゃんも使い捨てカイロも私は持ち合わせませんよね。

「喉渇いたな」とやったらどなたかがスポーツドリンクをくれたりして。やってみたらよかったかも。なんちゃって、さすがにそれはないか。


昼を過ぎて空腹感。3時間以上声を出しているんで喉も嗄れてきました。
「うお、しんどい。足元ふらつく。これ以上は無理。帰ろう」
途中セブンイレブンで肉まん、午後の紅茶無糖、おにぎり。貪るように腹におさめました。その前に自動販売機でコーンスープで暖もとりました。


帰宅後確認すると17km。体重じゃないですよ。走行距離です。(誰でもわかるで「はい、そうですね」) 思ったより距離がでました。

3人の結果をネットで確認。
K平先輩はサブ4です。すごいな。私より5歳上ですからね。ふだんから速い人ですがサブ4はひさびさ。というか64歳で、再びそれってすごすぎますね。

T原先生からは直後に電話。
「忙しいのに応援ありがとうございました。おかげさまで自己ベストでました。もうちょっといって先生に近づこうと思ったんですけど、やっぱ最後はしんどくてペースおちましたね」
「いやいや、すごいすごい。おつかれさまでした。ゆっくりやすんでくださいね」
彼も還暦超えランナー。すごいと思いませんかみなさん。走るだけでなく自己記録更新です。称賛。
今の私は自己記録更新の自信はまったくありません。

もう一人のM崎さん。4時間20数分の好タイム。奥さんからのメールによると鴨川で脚がつってリタイヤしかけたのを盛り返してのゴールだったようです。
週末、鴨川、高野川を走っているという情報をもらいましたんで、出会いを期待しましょう。


ひさびさの長距離で脚に疲れ。4時からのテスト対策前に脚がつりました。

なんだかずいぶん柔な身体になってきたような・・・・・・まあ、それもなあ・・・・・・やむなしか。
あえて加齢を否定する気はありません。その年なりの成長(え? 成長すんの「するよ。精神は常に進まなきゃ」おおお、君とは思えぬ前向き発言。まだいけるね)を心がけています。


休みなしの週末、週明けですが明日も忙しいな。
やることやります。


2016年の京都マラソンが終わりました。
「走りたかったか?」と問われればその答えは難しい。

走りたかった、かな・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・きっと。