ほんの少しやさしく

2013年11月07日

「そこはバアバの席だよ。おばちゃんもちょっとバアバだけど、あっちの方がもっとバアバでしょ。席を譲ることを教えてもらわなかったの?」電車内でお年寄りに席を譲ろうとした5歳くらいの男の子のせりふです。読売新聞投書欄に載っていました。
なんでもおばあさんが乗って来たのを見た件の少年とそのお父さんが席を譲ろうと立ち上がったところ、30歳前後の女性が座ったことに対して少年が発した言葉だそうです。
その場面を目撃した女子高生が帰宅後、母親に報告しそれをお母さんが投書したようです。
「おばちゃんもちょっとバアバだけど」が笑わせてくれますね。

私も今日勉強会出席のため地下鉄乗車。帰りの車中、いい若いもんが座っていました。多くがスマホを「スー、トン、トン、スー」(うまい擬態語見つかりません)やっています。
ご老人はいなかったものの幼児を二人連れ、乳児を抱っこしたお母さんが立っていました。見かねたんでしょう初老(失礼)のご婦人が立って席を譲ろうとしてなにやら話しています。

なんか悲しかったですね。若くて体力もあるやろし立ってたらええのにな。そろそろ譲られても不思議ではない(?)つゆはらくんも立ってんねしなあ・・・・・・

私は基本的に立つようにしています。よほど空いてりゃ座りますが、たいがい立ちます。(高校のときはバスに乗ったら立って踵を上げて吊革持たずに鍛えてました。鞄にも砂缶を入れて重くして通っていました。握力、腕力の必要な剣道が強くなりたいばかりでね。その割には非力でした)
若い人たちは筋肉の鍛錬、平衡感覚の養成とでも思って立ちましょう。空いているときは座っていいからさ。

まあ少し、ほんのちょっと、他人のために優しくなれればいいんでしょう。自分も省みてそうするようにします。