郷愁
2015年08月10日
鳥羽高校の応援に甲子園まで行ってきました。
地下鉄、阪急、阪神乗り継いでおよそ1時間半、960円。時間もお金もそこそこかかります。
着いてびっくり。入場券売り場は長蛇の列。
「平日だしなんとでもなるでしょ」というのは甘かった。恐るべし甲子園。
「外野席のすみっこでもどこでもいいし取り敢えず入ろう」
バックスクリーン横のライト寄りに席は確保。
とにかく暑い。甲子園名物「かちわり」を200円で買って、首や顔、腕、脚などを冷やしつつとけてうまれた冷水を飲みつつの応援です。ビールでも飲みつつとも思いましたがやめました。暑すぎて具合が悪くなってはいけません。(お、大人やね「いや観戦前に水分補給のため1杯飲みましたよ」なんや飲んだんかいな)
捕手のUくんのお姉さんとうちの二女が同級生。小さいころを知っています。つい応援にも力が入ります。5番ですが試合展開で2犠打。得点につながりました。
主将として甲子園出場、かっこいいな。
7-1の快勝です。いやあ、よかった。行った甲斐もあったぞ。
第3試合も見ようかと思いましたが暑さでふらふら。帰ることにしました。阪神電車臨時便増発ですが混んでいました。
阪急で座ったところが優先席でした。
「あらま。ま、疲れてるしそれなりの人が乗ってきたら譲ろ」たちまちご年配のご婦人。譲ろうと思っていたら向かいに座っていた若いお兄さんかっこよく立って言います。
「どうぞ」
「あら、ありがとう」
「やるな兄ちゃんかっこいいぞ」と心中思います。すると赤ちゃんを抱っこした若いお母さんが私の前に。
「あ、どうぞ」
「いえ、いいんです」
「いやいや」
「ありがとうございます」なんか譲られてもおかしくないじいさんが譲るんだし向こうも躊躇しますよね。なかなか難しい。
降りるときわざわざお礼を言ってくださいました「。
「ありがとうございました」
「いえいえ、どうぞどうぞ」気持ちいかった。
その後も立ったまんまで正直しんどかったです。
でもね、年配の人(私じゃないですよ)がけっこう立ってらっしゃるのに平気の平左で座っている若い兄ちゃん姉ちゃん、働き盛りと思しきスーツ着たおっさん(失礼)たちがいるんです。
「恥ずかしくないのか、え、このやろ」と内心毒づいていましたね。ま、外見だけでは判断できません。元気そうでも何かを抱えているのかもしれません。
それぞれの人にそれぞれの事情があるんで、とやかくは言いませんん。
みんながそれを抱えているんでしょうし、少しだけ他人にやさしくなったらいいかなあと思うつゆはらくんでした。
京都まで帰って来てほっとしました。やっぱりふだん過ごす町と行きつけない町とは違います。
大阪は人が多くてしんどかったです。京都のほどほどがいいです。
途中下車でビブレでサッポロクラシックを入手。重いとは思いつつ12缶。
さっそく帰って冷凍庫で急速冷凍。
洗濯などをこなしつつ時間をはかりいただきました。
(写真はどうやっても正対しません。学んだはずですが応用が利きません)
「うんまい」
単なる郷愁かもね。
北の地への郷愁を胸にやすみます。