一工夫
2013年04月29日
『季節風 夏』を読みました。重松さんです。「冬」「春」をブックオフで買って読みました。染みました。ぜひ「夏」「秋」もと思っていましたがブックオフにはなし。たまたま大垣に行ったらありました。2冊で1,300円近くしましたが思いきりました。(たいそやなあ)あることである方からいただいた図書カードがありましたんで使わせていただきました。ありがとうございます。
「夏」を先に読みました。よかったです。ひとつ一つ題材は違いますがそれぞれが心に染み入ります。
離れて住む年老いた親をどうするかという切実な問題。自身の死んだ親を思い、涙しました。
最後の一球に未練が残る球児が主人公のそれには自分の高校時代を重ね合わせ、甘酸っぱい感傷に浸りました。(私は剣道部です。念のため)
親友の転校直前にトムとハックの冒険を実行するトオルとカズヤ。マーク・トウェインの『トム・ソーヤーの冒険』『ハックルベリー・フィンの冒険』を読んだ時の感動が蘇ります。
「秋」。連作完結編に入りました。急がずじっくり楽しませてもらいましょう。
じっと本を読んでいると体が固まってくるんで散歩(またか。好きやなあ「楽しいよ。お金もかからんし」まあ、そやけどな)。
ちっちゃい花を撮ろうと出かけました。私のデジタルカメラでは限界があります。接写が弱い。私の腕のせいではないと思います。
やっと収めた写真です。左はカタバミ、中はカラスのエンドウです。右はなんだっけ。知りません。
ろくな写真が撮れなかったんで畑の花に方針変更。とさまよいましたがハウスが多く露地もんがあんまりありません。エンドウと山椒、ネギの花です。どうでもいいっすね。
夕食は豆ご飯でした。あんまり得意ではない印象がありましたが、たいへんおいしかったです。豆の緑が鮮やかです。いっしょに炊かずにあらかじめ茹でておいた豆を炊き上がったご飯に混ぜるといいようです。
ほんのひと工夫でおいしさも変わります。そう、何につけ、ほんの少し相手を思いやる気持ちが必要なんでしょう。