恩送り

2016年01月06日

生徒らとお年玉の話に。
「お年玉いっぱいもらった?」
「3万円くらい」
「おお」
「5万円くらい」
「すごいな。お金持ちやな」
「ええなあ。おれ1万円くらいしかもらえへんかった」親戚の多少で大きく変わりますよね。

「銀行に100万円貯金あるもん」と小2と3年の兄弟。
「ほんま。すごいな」この兄弟はいっぱいもらったようです。

私も親戚が多かったんでいっぱいもらったくちです。大学生のときでも祖母やおじ、おばらからもらいました。10万円前後は毎年もらっていたように思います。今思えばありがたいことです。
働き出して何年かして「少しでも返さずんばなるまい」と祖母や母親、従兄妹たちに大盤振る舞い。ひと正月で十数万円、かっこつけたことがあったな。
ばあちゃん喜んだ。
「つとむがお年玉をくれるようになったんじゃ」と。(瀬戸内です)
母親には当時の妻には内緒で5万円やったな。
涙流してたな。
懐かしいな。
唯一できた、孝行らしいことかもしれません。

「もらった分返せよ」と言うんではありません。それでは単なる貸借関係です。
うまく言えませんが、もらったことにまずは感謝しましょう。世間に出たらお金をくれる人はいません。
で、できるならば、その感謝の気持ちを少しずつでも親御さんやじいちゃん、ばあちゃんに送ってください。きっと喜んでくれますよ。

恩は返さずに送りましょう。
「恩送り」です。


オオイヌノフグリが咲いていました。

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フキノトウも芽吹きそうでした。
暖かいせいでしょうか。それとも私の自然に向ける目が雑なんでしょうか。
考えつつやすませてもらいます。

明日も走ろうかな・・・・・