地震雷火事親父
2012年08月21日
ものすごい雷雨でした。光と音の間隔がだんだん小さくなってきます。
「これは来るかな」と思っていたら来ました。光った瞬間にすごい音がして電灯が消え、エアコンが止まりました。
「25年くらい前かなあ。夏休みに近くの電柱に落雷があって停電。エアコンは使えへんし、電気はつかへんし、で参ったわ」なんて話をしていました。まさしくその停電です。
「参ったな」でも道をはさんだ東校舎の個別の部屋は電気がついています。
「落ちた場所の関係?」とか思いながら急遽教室移動、授業再開。でも近隣諸国、ちゃうご近所の様子は平静。
「まさかうちだけっていうのは変ですよね」とか言いながらブレーカーを確認。平常です。思い切って主電源を下げて上げました。つきました。
よくわかりませんがとりあえずよかったです。
手元の暗いのはなんとかなりますがエアコンが動かないのはきついです。電気のありがたさがわかります。計画停電の話もあり節電を心がけていますがちょっと気が緩んでいる面もあるのは事実です。再考のきっかけをくれた雷さんにある意味感謝です。
雷といえばおもしろい話があります。10年ほど前でしょうか。町内対抗のソフトボール大会で我が町内はなんと4連覇。汗を流して足洗いということでみんな自宅へ。終わりごろから遠雷聞こえていました。帰ってシャワーを浴びていると本降り。雷もかなり激しく鳴っています。
風呂から出て身体を拭いているとピカッと光るやドッシャンバリバリとすごい音がして地面が揺れました。
「落ちたな」と。
足洗いの集合時間には雨もあがり雷も去りました。
おもむろにFさん宅へ。
「さっきの雷落ちたんうちのすぐ横の電柱や。電話とテレビが『ボン』いうてアウト」
「ええ~」
「そやけど保険に入ってたし、さらになるしラッキーや」とNさん。
そんな保険があんにゃ。
Fさんちもすぐ近く。
「わし、あん時風呂入っててん。湯船に電気走ってびりびりや。びっくりしたわ。そやけど腰痛かったんが治ってん」とほんまのようなうそのような話。
どうですおもろいでしょ(え、おもんない? そうかなあ今日生徒にこの話したらむっちゃ受けたんやけどなあ。俺の話術の力かなあ「そんなたいそなもんないやろ」いやしゃべりは自信ありまっせ。おもろい話は得意です。真面目な話は苦手です「どんな塾のせんせや」いや実は恥ずかしがりです「はいはい、難しいやっちゃね」)。
ともあれ大きな事故にならなくて良かったです。先日来痛ましい、悲しい事故が相次いでいます。気をつけるに越したことはありません。
なんといっても「地震雷火事親父」。恐ろしいものの2番目に挙げられている訳ですから、ね。