下仁田ネギ
2012年04月04日
ずいぶん前からゼミ横の畑に気になる野菜があります。
ネギのようですが明らかに違います。
Sさんが畑に来たので聞きました。
ニンニクだそうです。初めて見知りました。ありがとうございます。またひとつ賢く(?)なりました。55年生きていて初見です。食べたことはありますが畑に植わっているのはこんな感じなんですね。
もう一つは下仁田ネギです。これは小ぶりながら、そうだろうなとは思っていました。
「やっぱり天気がちゃうんかな。なかなか大きならへんねや」とSさん。群馬など北関東の気候風土と京都、そう大差がないようにも思いますがネギは敏感なんでしょうか。
「いつでも取って持って帰ってや。売りもんで作ってんのんちゃうんやさかい」
「ありがとうございます。いただきます」とは言ったもののさすがの私も勝手に掘り取るのは厚かましさが過ぎます。
今日たまたまSさんにお会いしました。
「せんせ、ネギ、ネギ。持って帰ってや」といただきました。
聞けば2年目だそうです。
「ネギ坊主が出てるんと出てへんのと両方やるさかい味教えてや」と手慣れた様子(当然か)で数株いただきました。楽しみです。話やテレビでは見聞きした「下仁田」です。白い部分を焼いたりすき焼きの具にしたりして食するようです。豚肉で巻いて焼いてもよろしいようです。
湯通しした青(緑)のところをわさび醤油で刺身のように食べる調理法もあるようです。ちょっと安心。だって白い部分なんてほんの10㎝くらいしかないし、青いとこほかしたらもったいないもんね。
関西はどちらかと言えば青ネギ文化圏、関東は白ネギですよね。
うどんでもそばでもラーメンでも緑のネギが満載だとうれしくなるのは私だけではないでしょう、関西人ならね。魁力屋さんで「ネギ多め」を注文して表面緑いっぱいは楽しいです。しゃきしゃき食感はラーメン必須です。
昔仕事で関東出張。宇都宮だか前橋だかでラーメンを頼むと白髪ネギと言うんでしょうか、ネギの白い部位を細く細く長く長く刻んだそれが麺の上にたっぷり。
そのまま口に入れると辛苦かったです。
しばらくしてつゆに浸ったネギを食べると甘美味かったです。
食べ物はおもしろいです。ところ変われば品変わるです。
新年度が始まって3日。まだ落ち着きません。
昨日は中1が全員補習に来ていました。中3も熱心にやっています。中2も自覚が出たのか神妙に受講。この調子で1年間がんばっていきましょう。