なあなあ
2012年05月11日
『てのひらの闇』藤原伊織さんを読んでいます。これがおもしろい。
早期退職に応じた堀江。勤める会社の会長がとある映像を彼に見せた後自殺。20年前に恩義を受けた会長の死の謎を明かすべく行動を起こす。
先が読みたくて仕方がないんですが如何せん忙しく時間がない。仕事はもちろんですがブログ、筋トレ、走りなどなど、やりたいことやるべきことがいっぱいです。(欲張りやねえ「はい」)
花の植え替え、タイヤ交換、散髪・・・・・・週末から月曜日でとりあえずの紙仕事を片づけ来週はその他の雑用、趣味をするのを楽しみにしましょう。
「世界にいい影響を与える国」で日本が一番に選ばれたようです。意外ですね。どうなんでしょう。どんな面が世界各国に評価されたんでしょう。
領土問題で中国や韓国、ロシアのごり押しに対する控えめな対応が美徳と思われたんでしょうか。
控えめに言えば、確かに大きな震災に見まわれた東北の方々の冷静さ、秩序立った振る舞いには同じ日本人としても感銘を受けました。ただ裏を返せば本音を言いきれない弱さ(それは私にも言えることです。ついつい対決を避け妥協してしまう)が垣間見られます。もっと主張してもいいでしょう。言わなきゃ通用しないでしょう、世界では。
いや日常でもそうでしょう。摩擦を避けてなあなあでいくのは楽ですがそれだけでは乗り切れない面があるのが世間の現実でしょう。これは自分にも言っています。若いころは恥ずかしいくらい摩擦を好みました。いや好んではいませんが、ぶつかりました。歳をくってどこか変に丸くなってしまった自分を悲しく思うときもあります。
歳を重ねると知らなくてもいいことを知ったり、見なくてもわかることがふえたりします。それはそれで成長だし悪いことではありませんがどこかに諦めや妥協が生まれているのは事実かな・・・・・
そう、日日そんなこんなどうでもいいことを思ったり悩んだりしながら生きています。人間ってきっと生きている限りこんな調子なんでしょうね。いや私だけかな。