支離滅裂

2013年01月09日

日明恩さんの『ロード&ゴー』よかったです。
救急車の機関員(運転する人をそう呼ぶようです)生田温志、救急救命士の森栄利子、隊長の筒井圭一を中心に物語は展開します。思わず巻き込まれた救急車ジャックの車内で彼らの活躍、挫折、絶望の姿が浮き彫りにされます。

もちろんフィクションですからちょっと無理な設定もありますが、それを差し引いてもあまりある感動をくれます。

ちなみに「load and go 」とは救急用語です。「救急車の到着現場では命にかかわる損傷の観察・処置以外は行わず一刻も速く病院に搬送せよ」というような意味だそうです。

今春大学に入るMTくん、HSくんは共に消防士志望です。ぜひ読んでもらいたいですね。迷惑かもしれんけどやろうかな。本の贈り物は難しいです。


もう1回人生をやり直すなら消防士や警察官、自衛官など人の役に立つ職業を選ぶかもしれません。まあいずれも厳しい職種だけに軟弱な私には無理だな。


「箱根」や大学ラグビー選手権、アメフトのライスボールなど感動の場面に多く遭遇。ここんところは春高バレーに心動いています。
いいですね、何事につけ懸命にやっている姿は。勝った喜びの顔ももちろんすばらしいですが負けて泣くそれらも十分に美しいです。

もう1回人生をやり直すならラグビーかアメフトをやりたいです。もっとも俺のカトンボのような体では練習初日に骨折、打撲で再起不能かもしれませぬ。

陸上部で「箱根」なんて憧れますね。これはほんのちょっと実現性はあるか、ね。高校時代から校内マラソン大会は速かったしな(その水準かい? いっぱいいるで「ですね」)。大学のときもスキーをやりましたがアルペンじゃなくてノルディックをやればよかったのにと回りから言われます。確かにそうですね。けっこう速かったです、陸上タイムレースは。


まあ、なにを言っても後の祭り。人生やり直せるわけもなし。今与えられている場所で、できることを精一杯やりながら生きていきましょう。

常在戦場、誠心誠意、一所懸命、傍若無人、支離滅裂でいきましょうか。

(あんま訳わからんこと書かん方がええで「承知。受け狙いや」受けるとは思わんけどな「やっぱりそうか」)