可能性
2014年04月09日
京都私塾連盟の総会でした(ああ、そうかい「はいはい」)。
節約やその他の事情で自転車出動。余裕を持って出て鴨川沿いのさくらをめでつつゆっくり進みます。散り初めですがまだまだ美しい。とっても気持ちいい。
ロイヤルホテル&スパへ着いて玄関のお姉さんに尋ねます。
「自転車はどこへ置けばいいんですか」
「当ホテルは駐輪場がないんで市役所裏の駐輪場へ止めてください」
「市役所裏? そんなんあったっけ」と思いつつ戻ります。
「御池にあるやんなあ」と自問自答。けっきょく御池通り路上にある駐輪器に止めて会場へ。(有料です。100円でした)
「当ホテルへ自転車で来るようなお客さんはいません」みたいに感じたのは私の僻みでしょうか(でしょう「そうかな」)。なんかちょっとやな感じでした。
「チャリンコ1台くらい融通きかしいな。そこら車いっぱいとまってるやん。それに『市役所裏』ちゃうで。もっと勉強しいや」と正直思ったぞ。そのくせ貸し自転車がいっぱい玄関先にとめてあったもんね。爽快感そがれた(そうかい「はいはい、もうええて」)。
しばらく忙しくて(みなさんもお忙しいでしょ。きみの怠慢やな「おっしゃるとおりです」)定例会へ行ってませんでしたので久しぶり。みなさんにこにこはつらつとしてはりました。
さて帰路。(んで総会の内容には触れへんの?「極秘事項です」そっか)
暑かったです。上着を脱いでシャツを腕まくり。でも汗をかきました。北へ向かう背に南からの太陽の熱を感じました。
サドルに触れたお尻が汗びっしょりでした。
車に乗り換え昼食をすませゼミ到着。
「さあ掃除しよ」と腕まくりをすると玄関が開きます。
「ん? まだ3時過ぎやで」と思いながら見れば小3URくん。
「あれ? 今日ないで。あ、補習に来たんか。お母さんが『行き』って言わはったんか」(小学生は毎週水曜に無料で補習時間を設けています)
「うん」
「補習5時からなんやんか。今から掃除するし、もうちょっと遊んでからおいでえな」
「わかった」
しばらくして彼がやって来ました。お母さんがやれと言った大判の算数プリントを出します。
「え、こんなんやってんの。まだ習ってへんやん。塾でも教えてないやん」見ると50ページくらい終わっています。2ページの直しと6ページの課題が符丁に書かれ貼られています。
「すごいな。よおできてるやん。一人でできるんやったらやってみ。わからへんかったら教えるし聞いてや」と彼にまかせました。
「できた」と声が。
「え、もうできたん」と思うくらい速いです。お母さんしっかり鍛えてくれてはりますね。2けた×2けたや2けた×3けたなども苦もなくやっています。
「すごいな。ようできてるやん」ほんまよくできています。
今後の成長が楽しみです。末永くお付き合いしたいです。
そうみんなそれぞれに可能性を秘めています。それが花開くお手伝いをするのが私の役目でしょうか。