合縁奇縁
2011年11月02日
某大手文具通販のA。今日が年賀状2割引きの期限でした。まだ11月2日だというのにまんまとそれに乗せられて注文しました。なんか忙しないですね。
この間(10月中)どこかでクリスマスツリーの飾り付けを始めようとしている業者さんらしきがいました。スーパーなどにはおせちの予約受付のポスターが貼ってあるのを目撃しました。まだ11月に入ったばっかりです。
世間はすべてが早め早め。毎年どんどん時間の過ぎ方が速くなっているように思うのは私だけでしょうか。
「 月日は百代の過客にして行きかふ年もまた旅人なり」と書いた芭蕉翁も今現代に生を送れば驚いたでしょうね。
この調子だと年が明けた瞬間から中元商戦が始まったりしてね(んな訳ないか)。思うにそうじゃなければこの世知辛い世を生き残っていけないのかもしれません。少なくともいつも後手後手に回る誰かさんより世は先を行くんでしょう。
今朝(といっても昼前かな)ぼーっとしながら走っていると前から来る親子連れが私に挨拶。
「こんにちは」見るとMKさんのお母さまと妹さん。
「あ、こんにちは」それだけ言ってすれ違いました。すみません、いつもながら愛想なしです。
彼女とはいろんなところでお会いします。コーナン、路上、車でのすれ違いなど。こういう方がいらっしゃいます。何かご縁があるのでしょう。
ご旅行の度にお土産をくださったり、何もないときでも差し入れをいただいたりと、さり気ない気遣いをしてくださいます。ありがとうございます。
そのMKさんと授業前にばったり。
「今日お母さんに会ったよ」
「あ、なんかそんなん言うたはりました。『せんせ、走って来はらへんかな』思ってたら走って来はった」って。
「え、そうなん。なんかあなたのお母さんとはあちこちでお会いすんねん。なんかご縁があんねやろね。妹さん大きなってたね」
「抜かされそうです」
「そうなんや」とかなんとか。
そう。こういうご縁を大切にしていかなければいけないのでしょう。
「縁は異なもの味なもの」あ、これは男女のそれか。まあ男女ではなくてもいいでしょう。合縁奇縁です。一期一会という面も常に持ち合わせます。だからこそ人との出会いを大切にしなければいけません。