髙橋由一さん
2012年10月14日
早起きして行動開始。
MITSUHASHIでCW-Xが安いという情報。実は最近膝に違和感。それを使うことで少しでも膝の負担が減らせればと思いました。フルを走ることを考えるとけっこう、いやかなり切実です。
行って実際に店員さんに尋ねると安いのはあまり実効性がないようです。
「そうか、どうしよう」考えました。買いました。(早いな「いやあ逡巡はありましたよ」やろなあ。優柔不断な君やし「はい」)当初予算を大幅に越えましたが、これで膝への負担が軽減されるんならよしです。
続いて靴がかなりすり減っているんで買おうかなと。
ちょうど足の具合を調べてアドバイスをくれる人がいたんで測ってもらいました。その結果は最悪。なんかいろいろ説明していただきましたがいいことは一つもありませんでした。
確かにその人がおっしゃる通り右足にかなり比重がかかっているのは自覚していました。まあしかしそれでも普通に走ることができていますからいいんんです。
「ちなみにレースとか出られます」
「あ、はい」
「フルなんかも走られますか」
「あ、まあ何回かでました。今度は大阪が走れます」
「おお、それはよかったですね。どれくらいですか」
「それは時間ですか」
「ええ」
「3時間44分です」
「え、、、、そんなに速いんですか」
「いや、別に、そんな」
「・・・・・・・。いや失礼しました。そんなに、ねえ。でもそれだけ走れるんやったらあの、あそこのあれがいいですよ」とNBの靴を勧められました。
「軽いですね」でも履いてみるとしっくりきません。
「なんか違いますねえ。ちょっと」とかなんとかしゃべっていて気づきましたが、彼はNBの営業の人だったようです。せっかくいろいろアドバイスをいただきましたがけっきょくNBは買わず、彼には悪いことをしました。
ミズノを買って店をあとにしました。
ごめんなさいね。
せっかく中心部へ来たんで考えます。
「なんかすることないかなあ。そや、確か髙橋なんだかさんの絵の展示が」と思いスマホで検索。これはとっても便利です。ありました。京都国立近代美術館です。
およそ私には似つかわしくないんですが、あの『鮭』を見ようと長い脚をのばしました美術館へ。
髙橋由一さん。まったく予備知識はありません。あるのは「鮭」だけです。幕末から明治にかけての人のよう。日本で初めて油絵を描いた方です。
「鮭」がありました。確かに写真のように精緻、緻密なそれでした。でも印象に残ったのは桜を描いた絵でした。
真ん中で枝がぽっきり折れていました。
4階ギャラリーでは字面でしか知らない北大路魯山人や河合寛次郎、志村ふくみさん、梅原龍三郎の作品を目の当たりにできました。
絵や陶器、染物など芸術系はまったくの門外漢。なんもわかりませんが、たまにはそんなんも経験してもええかなと思った一日でした。
歩きました。家内の万歩計では、優に10kmを超えたようです。さすがの私もさすがに脚が疲れました。帰宅後さっそくCW-Xをはいて走ろうと思いましたが、その元気やなし、でした。
私はともかくそれにつきあって歩いてくれた彼女に感謝です。