漬け物三昧
2013年02月22日
『小さき者へ』。久々の重松清さんです。
きっかけは娘に借りた鷲田清一さんの『大事なものは見えにくい』に「慟哭した」という記述があったことです。
冷静な哲学者の彼が「慟哭」。「これは読まずんばなるまい」となりまして読みました。(ほんとはほんなんてよんでるばあいじゃないんですが)
彼の琴線と私のそれとは一致はしませんでした。慟哭まではいきませんでしたが泣けました。
親の老い、離婚、子の家庭内暴力、脱サラ事業の失敗による家庭内不和など、誰にでも起こりうる事態や避けられない現実を通して「家族とは」が綴られます。軽い主題ではありませんが課せられた問題を前に時には自棄になりながらもひたむきに生きる人たちが描かれます。
ぜひお読みください。
きっかけになった鷲田さんの方は私にはなかなかに難しい。思ったように頁が進みません。やっと3分の2までこぎつけたところです。知識や経験の深さに差があり過ぎて理解できないことがいっぱいです。途中放棄は悔しいから最後まで読みます。
阪大の学長をやった(確か)方です。京都在住です。京都新聞にも何回か登場されました。愛犬2頭と鴨川を散歩されているようです。ぱったり会ったらご挨拶しようかな。なんちゃって先方は私をご存じないしよしましょう。でもワンちゃんから接近してみようかな。
左、いただいたすぐきです。去年は食べなかったかなあ。けっこう高価な漬け物なんでいただいたりしないとなかなか口に入らぬこともあります。樽ごとに微妙な味の違いがあります(たぶん)。酸味が勝ち過ぎているのは不得手。これは絶妙。おいしいです。
ありがとうございます、Tさん。邪道かもしれませんがちょっとしょうゆをつけ七味を使うとおいしさがまします。
右、からし漬けです。うまいです。1年ぶりです。ご飯が進み過ぎて困ります。
幸せな漬け物三昧ですね。
かなりPCが不安定です。さっきから何度もため息をついてこれを書いたり更新したりしています。
一旦しめます。このあと書いてもどうなるかわかりません。はあまいったなあ。
ため息ついたらあかんとわかっていても出てしまう。
ふ~うう・・・・・・