親はたいへんです
2014年05月22日
中3国語『握手』。児童養護施設の話から発展。
「みんなな、ありがたい思いや。ご飯が食べられて服着て住む家あって、それがあたりまえやと思たらあかんねんで。おまけに塾にまで通わせてもらってるし。親はたいへんやで。俺も親をやったしわかんねん。たいへん」ほんとにいろいろたいへんでした。
まあ3姉妹とも自立してくれたんでほっと一息です。
ほんま心底そう思います。
そう、自分が子どものときはわからなかったことがわかりました。
親がいなくなってそれが初めて、というか自分が親となって、それからずいぶん時をへてやっとわかりました。
「もっと早(はよ)気づけよ」という声が聞こえます。できれば30年くらい時を遡りたいです。できなかった親孝行が今なら少し真似ごとくらいはできるかな、と思います。
感謝したい両親が死んでしまってそれをせぬままの人生です。不本意です。
父親が癌で病床にあったときは若い自分もいろいろ悩みました。
父親が死んで母親が患ったときも正直しんどかったです。
なんか俺なんか漫然と57歳をむかえていいんかなあと・・・・・・
父親なんか46歳で死んだしなあ。彼が味わえなかった人生を私は10年以上たどらせてもらっています。
ありがたいことです。
そう思って生きていきましょう。
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MRくんの修学旅行土産です。長崎定番カステイラですね。
ありがとうね。
帰路カエルの声を耳にしました。田に水が入ったんでしょうか。間もなく田植えの季節を迎えます。