偽善者
2013年11月14日
教室の掃除を終えて新聞をぱらぱらめくっていると
「フィリピン台風緊急援助 皆様のご支援が必要です」のお知らせが目に入りました。国境なき医師団日本ですね。
「う~む、お金ないねんけどな(ほんまに最近手元不如意なんです)どうしよ」わざわざ金融機関へ行く時間はなし。思ったときにせんとできません。よく見るとネットを通じてクレジットカードでもできるようです。
「3,000円の寄付で診療を行うための基礎医療キット40人分を用意できます」との呼びかけに応じてしまいました。
「うむむむ、なんかがまんしよか(あんたにできるんか?無理やろ『かもね』)。スーツもくたびれて、てかってきてんねんけどなあ。でも、古いジャケットとズボンでしのぐか」とかいろいろ葛藤がありました。けっきょく清水の舞台から飛び下りる思いで(たいそやね)大枚(それほどではないね)3,000円寄付しちゃった。最低額ですみません。
さらに紙面をめくると Unicef も同様のお知らせを載せていました。2つはしんどいんでごめんしてもらいました。
別の紙面には TISSOT の広告が。157,500 円ですって。こんなん買える余裕がある人は協力してあげてください。
なんなら私に寄付していただいてもありがたくお受けします。よろしくお願いします。
他人の心配より自分のことを先に考えるべきなんでしょう。偽善者なんでしょうね、きっと。
朝から西賀茂でこそこそやって原谷移動。途中昼飯をと思い松屋へ。車を止め車内でしばし逡巡。
「なに食べよ。肉系いらんしなあ」と数分の思案の後、結論。
「なか卯で衣笠丼にしよ」と発進。前を通ると車止められない。
「まあ人生こんなもんや」と考えながら再度松屋へ。
「牛飯いらんなあ」降りてメニューを確認。
「ご飯とサイドメニューであっさりでいけるんかなあ」と思いつつ券売機前へ。ご飯のボタンがない。大盛り、特盛りの白飯はあります。
「う~ん、困ったな」妥協して適当にとも思いましたが空いていたので奥へ行って尋ねました。
「あのう、すみません。ご飯の"中"はないんですか?」
「いや、ありますけれどお持ち帰りですか」
「いえ、ここで食べるんですが、ご飯と大根おろしとか別々に頼みたいんですよ。すみませんね、めんどくさいことを言って」
「いえいえとんでもございません。こちらでお伺いします」と私と同年輩と思しき女性。
「すみません、ややこしいことを言って。じゃあご飯"中"と豚汁と大根おろしと海苔をください」
「かしこまりました」(いやかしこまっていただくほどのことではありません)
380円の昼食がおいしかったです。牛飯並が280円ですからそれよりは高いですが安い昼ごはんですね。
豚汁の量があって食べ応えあり。おろしと海苔でご飯が足りないくらいでした。これええな。また単品いろいろでお手数をおかけしましょうか。次は大盛りご飯にしよっと。
「単品あれこれ頼むややこし親父」の称号を賜るかもしれませんが、ええもんね。
あるパン屋ではたぶん私は「いっつも卵サンドしか買わない袋いらない親父」の敬称(?)をちょうだいしていると思います。ここの卵サンドは「大阪」です。ゆで卵刻んでマヨネーズとあえたやつじゃなく「卵焼き」をはさんだあっさり味のおいしいそれです。これを食べたらふつうの卵サンドは食べられません。おいしいよ。ぜひ味わってね。(あのう、京都市のどこにあるのかわからへんのやけど「ほんまに食べたかったらどないでもできるやろ」おっしゃるとおりですね)
よく行くリカマンではきっと「しょっちゅう、しょうちゅうも日本酒もビールも発泡酒も。ありとあらゆるアルコールを買う親父、そうかと思うと10時~11時くらいにレトルトカレーかパスタのソースを買いに来るやつ」と思われてんな、きっと。
誰にどう思われてもええか。人に迷惑をかけてるわけちゃうしな。
あちこちで変な可笑しな親父登録されていたらおもしろいでしょうね。
それを目指そうかな(あほ)。