むむむ、無題。さっきええ題がうかんでんけどな

2013年02月27日

人にあげるのに西賀茂チーズを買いに行きました。
元生徒のお母さんが店員さんでいらっしゃいます。目があったのでご挨拶。
「みなさんお元気ですか。Yくんは3回生・・・」
「いやこの4月から就職です」
「え、もうそんなんでしたっけ」
「相変わらず前と同じ調子で。勤まるんでしょうかね。すぐ戻ってきたりして」
「いやいやそんなことはないでしょう」
「Cも大学ですわ」
「え、もうそんなんでしたっけ。どこ行かはるんです?」
「造形です。趣味みたいなもんです」
「なんか造らはるんですか」
「イラストです」
「いやあ早いですね、時間のたつのは。私も年とるはずですわ」
「いやいやせんせはいつ見てもお若い」
「そんなことないですよ。すっかりおじさんです」お店がこんでいてあまり長話はできませんでした。

いやほんと光陰矢のごとしです。ほんとにいつの間にか30年やっちゃっています。長いです。30年前は若かった(当たり前か)。いつの間にか、ほんとにいつの間にか56歳。半世紀を超えて20世紀と21世紀を生きさせてもらっています。

ありがたいことと感謝しましょう。


遅い昼食。近くの車が止められるKという中華へ。店前にすごい数の原付が。入るとR大の野球部らしき男たちが20人くらいいたかな。ちょうど帰るところでちょっと待って無事着席。
彼らが帰るとき大きな声で店の人に挨拶。
「ありがとうございました」
「ごちそうさまでした」

「おおっやるやん。ちゃんと挨拶できるやん、礼儀わきまえているやん」と密かに感心。私の母校だけにちょっとうれしかった。まあ体育会だしそれなりにはしつけられているんでしょう。

一卓を囲んだ数人、たぶん最上回生でしょう。その人無きがごとき大声の会話には先の感心がちょっと遠のきました。
「まあでも俺も学生んときはあんなだったかなあ」と思い反省。若いときはそんなに回りに気を配れるものではないんでしょう。
今だから言えることでしょう。


夕方YTくんのお母さんがお礼に来てくださいました。
こっちは授業料をいただいて謂わば当然のことをやっているだけですが、やはりお礼の言葉があるとうれしいのは事実です。
彼は中3後半、追い込み時期に空き教室で黙々と自習していました。
結果H高校の特進に受かりました。公立希望でしたがH高に進むことを決めました。いい選択でしょう。3年後の結実を期待します。


講師のUくん卒業です。今日が最後の授業。終えて言います。
「長い間お世話になりました」
「ありがとうね。こちらこそ助かりました」そう2年半やってもらいました。
「これ、つまらないものですが」と菓子折をいただきました。
「若いのにできるな」私の同年齢のころを思えばできなかったであろうことを彼はしています。己の不徳をかみしめます。
郷里へ帰って公務員になる彼に声援をおくりましょう。


今日は(も)いろいろありました。まったく自分の力では制御できないところで世間は動いています。まあそりゃそうです。私ごときが制御できるほど世は簡単ではありません。


明日もいろいろあるんかなあ? あったらうれしいのとうれしくないのと半々かなあ・・・・・・どやろ。