許されざる者
2013年09月22日
『許されざる者』を見ました。
暗い作品でした。下腹部に重石をのせられていくような感じです。
今ひとつ訴えたいことが伝わってきませんでした。
舞台が明治初期の北海道ということもあり見にいきました。初冬のロケと思われますが役者さんたちは大変だったでしょう。映画そのものより背景や「裏」に目がゆきました。
渡辺謙さんはもちろんですが柄本明さん、佐藤浩市さんなどみんな存在感があります。小池栄子さんもすごかった。佐藤さん演じる警察署長の非情ぶりが群を抜いていました。
なんていうんですか映画の最後に出るあれ。エンディングロールっていうんですかね。あれを見ると(いつも最後まで見ます)思います。
「実に多くの人がかかわって一つの映画ができいるんだなあ」と。
ほんのちょっとしかかかわらなかった人たちでもその映画が世に出て認められるというのはたとえようのない喜びなんでしょう。
だから私ごときがとやかく言うべきじゃないな。はい。
その後「眠眠」で餃子。学生んとき以来です。
先日餃子をおいしそうに食べているのをテレビで見ました。食べたくなりました。いただきました。おいしかったです。
焼き飯もあっさりめでうまし。ハーフサイズがあるのがうれしい。その酢豚もエビ天も美味でした。おまけにビールがSAPPOROのラガーです。値段も餃子250円、ハーフサイズは350~400円とお手軽でした。また行こっと。
新調なった高瀬舟を見に行きました。一の舟入に白木のそれが浮いて(?)いました。
まあ舟そのものはなんてことはないんですが鷗外の『高瀬舟』が浮かびます。苦しむ弟を救うため止むを得ず剃刀をひいた罪で遠島に処せられた喜助。それを護送する役人、庄兵衛とが高瀬舟の上で交わす会話には深いものを感じます。
さすが鷗外。なんちゃってそんなことはなんもわかっていません。
読売巨人軍がセリーグを制しました。(ぱちぱち)
阪神が昼に負けて優勝が決まっていたんで、なんか盛り上がりに欠けるそれになりました。
でもよかったですわ、とりあえず優勝できて。
その優勝にもいろんな人たちがかかわっているんでしょうね。バッティングピッチャーやトレーナー、通訳、素人にはわからない人たちが縁の下で支えているんですよね。そんな人たちみんなの喜びがつまった優勝です。おめでとうございます。
んでね、クライマックスがあるんです。広島なんかは初のそれを目指してとかいって張り切っています。首位から20ゲーム近く離れ、しかも5割を切った3位がCSってどうなんでしょう。そう思うのは私だけでしょうか。そういうきまりだから従いますが、なんかちょっと違う気がします。
まあえっか。
けっこう長い一日でいろいろやらせていただきました。歩きに歩いた感じもして脚に疲れを感じます。
そろそろやすませていただきます(好きにせよ「ははっ、ありがたき幸せ」)。