地味ながら・・・・・・
2012年03月19日
夕方おにぎりを食べているとピンポンが鳴ります。
「誰やろ?」と出てみるとTSくんでした。
「おお久しぶり。どうやった?」彼は高3です。
「思ってた通りにはいかんかったんですが、天理大に決まりました」
「そうかそうか。よかったなあ。通うんか?」
「いや野球部の寮にお世話になってそこから通います」
「野球? 続けるんや。野球やって勉強して大変やなあ」
「それにバイトもせなあかんし・・・・・・で、もうすぐ向こうへ行くんで報告に来ました」律儀な子です。
「そうか。元気でな。またこっち帰ってきたら顔見せてや。今日はありがとうな。ブログで触れさせてもらうわ」
真面目で努力家だった彼。きっと充実の学生生活を送ってくれるでしょう。
7時前、自転車を並べているとOさん母娘が来てくれました。彼女は紫野高校に合格しました。
「紫高(むらこう)あかんかったら他の公立はいきません」で受けただけにうれしそうです。本人もお母さんも満面の笑顔です。こちらまでうれしくなります。
総合選抜では結果的に定員割れした高校も出たようです。「回し」によって不本意な、望まぬ高校へ行かねばならなくなった生徒もいるんでしょう。
「バス停方式」などという訳のわからんやり方で勝手に合格校を決められるのは理不尽に過ぎますね。そろそろ行きたい高校を受けるという受験本来の形にするべきではないでしょうかね。その方が公平だと思います。
受けたいところを受けてだめだったら諦めもつくでしょう。総合選抜で思いもしなかった高校へ行かざるを得なくなるというのは納得しがたいでしょう。
ともあれうちの生徒たちはみんなが行きたいところへ行けてよかったです。
これで4年連続公立私立とも全員が合格しています。まあ当然か・・・・・・
地味ですがやるべきことをきちっとやらせていただいている成果でしょうか。
今後も変わらずできることをしっかりとやっていくつもりです。