京都文教中高、京都産大付属中考
2013年09月11日
文教高校の説明会でした。ご縁はうすいんですが長女がお世話になったこともある(十分濃いと思いますが「かもね」)ので毎年行っています。
3階講堂、瑠璃殿へ上がる木製階段が擦り減っていることに109年の伝統を感じます。すごいですよね。来年110年ですよ。私のおよそ倍の年齢です。
昔は家政学園といって女子高でした。今は完全に共学化されました。いや中3、高3に女子限定クラスが残るかな、というところです。
「やさしい人になってほしい」そう、そんな人を育ててほしいです。
入試情報などを説明された美術の先生が作られたテロップだけの物語(? 語彙が貧困なため言いようがありません)が泣かせてくれました。悲しい話ですがええ話でした。実話でしょう。涙がにじみましたがこらえました。泣いている先生もいました。
詳しいことは紙面の都合で書けません。(え、なんも制限ないやん「いや私の文章力の問題です「それやったらしゃあないな」)
興味のある方は直接文教さんに問い合わせてください。
「そのDVDください」とね。
教頭先生の締めの挨拶もしみました。宗教家なんでしょうか。ハイデガーを例に引いての話です。哲学的な深いものでした。一言で表すなら「情操が大切」ということでしょうか。私の理解力ではそうなります。
両先生は昨年も同様の感動を与えてくださいました。ありがとうございます。私に真似はできませんが努力します。
昼からは京産大付属中高のF先生が来塾。私の大いなる勘違いで説明会をすっぽかしました。当日の資料をいただこうと電話をすると彼が出てくれました。
怖れ多くもそれをもってきてくれることになり今日の運びです。
前任校からの知り合いです。優秀な方で今や副校長先生です。ぱっと見もお若い。失礼ながらも年をうかがうと51歳だそうです。すっかり年をくったつゆちゃんとは違います。及ばずながらやるべきをやらせてもらいます。
日日やるべきをやらせてもらっていますが、それがなかなかに実績につながらない。それは自分の不徳だとはわかっていますが、少しは報われたい、と思うのが人情です。
「はたらけどはたらけど猶わが生活楽にならざりぢっと手を見る」
苦労を重ねた啄木は26歳で亡くなりました。
まあ、それなり苦労をしているつゆはらくんは56歳まで生きながらえています。
「ぢっと手を見る」こともあるかな。
懲りず飽きず拘らず毎日を送らせていただきましょう。