罪深きもの、汝の名はヒト
2012年05月15日
朝ゼミに来るとゴミがカラスによってひどいありさまになっています。ゼミ斜交いがゴミ出しの場所です。
「朝一からいやだなああ」見て見ぬふりはできないんで袋を持って外に出ました。するとご近所のMさんも箒とちり取りを持って出てこられました。
「いやですねえ。カラスも食べんことには生きていけへんのはわかりますが、ねえ」
「ちゃんとネットの中に入れてくれはったらええのにねえ」とかなんとか言いながら片づけました。
正直得意なことではありません。嘔吐きそうになりました。
中身が見えないとカラスはゴミをあさらないという話を聞いたことがあります。ゴミ出しのときはみなさんちょっと心がけてください。
ゴミを出したご当人は自分のゴミがそういう状況だったことはまったくお気づきじゃないんですよね、これが。
カラスに恨みはありません、じゃなくてあります。やつら(失礼)のせいで去年2回とてつもなく悲しい思いをしました。それまでは嫌われ者の彼らに対し憐憫(これは上から目線か)というか同情を覚えていましたが、件のできごと以来は嫌っています。
生きる上でやむなしなんでしょうが「そこまですんなや」ということを体験しました。
まあ我々ヒトとて他者の命をいただいて生きているんですから同じなのかもしれません。せめて罪深き生き物なんだということを自覚して日日を送りましょう。