本好き
2011年11月07日
今日は本来なら自転車の日。でもさすがに朝、体に残る疲労感は否めず甘えさせてもらい車で出勤しました。
「柔」ですね。どうもいけません。
昨日会場でも私のようにしんどがっている人はあんまりいませんでした。どころか缶ビールをぐびぐびやっている剛の者もいます。直後に出店しているお店でカレーやうどんをがっついている健啖家もいます。
私にはまねができません。かなり時間がたたないと食べられません。ビールは大好物ですが直後は無理ですね、たぶん倒れるでしょう。
今少し心身ともに「剛」になるよう心がけましょう。
朝は膝や脚の付け根が痛かったんですが、もうだいぶ回復しました。筋肉痛は残りますが、それは致し方ありません。日にち薬でそのうち治るでしょう。右膝外側にちょっと気になる痛みがあるのであと数日は養生します。
昨日の結果を知らせた先輩でもあり走友でもあるお二方からお褒めの言葉をいただきました。
「3時間台はすごい。もう1回一から身体づくりを始めます」。この方は大学時代は陸上部。フル2時間台で完走された強者です。
「どうやったらそんなに速く走れるんですか」といただいた方は、なんの実は私より速いんです。ハーフでは勝てません。しかも還暦を超えること数年ですから、恐ろしいです。最近はフルは走っていらっしゃいませんが、その気になればすごいでしょう。
確かにたいした練習もしていないのに3時間44分はよくやったなと思います。つまるところ気力かなあ(出たぞ精神論)。正直追いつめられたときやめちまえば楽になるんですが、それは許せません自分が。あんましかっこいいことを言うつもりはありません。とにかくしんどくてしんどくてなんですが、走り遂せたときの自己満足、自己陶酔かな。そうそれですね。自分に酔うためにやっているのかもしれんね。
まあなんでもいいか。走っていること自体がそうやもんね。
できるところまで走り続けようと思っています。どこまでいけるかなあ。時間を極めるのは年とともに無理が出てくるでしょうが、それが求められなくなっても走ることに楽しみを感じられれば走り続けるかもしれません。まあその時がこなければわかりませんね。
今は少しでも速く走ろう、少しでもいい時間で返ってこようというのが動機づけになっていますが、いつかはニコニコ笑いながらゆったり走るのが楽しくなっているのかもしれません。
今日たまたま中2の英語授業で本の話になりました。
Who is the most famous writer in Japan? という最上級表現をやっていました。
ある生徒が言いました。
「だれやろ?」
「夏目漱石」(「すごいな漱石、名前が出たぞ」)と思いつつ
「この間の読売新聞には東野圭吾さんて載ってたで」と私。たまたまポケットに持っていたのが彼の本。それを見せつつ
「これその人やけどおもろいで」と言うと生徒の一人が言います。
「その中でも一番おもしろいのは?」
「う~ん難しいなあ」とか言いつつ彼が貸してほしいと言うのでそれを書きとめました(悲しいかな。最近はメモしないと忘れます)。
『白夜行』とか『手紙』とか諸々浮かびますが貸す相手が中学生。それなり気をつかいます。
それで選んだのは『流星ワゴン』(これは重松清さんですね)と『容疑者Xの献身』です。他にもいくつか浮かびましたが探すのが大変でしたし、相手が中学生やし無難なところを選びました。まずはこのへんからいってもらいましょう。
んで、また、まだ読みたいと言えばさらに相応しいのを貸しましょう。
こんなことから少しでも本好きがふえてくれればうれしいです。