世界フィギュア

2012年03月31日

何もしなかったようでいろいろしたようで実は何もしない一日でした。

鴨川で撮った桜のつぼみです。例年に比すと遅いですね。

CIMG1199.JPGCIMG1202.JPG

にわか雨あとの虹です。

CIMG1197.JPG


細野環境大臣が京都駅で被災地のがれき受け入れについての演説をおこなった際の様子を今テレビで見ました。
反対派がなんかを叫んでいました。思わず叫んでしまいました。
「なんでやねん。みんなで分かち合わなあかんやろ」

どうなんですか。私は正直受け入れていいと思っているんですが、浅薄な私ですから高邁なご意見をお持ちの方に切々と語られれば翻意するかもしれません、いやしません。

なんか悲しくて寂しくて・・・・・・

そりゃ私だって自分が大切ですよ。がれき処理が即死につながるんならそらいやです。でもそんなことはないんでしょ。

きっと、こ難しい理屈があるんでしょうね、反対派の方々には。私は理路整然は苦手ですし科学的な知識はありません。ただ人として同じ日本人として痛みを分かち合おうという気持ちだけは持っています。

近所にごみ処理場ができる、葬儀場ができるとなると反対を唱える方々がいるのにも前前からなんか変やなと思っていました。
「あんた、ごみ出さへんの? 死んだときどうすんの? 葬儀場の世話にならへんの?」とね。


世界フィギュアで髙橋大輔くんと羽生結弦くんが2位と3位に入って感動していました。そこへ先ほどのニュース報道があり一気に疲れを感じました。

寝る前にこの気分はよくないので、世界フィギュアを頭においてやすませてもらいましょう。

人それぞれ思いは違うのは当然。でもちょっとだけ相手の立場に立ちましょう。

とかなんとか言っていますが自分にその言葉を向けましょう。

ウグイス

2012年03月30日

走っているとよく犬に会います。もちろん犬が一人で歩いているのではなく飼い主といっしょです(言わんでもわかる「やね」)。
今朝は向こうからとってもかわいいラブラドール。思わず手を振るとやつも私をじっと見つめて物欲しそうな顔。
「このおっちゃん遊んでくれそう」という顔です。そのまま走り過ぎようとすると飼い主の女性が大きな声で言わはりました。
「おはようございま~す」私もあわてて返します。
「あ、おはようございます」
このやり取りでなんかうれしくなって、爽快な気持ちよい朝になりました。
挨拶は大切です。たったの一言で相手を喜ばすことができますもんね。(相変わらず単純やね「そうです。わかりやすいですよ」)

一応私も犬を見て手を振ります。飼い主さんにはあまり目を向けないようにします。そっちに手を振っているように思われたら怪しいおじさんになってしまいます(犬に手を振るだけで十分怪しいで「やっぱりそうですか」)。まあたまにあからさまに嫌な顔をされて引き綱を手繰る飼い主さんもいらっしゃいます。それはそれでしようがありません。不快に思うことはありません。私はかわいいワンちゃんに愛想を振りまいているだけですから、ね。


原谷で小学生の授業中ウグイスの声がしきりと聞こえてきます。思わず聞き惚れてしまう声です。鳴き声を文字にするのは難しいです。ちょっと変わったさえずりのそれが聞こえました。ウグイスにも偏固意固地なやつがいるんです。
一所懸命聞いてメモしました。
「ケキョキョケキョケキョケケキョケッキョ」と聞こえました。
もう一つあり。
「ホウホキョ」と聞こえました。

なんとも味なもんです。教室でウグイスの声が聞こえるんですからね。
原谷は不便な面もありますがええとこです。

走っていてタテハを見かけました。
今日は暖かかったんで彼(彼女)も思わず飛んだんでしょう。

春が来たんでしょう。

千客万来

2012年03月29日

教材の残りを仕分けして車に積んで原谷へ運び下ろしてまた運び上げて、ちかれました。腰をやってはいけないので十二分に気をつけながらの作業です。汗かいた・・・・・・

数を確認しているとピンポンが鳴ります。
「は~い」
見るとNYくんとお母さま。
「ご挨拶が遅くなって、この子といっしょに来ようと思っててやっとつかまえて連れてきました」
「いやいやご丁寧にありがとうございます」
こちらは授業料をいただいて当然のことをしているだけですが、感謝をしていただける仕事ができるのはありがたいことです。
弟くんが来週から来てくれるそうです。期待にそうべくやらせていただきましょう。

中2、小6のご兄弟が入塾希望のお母さんが4歳(本人は「3歳」と言っていました)の子を連れてきてくれました。他にもメールや電話での申し込みと千客万来(?)の一日でした。ありがたことです。

新聞の集金もコピー屋さんの保守修理作業、地図やさんの集金や運送屋さんの納品などなどもありました。なんかぱたぱた忙しかったですね。それもまたありがたいことです。

打って変わって授業は小6が全員なんだかんだの用事で休み。中2もなんだかこんだかで2人が来ただけ。お陰で雑用は捗りましたがちょっと寂しかったですね。まあ春休みなんで家族で出かけることもありましょう。それぞれみんないろいろありましょう。来年度末はゼミも休みにしましょうか。ここ2、3年は休んでませんがその前は年度末休講をいただいていました。考えておきます。


今日はあったかかったですね。昼にカレー南蛮(そば)をいただきました。おいしかった熱(暑)かった汗が出た。
ゼミ近くの蕎麦屋さんのそれはうまいんですよね。ふつう「カレー」はうどんですが、そこはそれ(どれ?)蕎麦屋だけに当然そばがうまい。(うどんは正直今ひとつ)
うちの近所にもカレーそばのうまい店があります。「カレー」と言えば「うどん」が定番だった私の常識が覆されました。(しょうもない常識やね「やね」)

余談ですが北海道には「カレー」ラーメンがあります。こっちではあまりお目にかかりませんがこれはなかなかにうまいですよ。もし行かれる機会があればぜひお試しを。(お口に合わなくても責任は負いません。あはは)

教材を運び終わった時は背中に汗を感じました。すっかり春でしょうか。

写真はキバナスイセンでしょうか。目に鮮やかです。もう一つはセイヨウアジサイの新芽です。
ここ数日の暖かさで一気に花咲かせ、芽を伸ばしました。

春が来ましたか、ね。

歩行者、自転車、自動車

2012年03月28日

この冬は甘えから自転車出勤は1回もやりませんでした。
「甘えすぎたな」と今日は自転車にしました(おそすぎるな。取り返せないよ「はい」)。
狭めの歩道。よく見るとこの歩道は自転車がだめなようです。でもその横の車道はやはり狭くておまけにバスやダンプの往来も激しいんです。
「ん~ん。どうしよう」と悩みつつも歩行者がいなかったのでそのまま歩道を通らせてもらいました。

自転車の立場は微妙ですよね。歩道では歩く人の邪魔になり車道では車にご迷惑をかける。なんとも罪作りな存在です。

この間も京都新聞に堀川や御池などで自転車レーンの整備をするというような記事を見かけました。とても便利で快適な乗り物です。三者が平和に共存できる方策を、歩み寄り地点を考えたいものです。

ひさびさの自転車でお尻が痛いです。けっこう脚にもきています。走るのとはまた違う疲れです。


教材の仕訳で重い箱を持ったこともあり若干腰がだるいです。紙は重いですね。運送屋さんは3箱いっぺんに持っています。さすがプロ。私も若いころは本をめいっぱい詰め込んだ衣装ケースを平気で2箱持って階段を上り下りしましたが今は無理でしょう。ぎっくり腰になって笑えない落ちをつけるのがいいところです。
用心しつつ1箱ずつを「よっこらしょ」と持ち上げています。明日、明後日で片づけねばなりません。ぼちぼちいきましょう。


今日もポスティングをしました。終わった途端激しい雨。走ってあったまった身体が一気に冷える寒い雨でした。犬にも吠えられたし、ポストのふたで指を切るしで散散。

でも途中巣作り、子育てにふさわしい場所を探すツバメさんに遭遇。

寒い寒いと思いつつも春は確実にそこまで来ています。

すべてを大事に

2012年03月27日

つましい公務員の家庭に育ちました。幼いころから物を大切にするようにしつけられたと思います。
基本的に破れたり壊れたりしない限りは物は捨てません。ご飯粒も一粒残さずいまだに食べています。お弁当のふたについたそれもきちんと食べます。

そうは言っても好きなものを食べたり飲んだりと分に過ぎた贅沢をしている面もあるのは否めません。今少し律すべきです。反省しています。

使えるうちは捨てないので愛用品は年季が入っています。
左は箸。7、8年使っているでしょうか。擦り切れて角が丸くなりつつあります。(あんたももうちょっと角が取れて丸なったらええねんけどな「最近丸なったやろ」まあね)折れるまで使おっと。

中は家で使うノートパソコンのマウス。よくもここまではげたなというくらい使いこみました。かなり手になじんでいます。5年は使っているかな。最近気づきましたが右手薬指にペンだこならぬマウスだこができました。そこまで書かんでもええやろというくらい毎夜のおバカブログの成果(?)ならぬ副産物(?)でもなく、なんやろ・・・・・・ええ言葉が思いつきません(貧困やな語彙が「御意」)

右は走るときの腕時計。使いこんで10年以上でしょうか。電池を替えバンドを替えで長年使っています。上塗りははげひび割れまで出てきました。最近また電池がないのか時刻表示にすると点滅状態が続きます。できるものならもう一回電池交換をお願いしましょうか。とっても愛着があるんでね。

CIMG1176.JPGCIMG1177.JPGCIMG1178.JPG

他にも愛用品はいっぱいあります。
車は10年と半年10万km を共にしました。だめになるまで乗りましょうか。
学生時代に生協で買ったセーターは30年以上持っています。さすがにここ数年は着ていませんが(捨てなさい「まあね。でもいざそう思うと・・・」)。

極めつけは55年です。そう自身の身体です。よくもまあ酷使に耐え、不節制をものともせずがんばっていますね。ここはそれ丈夫に産んでくれた親に感謝すべきなんでしょう。

根底に「もったいない」があるんですね。まあ単なる「けち」なのかもしれません。まあ「けち」はともかく物を大事にするのはわるいことではありません。今後も基本路線はそれでいきます。

両親とも短命でしたがその分私が生かされているんでしょうね。
いつ限界を迎えるかわかりませんがせいぜい大事にしてやらにゃいけないなとは正直考えています。

人や物、自分の身体だけではなくまわりにあるもの、人すべてに優しく、大切に思う気持ちを忘れずにいきます。

ポスティング

2012年03月26日

朝からポスティング。寒かった。雪混じりの雨ですよ。もうすぐそこまで4月が来ているというのになんという寒さなんでしょう。
1時間半くらいで300枚まけました。ランニングシューズを履いてずっと走っていたので10km位はいったでしょう。走るのが主かチラシ配りが主かわかりません。
問い合わせにつながればいいんですがね。

配り終えたところで見つけました。ポニーです。

CA3G0522.jpg

キャベツや草をむしむし食べていました。おばさんがバナナを手に持ち
「はいはいバナナやで」と言って手を差し出していましたが最初は気づかないのかまったく無視。ついに目に入ったのかおもむろに近寄り、メシっとかじり、はぐはぐと口を動かして食べていました。

聞くところによると高級国産車1台分(300万円)くらいのお値段だそうです。なんでも個人の方がペットとして飼ってらっしゃるそうです。
とても広い土地を柵がこいしてその中で自由に動き回るという贅沢を与えられています。ある意味とっても恵まれていて羨ましいです。かなりの面積を一頭で占有なさっています。


夕方電話がありました。
「チラシが入ってたんですけど体験とか見学ってどうすればいいんですか」
「お電話ありがとうございます。何年生のお子さんですか」
「今度中1です」
「それでしたら・・・・・・」と説明します。
今日のポスティングの成果でしょうか。それやったらとってもうれしいんですが。
けっきょく木曜日に体験に来てくれることになりました。
「鳥居さんはええって話はあちこちで聞いてるんです」
「そうですか。ありがとうございます。長くやらせていただいているんでうちをご存じの方も多いでしょうから」
「よう面倒見てくれはると聞いてますよ」
いやはやありがたいことです。たいした取り柄はありませんが、ただただ長い間真面目にはやらせてもらったとは思います。認めてくださる方がいらっしゃるのはうれしいことです。
今後も変わらずこつこつとやらせていただきましょう。


個別のMKさんが熊本土産をくれました。なんでもおじいちゃんの還暦祝いで家族旅行をしたそうです。いいですね。家族円満が目に浮かびます。Mさんちは折にふれちょっとしたお土産や手土産をくださいます。心の隅にゼミのことを置いてくださるのはありがたいことです。

4年半にわたり講師をしてくれたYRくんがお酒をくれました。
「長い間お世話になりました。これ、私と母からのお礼です」
「こちらこそありがとう。長い間やってくれて助かりました」
他者に対するちょっとした心遣い、私も忘れないようにします。


若いうちはなかなかそういう気遣いはできないものです。私も最近やっとできるようになりました。厚意をうけたらすぐその謝意も表すようにもしています。これも50を越えてやっと人並みになりましたか、ね。

歳を重ねてできなくなることもふえてくるんでしょう(歯や目に老いを感じて久しいです)が、できなかったこともできるようになります。経験したからこそできることをふやしていきましょう。

「利己」ではなく「利他」のためにね。

聖護院

2012年03月25日

いやはや、なんとも3月の末とは思えないお天気でした。
雨は突然降り出すわ霙、雪混じりになるわの寒い一日でした。
走ろうと思いつつも様子見。新聞や本を読んだりしていましたが、けっきょく走れずじまい。
まあこんな日もありますか。

このまま何もぜず終わるのも癪なんで夕飯をつくりました。

菜の花からし和え。

先っぽ、中ほど、根元の固いところを時間差でゆでます。ゆで過ぎないように注意しつつ火加減調整。しっかり水気を切って市販の「素」をふりかけよく混ぜて完成。

ゆで加減絶妙(自分で言いなや)。歯ごたえしゃっきりくっきり。春の味が苦みに凝結。美味。

CIMG1169.JPGCIMG1175.JPGCIMG1172.JPG

アスパラガスの豚肉巻き。

アスパラガスははかまをとって下の方は皮をむき軽くゆでてから肉を巻きます。塩こしょうをしてフライパンでしっかり焼いて中まで熱が通るようにふたをします。

アスパラのゆで加減ちょうどよし。塩こしょうのみのあっさり味が豚の脂にぴったり。うまし。

聖護院大根とあげさんの炊いたん。

農家の方からいただいたそれを乱切りにして油抜きをしたおあげさんと煮ます。
厚めに皮をむくべきところ「もったいない」と思ってうすく皮をむきました。結果的にはこれ失敗。外側は筋筋な食感が残りました。やはり専門家の忠告には従うべきです。

それ以外は問題なし。口に入れるととろけてしまいそうなくらいやさしい炊き上がりです。微妙な大根の苦みを吸ったあげさんもうまい。

(すんません。写真が逆です。今気づきました)


関西では「あげ」を「あげさん」あるいは「おあげさん」と言います。なんで「あげ」に尊称をつけるのかは謎です。「あめ」も「あめちゃん」と言いますよね。「おまめさん」とも言います。なんででしょうね。

「たいたん」もおもしろいですね。「炊いたもの」→「炊いたの」→「炊いたん」なんでしょうね。


閑話休題。

えっと元の話なんやったか忘れました。そうか食べもんか。

そうもう一品ホッケの干物も焼きました。大根おろしたっぷりで食べました。おいしかったです。(ようけ食べるね)

お腹いっぱいご飯がいただける幸せに感謝しなくてはいけませんね。

感謝しつつおやすみなさいませ。


福井晴敏、柴田よしき

2012年03月24日

帰路、双方一旦停止の交差点。(よくパトカーや白バイが張っています。ご注意ください「それどこか言うてくれへんかったらわからへんやん」ええね。地元の人はたいがい知ってはるし)
右側から自転車に乗った中学生くらいの3人連れ。私が止まって彼らに先に行ってもらいました。するとなんとその中の一人が私に向かってぺこりと会釈をするではありませんか。
礼儀をわきまえたすばらしい若者です。この一事で幸せ気分に浸れました。

実は昨日とっても不快なことがありました。信号で止まった前の高級車ベンチ(?)の運転席から火のついたタバコが投げ捨てられました。
高級車にお乗りのさぞかし徳の高いお方なんでしょう。きっとご自分のお車はとってもきれいに磨いていらっしゃるにちがいありません。ですからそれは汚さずに道路を灰皿になさるんですね。りっぱな心がけ、感心の極みです。
嫌味はこんくらいにしましょう。

「お郷が知れる」というやつでしょうか。私だってけっしていいお郷には育っていませんから他者云々はやめます。他人はほっといて、人にそう後ろ指をさされることだけは避けて生きていきます。

すんません。愚痴や非難はできるだけよそうと思っていますがつい、つい、つい、あまりにも腹立ちが大きかったもので・・・・・・

「最近の若いやつは」なんてよく言われますが老若は関係ないですね。要はその方の資質の問題でしょう。

うちの生徒の中にもきちんと大きな声であいさつができる子がいっぱいいます。

「こんにちは」
「こんばんは」
「さようなら」
「ありがとうございました」なんかがきちんと聞こえてくるとたいへん気持ちがいい。勉強なんてできなくていい(いやそれはあかんか)とはいいませんが、ほっとします。算数ができる、社会の知識が豊富という以前にある大事なことができることに安心を感じます。

ええ子が多くいていがっだ、いがっだ(なんで、急に方言なん?「さしたる理由はないし気にせんといて」ほうか)。


今日はロボットをやって、昼からも、朝来られない子に同じことをやって、なんだかんだやっていると帰りは・・・・・・


走ろうかとも思いましたが雨模様なんで雨読。
『twelve Y. O.』 福井晴敏さんを読みました。けっこう難しい話でしたが楽しませてもらいました。
『亡国のイージス』の方がおもしろかったです。
次はまた柴田よしきさんにいこうと思っています。

明日は休みですからゆっくりしましょうか、いや、うんうんどうしようかな。走ろうかな20km くらいはね。
と思っています。


ではでは、また明日よろしく。

つまんない話にお付き合いありがとござんす。

花き(花卉)市場

2012年03月23日

日本の花の生産量がオランダ、アメリカに次いで世界3位だそうです。オランダは世界の花市場の6割強を占めるそうです。チューリップで有名ですが、これほどまでにすごいとは思いませんでした。人口比では日本の15%にも満たない小国ですが花では世界一の大国なんですね。

日本人には花好きが多いのかと調べてみましたが、そうでもないようです。切り花の消費量1位のスイスと比べるとその3割程度、1人当たりのGDP比で見ても最低レベルに近いようです。
確かに私も鉢物やポットは買いますが切り花を買うことは稀ですね。

「衣食足りて礼節を知る」ではありませんが、やはり生活にある程度余裕がなければ花にまで気はまわりません。花でお腹は満たせませんからね。
縄文人の墓にも花を手向けたのではないかと思われる跡があるそうです。してみれば縄文の太古にも花を介して他者を思いやる心がすでにあったんですね。

花を愛でたり空を見上げたり野鳥の声に耳を傾けたり、という気持ちの余裕だけはいつも持っていたいなと思います。

夕方Mさんから電話。お姉さん、ご長男が来てくれました。お姉さんは京女の3回生(たぶん)、長男は4月から仏門修行に入るそうです。ご二男が4月から中1でうちへ来てくれるそうです。ありがとうございます。

3人みんなが来てくれる信頼にこたえなくてはいけません。

こたえます。

ご卒業おめでとうございます

2012年03月22日

京都市内の小学校は卒業式でした。
地元のH小、なんとTプリンスホテルでの謝恩会があるそうです。会費は5,000円。親御さんもたいへんだ。ちょっと小学生がやる会にしては、どうなんでしょう・・・・・・
K小はボウリングをしてハンバーガーを食べたとやらで千円ちょっとのクラスと、ファミリーレストランでランチでやはり同様金額のクラスがありました。この辺が小学生の謝恩会での妥当な線ではないでしょうか。

小学校の卒業で謝恩会って、いつころからあったんでしょうか。少なくとも自分のときにはなかったなあ。長女の時にはありました。してみると10年以上前からあったんですね。

卒業式の思い出はあまり鮮明なのはありません。

大学の時一年留年してスキー部の後輩と出席したのを覚えているくらいでしょうか。

あ、そう言えば中学の時にあることがあったのを今思い出しました。まあ詳細は自慢めくのでよしましょう。(え、なんなん? 自慢できることあんの、あんた?「え、いや、別に」なんや思わせぶりやな「まあ、ええやん」そやねえ)

人生における一つの首途にはちがいありません。今日卒業を迎えられたみなさんにお祝いを言わせていただきます。

ご卒業おめでとうございます。

人生の節目です。別れでもあり次の出会いのきっかけでもあります。みなさんのよい出会いを願いましょう。

私もいい加減な歳ですが、よき出会いがこの後の人生にもあってほしいなと思っております。


「京都」の余韻

2012年03月21日

事務室で新聞を読んでいる(仕事しいや)と誰かがやってきた気配。見るとYNくん。
「Yくんやねえ? N弘くん」
「そうです」
「どうしたん? どうなったん?」彼は浪人中でした。お母さまには何回かお会いしその旨は聞いていました。
「彦根の滋賀大に受かりました」
「そうか、そうか、よかったなあ」現役時、私大は合格していたそうですがもう少し高いところを狙って浪人中だったようです。
「講師のバイトがあればと思って」
「通うんやったら遠いけど大丈夫なん?」
「下宿するんですけど金曜日には帰って来ようと思って」
「そうかそうか。じゃあうまく条件が合いそうやったら連絡するし」とアドレスと電話番号を交換しておきました。
いやあ朝からいい知らせです。今日もいいことあるかな。

うれしいですね。わざわざ知らせに寄ってくれたようです。


表に出ると向かいのHさんが声をかけてくれます。
「せんせ、京都マラソン走らはったんやねえ。見てたら、せんせが前、通ったけど速過ぎるし声かける暇もなかってん。けっこうええペースで来はったね。速いですやん。どんくらいで走らはんの? やっぱりしんどかった?」と矢継ぎ早に質問です。
「いや一応4時間はぎりぎり切ったと思います。ベストは44分台なんですけどあのコースでは無理ですね。5回目でしたけど一番しんどかったです」
「やっぱりそうか。私も大阪マラソン当たって出たんですけどけっこう平坦で楽やったですわ」
「ええ、そうなんですか。当たらはったんや。ええなあ」しばらくマラソン話に花が咲きました。

うれしいですね。関心を持ってもらえて。


年長さんのNちゃんを迎えに来たお父さん(教え子です)。
「せんせ京都マラソン走らはったん?」
「うん」
「もちろん完走?」
「まあね。しんどかったわ。一番きつかったな」
「僕も来年走ろかなと思てるんですわ」
「おお、それやったら練習せな」
「歩くのは歩いてるんですよ。そやけど全然痩せへんのですよ。お腹が空いてご飯がおいしいし食べる食べる。でもお腹の回りは減ってん」
「それはええやん。運動したら脂肪は燃えるしな」
「そやけど、せんせ細いなあ」
「ほんまはもうちょっと肉ついた方がええねんけどね。64、65kg くらいやしね」
「僕79ですわ」
「ん~それは・・・・・・」
「幼稚園のせんせも走らはってん」とNちゃん。
「そうやねん。そのせんせもせんせみたいにすっとしてはんねん」とかなんとか話が弾みました。

うれしいですね。俺が走っているということを覚えていただいて。


しばらくたちますがいまだに「京都」の余韻が残っています。
考えるとけっこう大きな催事だったですもんね。

来年以降、きっと「京都」の真価が問われると思います。実行委員会の方々の健闘を祈ります。

個人的にはコース変更をお願いしたいですね。今少し中心部を走りたいです。
途中で止めるのはなしにしてほしいいです。
あと一つは記録を即日交付(?)、発行してください。
この3つが叶えられればもっと評価を高めることができるでしょう。

直接のご担当者の苦労を顧みず好きなことを言っていますがこれは走った人たちの正直な感想だと思いますんで、ご配慮よろしくお願いします。


この後しばらくフルはありませんか。秋の終わりに神戸と大阪が同日開催です。一応両方申し込みましょう、か。両方当たればどちらかを選択、両方だめなときに備え12月の奈良もいきましょうか。こちらは先着順です。先着順はある意味公平だと思います。「走りたい」という情熱に率直にこたえていますからね。

走ることばっかり考えてんと仕事をしなさいという声がおおいに聞こえてきますが、してません。うそです。日日真面目にやらせてもらっています(たぶん)。

そんなこんなで明日に備えてやすみます。


小さい春

2012年03月20日

天気がよかったんでお散歩に。
梅でも見ましょうかと。
小さな春が見つけられればいいなとも思ってね。

途中土筆を発見。目にしないまま春がいってしまうこともあるのでとってもうれしい発見です。
続いてシロバナタンポポやずいぶん早いシバザクラにもお目にかかることができました。歩いていればこその出会いです。
たのしいな。

CIMG1147.JPGCIMG1148.JPGCIMG1160.JPG

植物園では紅、白、ピンク、色とりどりの梅が咲いていました。まだ五分咲きくらいでしょうか。カンザクラ(寒桜)という早咲きのそれが咲いていました。(写真右)
うつくしいな。

歩いているとどっかで見たことあるなあというご夫婦が。なな、なんと走友でもあり先輩でもあるNKさんご夫妻でした。なんでこんなとこで会うのん? という感じでした。
何でもご長男夫妻とお孫さんと植物園内で落ち合うとか。
粋やなあ。

CIMG1151.JPGCIMG1154.JPGCIMG1158.JPG

最後の写真は枝を切り落とした梅の洞(うろ)から生えていた何かの木の芽です。
とってもかわいらしいねえ。

CIMG1156.JPG

自己満足ですが自分なりの傑作です。


小腹が空いたし少し寒いしあったかいものでも食べようと蕎麦屋、「源」へ。きざみそばを注文。
おいしかった~。出汁はうまいしネギもうまかった。九条ネギかな? 麺もほどよいこしで満足、満足。
で値段が安い。580円です。(今どき珍しい税抜き価格表示です。税込だと599円だったかな)
北大路橋東詰北側です。ぜひどうぞ。
帰りには大女将(?)が店先まで出て見送ってくれますよ。
おいしかったなあ。


夜は学生時代のクラブの関係で出かけました。卒業生の追い出しコンパです。
上は80数歳から下は18、19。現役時代は4年間。まったく接点のない連中が集まります。それでもなんとはなしに話は弾みます。不思議です。同じ釜の飯を食ったわけではありません。
立命スキー部でやり通したというその一点です、共通項は。
それでこうなります(どう?)。

卒業生の一言に思わず目が潤みました(またか)。なかなかいい集まりでした。
彼らの旅立ちに餞(はなむけ)の気持ちをたむけましょう。

時代は違えど同じ体験を共有するのはどこかに相通ずるものがあるんでしょう。

昔に拘泥するつもりはありませんが大切にはしたいと思います。


地味ながら・・・・・・

2012年03月19日

夕方おにぎりを食べているとピンポンが鳴ります。
「誰やろ?」と出てみるとTSくんでした。
「おお久しぶり。どうやった?」彼は高3です。
「思ってた通りにはいかんかったんですが、天理大に決まりました」
「そうかそうか。よかったなあ。通うんか?」
「いや野球部の寮にお世話になってそこから通います」
「野球? 続けるんや。野球やって勉強して大変やなあ」
「それにバイトもせなあかんし・・・・・・で、もうすぐ向こうへ行くんで報告に来ました」律儀な子です。
「そうか。元気でな。またこっち帰ってきたら顔見せてや。今日はありがとうな。ブログで触れさせてもらうわ」

真面目で努力家だった彼。きっと充実の学生生活を送ってくれるでしょう。


7時前、自転車を並べているとOさん母娘が来てくれました。彼女は紫野高校に合格しました。
「紫高(むらこう)あかんかったら他の公立はいきません」で受けただけにうれしそうです。本人もお母さんも満面の笑顔です。こちらまでうれしくなります。

総合選抜では結果的に定員割れした高校も出たようです。「回し」によって不本意な、望まぬ高校へ行かねばならなくなった生徒もいるんでしょう。
「バス停方式」などという訳のわからんやり方で勝手に合格校を決められるのは理不尽に過ぎますね。そろそろ行きたい高校を受けるという受験本来の形にするべきではないでしょうかね。その方が公平だと思います。
受けたいところを受けてだめだったら諦めもつくでしょう。総合選抜で思いもしなかった高校へ行かざるを得なくなるというのは納得しがたいでしょう。


ともあれうちの生徒たちはみんなが行きたいところへ行けてよかったです。
これで4年連続公立私立とも全員が合格しています。まあ当然か・・・・・・

地味ですがやるべきことをきちっとやらせていただいている成果でしょうか。
今後も変わらずできることをしっかりとやっていくつもりです。


『幸せのパン屋さん』

2012年03月18日

『幸せのパン屋さん』(原田知世さん、大泉洋さん主演)を見てきました。
先回勝手知らずで見損ない再挑戦。京都シネマの80人も入ればいっぱいという小さな劇場でした。

北海道は洞爺湖畔が舞台です。
ほんわりほのぼのしんみりじんわり心にしみるいい映画でした。

手作りパン屋さんが主だけにおいしいパンとコーヒーが出てきます。
そこで暮らす人たちのあったかい心に自然に涙がこぼれます。

冬の厳しさはおいて、美しい湖畔を眺めながらの人生には憧れるものがあります。
「やりたいことをやってやりたくないことはしない」というような科白が作中にありました。人生それほど勝手気ままは許されません。でもそれって究極の理想じゃないでしょうかね。

とは言ってもパンも焼けない料理もできない私には実現は夢物語です。

でもいつか叶えたいなあとは考えます。

考えているだけでは前には進みませんね。

少しでも進めるように今からやろっと。

いやあ懐かし

2012年03月17日

40年ぶりに中学の同級生に会いました。
なんでも仕事で京都に引っ越したとか。
クラス会の世話役をやってくれていて電話では何回かしゃべってはいましたがまさか京都で会うことになろうとは・・・・・・

懐かしさのあまり過ごしまして酔いました。

んなもんで今日はこれまでです。

公立全員合格です

2012年03月16日

朝一ゼミへ向かう車中で電話が鳴ります。ちょうど信号待ちだったんで出ることができました。
飛び込んできたのはOMさんの喜びの声。
「受かりました~」
「そうかそうか、よかったなあ」彼女は4年来てくれました。パズル道場と通常クラスを受けてくれ前者でちょっと算数が得意になったかな?

HRくんから電話。
「紫野受かりました」
「おめでとう。よかったな」続いて彼のお母さんからもご丁寧に電話。よかった、よかった。

その後しばらく電話は鳴らず。かけました。
IHくんの合格が判明。ちょっと心配していただけに安堵。

FRくん家にも電話。お父さんが出られます。
「Rくんどうでしたか?」
「ああ、ありがとうございます。受かってたみたいで今学校へ行ってるみたいです」よかった~。彼はHを希望していましたが、かないました。

その後NYくんのお母さんからも合格の知らせが。彼は「特色」でRに受からず20%で再挑戦だっただけに喜びも一入でしょう。

夕方壁紙貼りをひと段落させて小学生の授業準備をしていると足音。TKくんが報告に来てくれました。友達2人を連れて、お母さまもいっしょでした。小学生の授業までうだうだやっていました。居心地がいいんでしょうかな。

この段階でみんなの合格が判明。その後YNくんが電話をくれました。MKくんはメールで合格を知らせてくれました。

来ないし電話もない子もいましたが、まあ・・・・・・ね。いいっか。


公立高校受験生みんなが合格しました。よかったです。
地味ながらも1年間きちんとやってきて、その成果が形になりうれしいです。
いろんなことをしみじみと思います。よみがえります。
みんな、いい高校生活を送ってください。


もう一つうれしいことが。先日リカマンで卒業生のKKくんと会った話は伝えましたが今日また会いました。どうやら正社員として採用されたようです。前のVは非正規雇用。今回は社員です。この就職事情厳しき折、よかったね。というのが正直な気持ちです。親みたいな心境になっています。彼のお母さんもちょっと安心しはったんちゃうでしょうか。


2日にわたった壁紙貼りを完遂しました。
もとより器用な人間でもありませんし気も短い男です。子どものころも本の付録工作なんかも途中で投げ出したり雑になったりするのが常でした。そんな私にしては根気よくかつ要領よくできました。

もちろん代価をいただけるような代物ではありません。細部を見ると稚拙さが顕著です。
まあいいでしょう。よくやりました。見てやってください。


陽気に誘われてお散歩。ホトケノザとオオイヌノフグリを写真に収めようとうろうろ。なかなか思ったようにはいきません。今原公園の土手で鮮やかに目に飛び込んだ「黄」。
「目(気)のせいかなあ」と思いつつ近づくとタンポポでした。初タンポポです。
ひと際目を引く色でした。
オオイヌノフグリも透き通る「青」がうまく出ています(?)。
ホトケノザはそれなりです。

CIMG1131.JPGCIMG1138.JPGCIMG1139.JPG

ウグイスの声を耳にしました。先日よりはうまくなっていました。
これからさらに鍛練(?)を経て上手になっていくんでしょうね。


いいこといっぱいあった今日。明日にそれをつなげてまた一からやりましょう。

そうそう明日は休み。久々の土日連休です。生憎の天気のようですが、それなりに週末を楽しみます。


道半ば

2012年03月15日

原谷教室の壁のクロスがだいぶ汚れたり破れたりしています。
「貼り替えよう!」と勇躍壮途につきました。
ところがこれが大変。西賀茂で10数年前にやりました。その時は2人、今回は1人です。以前と違い裏に糊がついていて思ったよりうまくいっています。楽な半面スーツに糊がついて参りました。
道半ばです。半分貼れたか貼れないかです。明日完成させたいですね。
大した服ではありませんが糊がつかぬようにと姿勢が変だったのか膝、腰が痛いです。明日は作業着持参でやりましょう。節約のため自力でやって身体を痛めては本末転倒です。


中2のNFくん。来るなり言います。
「せんせ、衣マラ走らはったんですか」
「衣マラじゃなくて京都マラソンやろ」
「あ、そうそう。お母さんが『おめでとう』と言うといてって」
「そうか、ブログ読んでくれはってんな。ありがとうございますって伝えといてな」
「はい」関心を持っていただいて感謝です。

酒正さんの店主のNさんも完走されたようです。
「35km まではむっちゃ調子よかったんですよ。これやったら楽勝やな。4時間も切れるんちゃうかなあ思てたんですけど河川敷から上がったとたん股関節が痛うて痛うて走れへんようになって100m 行っては屈伸してまた歩いての繰り返しですわ。最後の7km に1時間以上かかって抜かれてばっかり。こんな奴にも抜かれるんかあ思て情けなったですわ。けっきょく4時間40分くらいかかりましたわ」
私の初マラソンと同じです。35km 過ぎてからがほんまの勝負なんです。フルマラソンの過酷な現実がおそいます。これから走ってみようと思う方はそこらへんを十分ご承知あれかし、です。

それにしてもなんでこんな難行苦行に挑むんでしょうね。走っているときは思います。
「もうこれで最後や。二度とフルなんか走らへんぞ」と。でもゴール時の達成感、充実感はなにものにも替えがたいんです。それでつい
「大阪と神戸にもエントリーしよ。両方当たったらどっちかキャンセルしたらええもんね」という気持ちになっている自分がいます。
でもやっぱりしんどいんで無闇に勧めることはしません、が、ね。


『観覧車』柴田よしきさん、おもしろいです。京都が舞台。あちこち知った地名が出てきて楽しいです。笑える京都弁もあります。筋書きは楽しめます。彼女はいろんな作風をお持ちです。私は絶対手に取りませんがホラーもあるそうです。
この作品は失踪した夫がやっていた探偵社をその帰りを待つ妻、唯が主人公です。派手さはありませんがしみじみと語られる恋愛推理小説です。まだ途中ですが一読の価値ありと思います。


さて明日は公立の発表日です。早起きしてみんなの合格の知らせを待ちましょう。

全員受かれよ!!


京都水族館

2012年03月14日

朝から勉強会。
一つは「国語力検定」。「知識」と「聞き取り・読解」にわかれています。前者を見ました。漢字、言葉、ことわざ、敬語など多岐に及びます。とっさに答えが出ないようなものも混じっていておもしろいです、むずかしいです。6月10日に今年の第1回が実施されるようです。まずは自分が受けてみようと思います。
そうでなければ生徒や他人には薦められませんからね。(漢検や英検も40を超えて挑戦しました)

あと一つは大学生対象の就職活動支援講座の話です。大学生にもなって就活支援の塾っていうのもどうなのと考えつつも、それが現状の厳しい現実があるのかなとも思わされました。


その講師の方がおっしゃった「経過承認」「未来承認」の話は気づかされました。生徒の現状を認めてやってその将来をも是認してやる。そこからその子の勉強への動機づけをするというような内容でしたか。
最近の自分を省みると欠けていた核心をつかれたようで恥ずかしくなりました。もう一度自分やその回りを考え直します。

いつもは時間がなく昼食はごいっしょせず帰ります。今日は時間があったんでお昼も食べました。やはりたまにはゆっくりいろいろ話しながら食事をさせていただくのも必要だなと思いました。
みなさんの仕事に向き合う真剣さが他愛もない話の中から感じられました。

会合冒頭、議長さんの前振りで私のマラソン完走話。みなさんから過分の拍手をいただき恐縮、晴れがましいやら気恥ずかしいやらでした。

ありがとうございます。

ただのおっさんの趣味で、傍から見たらただの道楽、愚の骨頂でしかないことなんで、けっしてお褒めの言葉に預かることではありません。

素直に謝意を述べさせていただきました。

「感想は?」と会長に問われました。
「完走しました」との一言が受けてうれしかった、です(はいはい好きにしい)。


幼児教室を営むK先生に会いました。
「水族館いったんですね。どうでした?」京都水族館の話です。
「よかったですよ。でも、ちょっと高いですかねえ。一人ならともかく、家族で行ったらねえ」
確かに大人2,000円ですから家族で行けば相応の対価です。まあ一度は行ってみようかなと思いますが、2回3回と行く気にさせるそれであってほしいというのが正直なところかな。

彼女は年間パスポートを買ったそうです。4,000円だそうですから1回の入館料を考えるとお得です。でも1回で十分と思わせるそれなら
「倍払った私をどうしてくれんの?」ということになりますね。

彼女はイルカの搬入方法などを電話で尋ねたそうです。その謎は明かしていただけなかったようですが、その対応の丁寧さに感心されていました。

以下 ↓ にアドレスを貼りつけましたのでよろしければK先生のブログから水族館をお訪ねください。
私も拝見しました。なかなかおもしろい展示形式かもしれません。

http://blog.livedoor.jp/kkidsplus/

見ていませんから何も言いませんが・・・・・・見てから何か言うかもしれません。


毎月一度の会合ですが学べること多し、己の至らなさを実感できるだけでもその価値ありです。

明日からの自分に活かします。いや今日すでに実行しました。


明日からも微力ながらもそのすべてをつかいましょう。

では。

くれなゐの薔薇の芽

2012年03月13日

「商品交換していない家電エコポイントを持っている人へ」という通知が来ました。
そう言えば面倒なのと書き方がわからないのとで葉書を送らず放っておきました。3月31日が期限のようです。せっかくのポイントが消えてしまうのは癪に障ります。

読んでいると「震災の被災地支援寄付」というのがあります。
「ん、これにしよう」と思いますが何をどうしたらいいかがよくわかりません。

「ご不明な点はコールセンターまでお問い合わせください」の電話番号にかけます。例によって音声案内です。ところがつながりません。しかも「22,5秒に10円かかります」ってさ。何回かけたことか・・・・・・
終いに腹が立ってきますよ(短気やなあ「です」)。

「ホームページでも云々」とあるのでそっちから攻めることにしました。ところが「個人ID」「パスコード」がわかりません。以前の葉書に記載されているそうです。探して探して見つからず、今日偶然見つけて再挑戦。でもうまくいきません。
「なんでやねん?!」だんだん腹が立ってきます(またか、短気やな「そうや」)。

なんでもいいけれどもう少しわかりやすく案内してほしいですよね。かけろっていう電話がつながらないんじゃ話になりません。

やっと、けっきょくHPにある数字を葉書に書いて送れば解決するのではというところへ到達。葉書を出し忘れましたが明日投函しましょう。

一つ解決。どうでもええことやけど。


ここ2、3日寒い日が続いています。彼岸も近いというのに雪がちらつきます。そんな中ゼミ前のミニバラが新芽を伸ばしています。
「くれなゐの 二尺伸びたる 薔薇の芽の 針やわらかに 春雨の降る」という子規の歌がありましたが、まさしく「紅の芽」です。不思議です。造化の妙です。

なぜ緑ではなく赤なんでしょう。調べてみました。

CIMG1086.JPG

若い葉に含まれている赤色はアントシアニンとよばれる色素だそうです。若い葉は強い太陽光に含まれている紫外線による害作用を防ぐことはできないそうです。そこでアントシアニンによって太陽光を遮り、葉緑体が害作用を受けないようにしているとのことです。
前に読んだ何かでは虫除けの役目も果たすようなことが書いてあったようななかったような気もします。

薔薇の芽が赤いのにはそれなりの理由があるんですね。

まあ私は科学的にどうのこうのより、その微妙な色彩に魅力を感じます。

寒さの中にも日ごと春に近づいていくんでしょう。

おやすみなさい。

マラソン翌日談

2012年03月12日

マラソン翌日。
あちこち彼方此方そちこちからメールや電話、掲示板などで慰労や賛辞(?)をいただきました。
ありがとうございます。
まったく予想もしない方面からもいただきました。
どこかに私が走っているという記憶が残っていたんでしょう。心の片隅にでもおいていただいたことに驚きもし謝意も感じます。

昨日の疲労感からすると今朝は起きるのがしんどいかなと思っていましたが、早く寝たせいか目覚めは早くすっきりでした。ゴール後のしんどさはどこへやらです。もちろん脚の筋肉痛は残っていますが仕事に差しさわりはありませんでした。
そういう意味ではある面丈夫にできているんでしょう。というかそんな身体に生んでくれてありがとうかもしれません。

走りの先輩は運営のまずさを一刀両断していました。人それぞれ思うことは十人十色です。
確かに途中で止められのは走る側からすれば冗談ではすみません。勘弁してほしいというのが正直なところです。
彼の情報では時々ごいっしょするOさん、Tさんは私より数分早くゴールされたようです。彼らの力からするともっといい時間がでてもよかったのでは、と思うと難コースだったんでしょう。

私の時間はいつもながら先行逃げ切りならぬ痩せ馬の先走り、いやただ単に無計画に行けるところまで行け、でした。

0 km…00:00:00
27:21
5 km…00:27:21
24:39
10km …00:52:00
25:35
15km…1:17:35
25:23
20km…1:42:58
26:57
25km…2:09:55
27:54
30km…2:37:41
29:51
35km…3:07:32
31:36
40km3:39:08
13:14
42km…4:52:22

いつもの通り前半は5分/km は保てていますが後半の遅れは否めません。6分以上かかっています。
最後の2km は7分近くですね。これは練習で改善されるんでしょうか・・・・・・というかこれ以上を望むのは私には難しいでしょう、きっと。
ただの市民ランナーですからこれでいいんでしょう。あまり高望みはよしましょう。

もう少し楽しみながら走りましょう。

走ったから脚がバキバキなのはわかりますがなぜか二の腕、肩から首にも筋肉痛を感じます。
余計な力が無駄にかかっているんでしょう。

毎日と同じです。ついかけずともよい負荷を課してしまっているんでしょう。もちっと力を抜いて軽くいきましょう。


ここにきてちょっと疲労感があります。やすませていただきましょう。
明日は朝からやらねばならぬがいっぱいです。

京都マラソン当日談

2012年03月11日

5時起床は目覚ましが鳴る前にぱちっと目が開きました。緊張のせいか眠りは浅かったようです。ご飯一膳半くらいと小さな餅二個の朝食で出発。
阪急電車の券売機前が想像以上の大変な混雑。着くまでに心身ともに疲れました。荷物預けもぎりぎりになり手袋など必要なものも預けてしまって手が冷たかった。

α staton のキヨぴーの司会で開会式。朝原宜治さんや奥野史子さん、千葉真子さん、森脇健児さん iPS の山中教授らが来ていました。(後ろ二人は走られたようです)
震災犠牲者への黙祷で追悼の気持ちを表しました。

さてスタート。
「笑顔と感謝」が今回の目標。できるだけ前を向いてニコニコしながら走ります(なんか気持ち悪いな)。声援には「ありがとう」とか「はい」とかこたえ、手を振り返します。
スタート間もなく段町辺りで嵯峨野進学スクールのW先生とハイタッチ。
順調に歩を進めます。ところが福王寺交差点前で「緊急車両の通過」とやらで止められます。けっきょく来ない「緊急車両待ち」で数分の時間を無駄にしました。私は自分の時計を止めましたが公式時計はその間も動いています。最終的にどれくらいの時間になるのかがややこしいです。
初めての経験です。まあしゃあないんでしょうが参りました。

宇多野辺りにMTくんがいるはず。探しながら走りますが見つかりません。
「見逃したんかなあ? 残念やなあ」と走ります。
仁和寺を過ぎた辺りで耳慣れた声。
「がんばってください」そうTです。向こうは気づかなかったので彼の方にかけより声をかけハイタッチ。
「おお、つゆはらせんせ。がんばってください」の声を背に走りました。

東船岡通りで娘ら三人の応援。

御薗橋通りでどなたかが応援してくれました。すみません、わからぬままです。

西賀茂橋では講師のMさんとご長女、TMさんのご両親、講師のYSくんがいました。

この辺りからかなり疲れてきました。まだ声援にこたえる余裕は残ってはいます。

北山で妻が声援。ありがとう。まだ元気。

きつね坂はあきませんわ。思った通りのしんどさです。

ここからあとはもうだめ。笑顔なんて消えました。ひたすら距離をこなすだけ。

国際会館前の給水に知人お嬢さんがいたはずですがとても探す余裕はなし。

でもきつね坂下でセカンドキャンパスの高見先生が声をかけてくれました。
意味不明の言葉を返して走り続けます。残りの距離が10 km を切ってからが長かった。

40 km で脚がつりそうになりました。
「まずい。ここでつったら走りきれへん」と思って速度を緩め、だましだまし走りました。

ゴール前で声をかけてくれたおばあちゃんに厚かましくもポケットティッシュをもらって鼻をかんでフィニッシュしました。

ゴール後歩けなくてうずくまっていて車いすを呼ばれそうになりました。
それだけは固く辞退しました。

若いボランティアの人たちが親切にしてくれて涙が出そうでした。
自分の柔さが情けなくて涙が出そうでした。
もう少し鍛えねばなりません。私くらいしんどそうにしている人はあまり目に入りません。


完走記念にメダル、バスタオルなどをいただきました。
ありがとうございます。


CIMG1091.JPGCIMG1092.JPG


今日はさすがに眠くてしんどいです。やすみましょう。

京都マラソン、複雑な心境です、ね

2012年03月10日

ロボット前にコンビニへ。
久々 I くん(店員さんです)と会いました。
「ちょっと太ったんちゃう?」
「そうなんです。全然運動してませんしね」
「俺明日京都マラソン走んねん」
「ほんまっすか。だいじょうぶなんですか」
「いや月に100~150走るようにしてるし」
「そうなんすか。がんばってください」

さっぱりして明日走ろうと散髪へ。
「まだ、そんな伸びてないんですけど、どうですかね」
「そやねえ、どうする?」
「せっかく来たしやっぱり刈ってもらいますわ」
「けっこう伸びてるね、よう見たら」
おっちゃんとマラソン話をしながらすっきり。

さて帰ろう。でも中途半端に時間があります。
「花でも植え替えようかなあ。でもなあ、なんぼ安い言うても60×80で5,000円くらいいるしなあ」と思いつつコーナンへ。見ると欲しくなります。ままよと購入。パンジー。58×65で3,770円でした。
ゼミへもどって植えました。忙しくてキンレンカが枯れたままほったらかしだったのが鮮やかな色でくっきり。

CA3G0515.jpgCA3G0516.jpgCA3G0517.jpgCA3G0518.jpg

(相変わらず忙しないな。ゆっくりしたらええのに明日の準備でもして。「性分やししゃあないわ」やね)

夕方リカマンへ。レジの向こうにKくんがいます。びっくり。
「どうしたん?」
「Vやめました」
「そうなんや」他にお客さんや店員さんもいるので深くは触れず。まあ彼なりの事情があるんでしょう。

CIMG1090.JPG

さていつになく早めに明日の準備をすませました。
何時に起きましょうか。5時かな。

寝ましょう。今までのどの試合より早起きです。

正直昂りを感じます。武者震いもあります。緊張も走ります。

平常心でいきましょう。いけましょうか。いけるでしょう。

ああ・・・・・・複雑です。

笑顔と感謝

2012年03月09日

原谷移動中コンビニの袋を提げて歩く大きな男性。見ると元ゼミ生KTくんです。
「乗るか?」と声をかけました。助手席に座った彼、でかい。頭がつかえます。
「でかいな。何cm ?」
「183っすかねえ」
「ん~ん、完全に抜かれたなあ。俺178やもんなあ」
「いやあ、あんなに大きいと思ってた露原せんせを越えてうれしいっすわあ」
そう、成長した生徒を見るのは喜びです。俺もうれしいです。
「背だけじゃなくいろんな面で俺を抜かしや」と心に思いました。

西賀茂を出た後TTくんのお母さまが来られた由のメールがMさんより。なんでも彼が工繊大に合格したようです。すごいですね。彼は前にお伝えしたNHくんと紫野高校の同級生です。
NHくんはずっとうちに来てくれていましたがTTくんは独学かどこかの塾に行っていたのかは不明ですが、そんなことはおいて彼のがんばりに賛辞を送ります。

おめでとう。

みんながみんな銘々それぞれ育っていきます。そんな子たちを目にすることができることを幸せに思います。


京都マラソンの受付をすませました。明日は大変な混雑が予想されるので今日のうちにと思いました。
朝から紙仕事を精力的(?)にこなし合間を縫ってのそれでした。空いていてなんの障害もなく無事完了しました。
ナンバーカードをいただき、諸注意などをつらつらと読んでいると、緊張が高まるようなそうでもないような(どないやねん)。

正直ちょっと緊張しつつも楽しみでもあり、とんでもない課題を背負い込んだと考えつつも「やってやろうじゃないか」と、入れ込んでいる自分がいることも感じます。

とても複雑な気分です。平静でいようと思いながらも昂りがあるのかな。

まあ平常心で臨みます。

自己ベストやサブ4など、結果はさておき今回の目標「笑顔と感謝」を常に頭におきつつ楽しく走らせてもらいます。と言いながらマジで走っている自分が目に浮かびます。


ではでは、おやすみなさいませ。

日日感謝

2012年03月08日

知人のTさんが日経新聞の「京都マラソンのコースどう決めた」という記事をファクシミリで送ってくれました。それによると2009年5月にコース案の作成を始め100通りほどの中から今回のコースに決まったようです。

交通渋滞や経済効果などいろいろな要素をもとに絞り込まれた高低差(75m 。大阪、神戸は30m 以内)のある厳しいコース。走る側から言えばあまりうれしくありませんが他者の迷惑を鑑みればやむなしなんでしょう。

決まってからも公認コースとして認められるために裏方さんの涙ぐましい苦労があったようです。自転車に積んだ距離測定器をつかってなんだかんだの基準を満たす方法で実測するのが認定条件のようです。
人や車の走っていない時間帯を狙って公道を道交法を守りつつ測定午前2時に出発して6時間かかったそうです。大変だ。

そんな方々の苦労のもとに成り立つ大会なんですね。昨日のボランティアの方々への感謝と同様、コース選定に携わった裏方さんにも謝意を表しつつ走らせていただきましょう。

いついかなるときもまわりにいる人たちの支えがあってこそ生かされているんだという気持ちを忘れずに日日感謝しつつ過ごしましょう。


難コースながらも走っている自分を思い描くといけそうな気になっています。なんの根拠もありませんがそんな気分です。

今回の課題は「楽しく走る」です。沿道の応援に笑顔でこたえ、手を振り返しましょう。いつもそうしていますが30km を超えるととてもその余裕はなくなります。が、今回はしかし最後までにっこり笑顔でいくつもりです(あくまで「つもり」です)。

笑いながら万歳をしてゴールの大鳥居をくぐるつもりです。


一番の問題は当日朝の早起きかもしれません。

感慨

2012年03月07日

京都新聞「読者の声」欄に『京都マラソンを裏方で』という投書が掲載されています。
どうやら入金をし忘れ出場チャンスを逃されたようです。(この方のおかげで私に補欠当選が回ってきたのかもしれません)普通なら腐ってしまうところをこの方は何らかの形でマラソンに参加できないかと個人ボランティアに応募されたようです。偉いですよね。すばらしい気持ちのMSさんです。

彼を始めこれだけの大会を運営するには縁の下の力持ちは不可欠です。多くの方々(大会案内によると14,000人以上のボランティア)の支えなくして成功はあり得ません。走るときにはそういう方たちの尽力に思いを馳せつつ感謝しながら走らせてもらいます。

教え子(紫野高校ハンドボール部員)が走路整理員として道路際に立つと言っていました。
ゼミ講師の娘さんが国際会館前で給水の係を買って出たそうです。
生徒のお父さまが医師としてゴール地点での救護活動に携わられるとのことです。
ありがたいことです。


娘らやスタッフ、知り合いの塾の先生方も応援してくれるようです。
いつもはきっと必死の形相で(自分の顔は見られませんからわかりませんが)走ってる私ですが今回はしんどい中にも笑顔を忘れずに走ろうかと考えています(無理やな「んなことないよ」)。いざ走り出すとついつい本気になりすぎてそうはいかないかもしれませんが心がけましょう。


当日の「雨なし天気」と「ほどよい気温」と「無風」を沿道の方、走る人のために祈りましょう。関係のない方には大変ご迷惑をおかけしますが、ぜひこの3条件が叶うようお祈りください。


今日は府立大の合格発表。NHくんから電話がない。
空き時間に電話。お父さんが出られます。
「つゆはらゼミの露原です。Hくんはいらっしゃいますか」
「あ、はい」
・・・・・・
「Nです」
「どうやったん?」
「あ、受かってました」
「よかった~。電話してえや」
「いや、ご飯食べてから思て」
「あ、そうか、ご飯時間にごめんな。そやけどすごいなあ。よかったなあ。いやほんますごいわ」
「え、あ、いや。お母さんが代わってて言うてるんで」

「せんせ、ありがとうございました。せんせのお陰です」
「いや、私は何も・・・」
「立命でも十分やと思てたしほんまうれしいです」
「学費が違いますしね。よかったですね」
「いや、ほんまに助かります」
「私もうれしいです。冗談でなく涙出ますわ」とかなんとか。
本当に目が潤みました。

アルファベットがろくに書けなかったあのHが、府立大生です。
感慨深いです。


中2のTSさんとお母さんが来塾。お姉さんも来てくれていました。お母さんも。実は親子二代にわたるお付き合いです。いろいろ話しながらお母さんが生徒のころと重ね合わせている自分がいます。二女のSさんにはお母さんの中学時の面影が感じられます。
「なんか不思議やね」と思わずため口が出ます。
「ほんま、あのときは私がこっちやったし、今はこっち」
「長くやらせてもらってうれしいですね」
感慨深いです。


29年目を迎えます。いろんなことが連鎖してめぐります。いっぱい、いろいろありました。ことあるごとに脈絡があるようでないようなことが思い起こされます。昔を懐かしむだけでなく前を向いていかなければいけないのでしょうが、ここまで生きさせてくれた過去もけっして疎んずる訳にはいけません。過ぎてきた日日に感謝しつつ明日のこと考えよっと(急に軽いな)。

30年、31年、32年・・・・・・果たしていつまでやらせていただけるでしょうか。

それは神のみぞ知るのかな。

ラナンキュラスそして梅の香

2012年03月06日

家のノートパソコンがいよいよ危ないです。
前から不穏な動きで遅かったんですが・・・・・・

慌てて、前にゼミのPCで相談にのっていただいたKさんへ持参。ところが定休日でした。そういえば「火曜日が休み」とおっしゃってました。

今ゼミので、空き時間に書き込んでいますが、今日はこれっきりになるやもしれませんね。


家へ帰って恐る恐る電源を入れます。いつもの遅さながらも一応作動。

どうでもよい続きを綴っています。

「友がみな我よりえらく見ゆる日よ・・・・・・」ではありませんが、花を買い来て独り楽しみました。

確定申告を終えました。
「なんか潤いないかなあ。きらりの授業、『事物観察描写』でも使えるし花を買いましょう」と思いめぐりました。
前をよく通り「きれいやなあ」と気になっていた花屋さんへ。スーパーに隣接で駐車場があります。
店前の寄せ植えを見ているとうれしくなります、うっとりです。値札を見ると思いの外高いです。びっくりです。4,000~6,000円です。さすがにそれはちょっとしんどいなと思いつつ買ったのがこれ ↓ です。

CIMG1035.JPGCIMG1038.JPG

花の名を知らなかったのでお店の人に確認しました。「ラナンキュラフ」と聞こえました。帰宅後、家人に写真を見せるとなんと知っていました。しかも私の聞き間違いも判明。「ラナンキュラ」でした。

630円。「何色」とはっきり言えない微妙な色合い。角度によってもその色調が変わります。美しいじゃありませんか。その値段の高低に是非はありましょうが、幸せな気分を味わうことができました。

花屋さんの店内はいい香りにあふれていました。思わずつぶやきます。
「ああ、いい匂いですね」
「そうですねえ。フリージアがいい香りをだしますんでねえ」と。そうかフリージアだったんだと一つ勉強。たぶんこれっきりで鼻は覚えてくれないでしょうが。(鼻のせいにしない)


今朝は天神さんへ行きました。公立受験生の合格祈願にね。
梅が三分ほどの咲き具合でしたでしょうか。
雨上がりの境内にほのかに梅の香りがただよっていました。ぜひおでかけください。

やっててよかった

2012年03月05日

踵修理に預けた靴を取りに行きました。前回同様みごとに直っていました。他にお客さんがいなかったのでちょっとおしゃべり。
「これはやはりどこかで修業されたんですか?」
「ええ、関東の方でかんづめにされて教えてもらいました」
「そういう専門学校みたいなのがあるんですか」
「いや、会社そのものが大きな組織なんでそこでそういう施設を持つんです」
「なるほど」
どのくらいの修業期間が必要なのかはわかりませんが、若い人がそうやって技術を身につけ仕事にできるっていうのはすばらしいですね。中途半端にたいした目的もなく上の学校へ進むだけが人生ではないように思います。もちろん何を仕事にするにせよ最低限の基礎学力や常識、礼節は身につけておかなけばならないのは言うまでもありません(言うてるやん)が、ね。

週末でずいぶんお客さんがあったようです。棚にいっぱい靴が並んでいます。
「商売繁盛ですね。けっこう持ち込まれる人がいるんですね」
「この土日は忙しかったですね」
そうけっこうお客さんがいるようです。

とても感じのいい若者が応対してくれます。
「靴修理はぜひ北山の『靴専科』へどうぞ」と思わず宣伝してしまいます。
そうネットで初めて知った店です。いい店があるもんです。
やっててよかった靴専科です。


先日同期からもらった静岡のお茶をいただきました。
なんでも「深むし茶」だそうです。
おいしいです。味に、文字通り「深み」があります。渋みが少なく奥に甘みを感じます。そして目でも味わえます。色がとても美しいです。さすがに生産量日本一を誇る静岡のお茶です。
「深むし」は製法でしょうか。してみると宇治茶にもそれがありそうですが、不勉強で知りません。今度(いつ?「不明」)調べてみましょう。
ありがとうねSくん。日本茶大好きです。
やってて(?)よかった日本人です。


諸般の事情で久々に小1~4の複式クラスへ。生徒はみんな
「え~」とか「へえ~」とか「なんでせんせなん?」とか「塾長登場や」とか感想を口にしていました。
ふだんは七人を二人の講師で相手をしますが今日は私一人でやりました。なんだかんだ冗談をはさみつつやるところはぴしっとやらせてあっという間の1時間でした。
新鮮でしたね。おもしろいです。
やっててよかった塾講師を実感です。


さて明日は公立高校入試、本番です。みんなが持てる力を存分に発揮してくれることを信じつつやすみます。

祈、合格

2012年03月04日

朝起きて、というか寝床の中からひどい喉の痛みを感じ、いやな目覚めでした。
あまりの痛さで息をするのもしんどいくらいです。鼻で呼吸すると空気がうすくて窒息(大袈裟か)しそうだ。口で息をすると喉の傷に無理矢理ルゴール(あのお医者さんが塗ってくれるやつです)をなすりつけられているかの痛みです。
とにかく起きねば。10時から授業です。半膳くらいのお茶漬けをかきこんで出ました。

黙っていると何ともないんですが解説を始めると痛くてしょうがありません。生徒に事情を言ってのど飴を許してもらいました。

昨日走った後ちょっと身体を冷やしたのかもしれません。その後外出時に嫌な予感はありました。気持ちに油断があったのかもしれません。反省しています。今年はよく体調を崩します。さすがのつゆちゃんも年貢の納め時? いや別に悪事をはたらいてきた訳ではありませんので、この言い回しは不適ですね。
ともかく早く治さなければいけません。

ここまできて体調不良で走れなかったりしたら目もあてられませんからね。


土日の入試対策講座は今日が最終日。みんな最後までよくがんばりました。生徒は週のうち5日ゼミに来ていました。「そこまでやらんでもええやろ」というくらいやったんじゃないでしょうか。

私も老体(?)に鞭打ちよくやりました。授業そのものはまったく苦にはなりません。が、やはり休みがないと遊べないんで辛い面はあります。朝から授業をするんで平日より早起きなのが私には大変です。

ともあれすべては生徒たちの合格のためです。いよいよ6日、火曜日が公立入試です。

全員の合格を祈りましょう。

ごめんな、おかあちゃん

2012年03月03日

ロボットの体験を終え昼食。
走ろうと思いますがちょっと間を空けないといけません。
時間つぶしをどうしようと考えました。
ぼーっとしていればいいんでしょうが、それは性分から言って無理。

愛車のボルちゃんがあまりに汚いのでかわいそう。で近くのガソリンスタンドの自動洗車機で洗ってもらおうと考えました。
実はやったことはありません。店員さんに尋ねると裏にあるそうです。行ってみるとありました。でも完全に「セルフ」で自分でやるより仕方がありません。要領が全然わかりません。

なんとかお金を入れて定位置まで車を進めました。
「で、俺は降りるの乗ったまま?」とおろおろどぎまぎしているうちに降りられなくなり乗ったまま洗車機の中の人になりました。緊張した~。肩に力が入って疲れました。こわかったけれどおもしろくもありました。

終わってルームミラーを見ると次の方がいます。さっきいなくてよかったです。

初めてのことは緊張します。でも新しい経験ができてよかったです。
仕上がりも思いの外よし。けっこうきれいに洗われていました。
600円だったかな? ものの5分くらいで終わったし時間を買うと思えばけっして高くはないと思いました。

「時は金なり」時間のないときは利用させてもらいます。


コース後半を辿りました。10km 強でしょうか。くだりが多く楽は楽でした。が河川敷は油断できません。疲れた脚にこたえる微妙なでこぼこ、段差があります。お気をつけください。
今出川の銀閣までの上りも曲者です。

とは言っても前半に比べると難所は少ないですか。きつね坂をうまくやり過ごし国際会館前で折り返せばなんとかなるかもしれません。

出走者の方々(自分もふくめて)の健闘を祈ります。

帰路は交通機関をつかってもいいなと思いつつけっきょく最後まで走りました。23 km です。来週は走っても軽くにしておき調整しましょう。ちょっと走り過ぎました。脚がけっこうだるいです。

まあとにかく全力でやります。手抜きは嫌いです。いつも全力が信条です。自己新はともかく4時間を切りたいです。(ちょっと力抜いたほうが楽やで「もとより承知。でもそれは苦手です」そやなあ)

言っちゃいました。目指します。できなくても責めないでね(だあ~れも関心ないし大丈夫だよ~ん「寂し」)。

「有言実行」です。やれるよう最善を尽くします。


今日はお雛さまですね。亡くなった母親の誕生日です。生きていれば75ですか。
若い母親で参観日には自慢でした。というかみんなが「おまえのおかあちゃんきれいやな」と言われ「?」と思いながらも悪い気はしませんでした。

彼女の晩年は病床にありつつも俺は遠方に過ごし、孝行どころか不孝しかしていませんでした。
もう少し思いやりをもった接し方をしていたらと思ってもおそいですね。
死んじまったらなんにもしてやれません。

「後悔先にたたず」です。それを地でいきました。もう少し優しくしてやれれば、と遅まきながら・・・思います。

「ごめんな、おかあちゃん」

親孝行はしておいてくださいね、みなさん。順番で考えると普通親は先に逝きます。

俺はできなかったけれどみなさんはせいぜいしてあげてください。

「親孝行したいときには親はなし」とならないようにね。


なるようにしかならん

2012年03月02日

「初めての号砲」と題して京都マラソンの特集が組まれています。その第一弾は
①商戦。
MITSUHASHIでは走り関連商品の売り上げは前年度比180%だそうです。
ランニング歴2年の方の言葉にはこうあります。
「大会に出てほかのランナーを見ると新しいグッズが欲しくなる」とのことで月に2万円程度を費やすんだって。彼が俺を見てもきっとなんの購買意欲もわかないでしょう。(年に2万円やったら私も使います。いやもうちょっとかな。靴は2足は買うし、それだけでそのくらいはいきますね)
月に2万って、いったい何を買わはんのでしょうかね。きっと経済的にも余裕があらはるんでしょう。羨ましいです。

「初心者がまず買うのは靴(これは納得。大事です)。次に機能タイツ(持っていない)、Tシャツ(大会参加賞ばかり、かな)、サングラス(一応あるけどあんまし使い心地よくなし)、それらをそろえると4万円はくだらない(高!)」と続きます。

まあ格好から入る方にはそれも然りでしょう。それなりに走りにも効果はあると思います。女性が愛らしいウェアで走っているのを見るのは楽しいものですからね。

でも最後は気合いと根性、やる気とがんばりの精神でしょう。(はいはい。根性論やねえ。限界あると思うで「承知。私はそれでいきます」)


本番まで1週間です。不安があります。完走はともかく「4時間切りたいな」という思いと「あのコースでは難しいな」という弱気が錯綜します。

「なるようにしかならん」と思って走ります。

ちょっと節制しようと毎日毎夜思いつつ毎夜毎夜の夜更かし深酒(?)です。

しまいに身体こわしますよ。とかなんとか自分で思いながら55歳。元気なおっさんをやらせてもらっていることに感謝しつつ今日はやすませてもらいます。