献血
2013年09月23日
①走るか ②献血するか ③何もしないかという選択肢の中からさて私は何を選んだでしょう?
正解は②です。わざわざ出かけていきました。変わったやつです。
「交通費まで使って行かんでもええやろ」という声が聞こえます。私も自分でもそう思います。
今日が400mL の解禁日でしたんで。昨日だと映画ついでということになったんですがね。これが今年最後のそれですね。
採血中、看護師さんとおしゃべり。
「AB ですね。貴重ですね」
「少ない型ですもんね」
「400 ありがとうございます」
「いえいえ」
話が成分献血に及びました。
聞くところによると成分献血は血漿や血小板のみ採り分けて赤血球はまた体内に戻すんだそうです。その関係で2週間開ければまた採血が可能なようです。
「すごいな。いるのだけ採っていらないのは戻すんですか」
「だから時間が最大1時間かかるんですよ。それ以上はだめって決まっているんです。戻されるの嫌って方も多いですよ」
「確かに。1時間ですか。いらちな私には不向きですね」
「DVD とかも用意してあるし、ぐっすり寝てはる人もいて『ああ、よお寝た』って言うて帰らはる人もいますよ」
「まあ読書しといてもいいですしね」
「そうですよ」
「あ、あの黄色のがそうですか?」大きめのバッグに入ったそれはかなりの量です。
「そうです、そうです。血漿とかは4日しかもたないんです。癌とか大病の人には必要なんでね・・・・・・」
「そうなんですか。前向きに考えさせてもらいます」
「ろくな生き方していませんし少しでも困っている方の力になれればいいかな」と思います。
いい勉強になりました。成分献血がなんなのか今日初めて知りました。今まで以上にできる協力をさせてもらおうと考えます。
それを実行すれば今日が今年最後ではなくなりますね。さて、どうしましょう。できるならしたいんですが、また自分を縛ることがふえるのに躊躇するのは確かです。
それでも自分にできることやったらやろうかな。大金の寄付や災害現地に行っての支援はできひんし。せいぜい自分にできる社会貢献って献血だけやもんな。
「他人の心配より自分のこともっと考えや」という声が聞こえます。その通り。自身がちゃんと生きていないと他人さまのことまで考えられるわけがありませんからね。
しっかり生きて次の献血、成分献血で貢献できるようにしなければね。
まあ献血以上に自分が生きるための、自分のためのことをせにゃいけませんわな。
献血出がけに銀杏の木がありました。
「ギンナンあるかな?」とみあげるとありました。かなり熟していました。間もなく落ちてきそうです。
まだまだ暑いと思いつつも自然は秋です。
稲も重たげに頭を垂れています。
暑い今日でした。「暑さも彼岸まで」と言います。少しは涼しくなってくれるんでしょうか。
少しは涼しくなってほしいかな。