北へ
2012年08月10日
夏期講習前半が終わった~~~ !!!!!!
盆休みが明ければ1週間ちょいなんで実質は4分の3が終わりました。長いようでけっこうあっという間の夏期講習です。
正直ちょっと疲れました。
生徒たちもよくがんばりました。最大8コマの日をふくめて月金の5日間。18日を終えました。
おじさんもよくやりました。年の割には元気を自負していますが、いつまでこんな過激な講習をできるんでしょうかね。60歳を迎えても
「露原努、還暦。がんばります」なんて言っているんでしょうかね。
そうなれるよう身体に気をつけてがんばりましょうか。(全然気いつけてないやん{ですね」)
国語の講習テキスト。今日は向田邦子さんが登場。遠足朝の海苔巻きが話題の随筆です。
彼女の本は出ているのはほとんど読んだというくらい好きです。心の機微を綴らせたら右に出る人がいないと私は思っています。不慮の事故死を遂げられたときは悲嘆にくれました。惜しい人は早く亡くなるんでしょうか。生きていらっしゃったらもっともっとすばらしい作品を生みだされたでしょうに、と思います。
さて「海苔巻き」。「端っこがご飯の割に海苔やかんぴょうが多く好き」という頷ける話です。
昔は海苔巻きはごちそう。晴れの食事という感じでした。でも私はおにぎりの方が好きだったかな。今はお家で作られるのは少ないようです。生徒に聞いてみた結果です。手間を考えれば安く買えますもんね。
弁当といえば北海道へ行って初めての小6春の遠足。弁当箱に俵型の小さなおにぎりとたまご焼きのおかずなどを入れてもらってうきうき出かけました。
さて弁当の時間になって弁当箱をとり出すと回りの空気が違います。
「?」と思う間もなく誰かが叫びます。
「お~い、つゆはらの弁当変だぞ~」
「??」
「ほんとだ。なにこれ。箱に入ってるぞ」
思います。
「普通やん」でもみんなのそれを見ると確かに違う。
アルミホイルで包んだおっきなおにぎりが2つ、3つ。おかずはあるのかないのかわからない感じ。それもホイル包み。それらがビニル袋のようなものに入っています。衝撃でしたね。
私に言わせりゃ
「お前ら(失礼)の方がふつうちゃうで」でした。まあ文化の違いでしょうか。合理的ですね。「箱」がなけりゃ帰りはらくちんです。北海道は全国から集まった人たちが築いた社会なんでそうなるべくしてそうなったと思います。
結婚式はご祝儀なし。会費制です。昔、父親が驚いていた記憶があります。そう異文化が集まった北海道はそれらがうまく収束するところへしかるべく収まったんでしょう。
実は明日その北へ行きます。釧路、知床を訪ねます。
明日以降の北紀行をお楽しみください。