つながり
2012年10月25日
大谷中高等学校のU先生がいらっしゃいました。
今通っているMDくんの話から広がり過去の生徒の話になりました。
「彼より前で一番新しい生徒はNMさんですね」
「え、担任してました」
「彼女はR大へ行ったんですよね」
「そうです。それが今京大の院ですよ。『受かりました』と報告に来てくれました」
「すごいですねえ。寡黙ですが芯のしっかりした子でしたよね」
「そうなんです。よう覚えたはりますねえ」
「あとは中学で野球をやっていて高校からはTへ行ったIGくん」
「え、あの子も知ったはるんですか。私が中学の監督を最後にやったときの子ですわ」とかなんとかとめどなく、あっちへ跳びこっちへ弾みで会話が弾みました。たった数人だした名前を双方が知っている、しかもかなり深いつながりでお互いびっくりでした。長くやっているといろいろなことがありますね。
とっても懐かしい思いを感じました。ずっとやっててよかったです。
小学生の授業を終えてぼっとしていました。玄関の戸が開きます。
「? この時間に誰やろ。早過ぎるやん。誰が来たん?」と見ると高3になるTSさんでした。
「どしたん? 久しぶりやな。どうしてんの、進路は?」
「AOで立命に受かりました」
「おおおお」なんでも文学部の東洋研究学域とやらにみごと合格したそうです。
同級生の近況やらをその後1時間ずっといろいろしゃべってました。
1年半ぶりくらいの再会でしょうか。すっかり大人になった彼女に時の流れを感じます。
わざわざ報告に来てくれてとってもうれしかったですね。ずっとやっててよかったです。
ずっとやっているといろんなことがあります。そりゃあいいこともありますが、嫌なことしんどいこともあります。でも長くやっていればそれなりの楽しさうれしさがいっぱいです。
今後も卒業生が訪ねてくれたときに「俺がいたいな」と思います。そのためには元気で過ごさなけりゃね。
今日TSさん。また来てね。Sっこもいっしょにね。
大谷のU先生とも意外なつながりを感じられてうれしかったです。
人と人はどこでどうつながるかわかりません。どんな出会いも大切に生きていきましょう。