褒める

2011年11月30日

小2のYKくん。私の顔を見るなり
「せんせ~、マラソン大会1位やった」
「ええ! 1位かあ。それはすごいなあ」
いっぱい褒めておきました。うれしそうでした。
褒められることってあんましないもんね。
せいぜい褒めるように心がけましょう。

世のお父さん、お母さん、奥さん、ご主人、じいちゃんもばあちゃんも相手を家族を褒めてあげましょう。
褒められて悲しむ人はいません。いろんなことがうまくいくんじゃないかな。
褒めるだけで元手も何もいりません。
褒められた人が幸せになり、その幸せな顔を見たこっちも幸せになります。

私なんて長い間褒められたことないんちゃうんかなあ。
誰も褒めてくれませんからブログの中で自分で自分を褒めることはよくありますがね(悲しいな、寂しいな。心中思いやってやるわ「ありがとう。なんやかや言うて君だけや。俺の葛藤を理解してくれるのは」まあな)


左手人差し指先が数日前から痺れています。
「そのうち治るやろ」と過ごしていますが、その兆しなし。今も痺れています。脳卒中とか脳梗塞(両者の違いは知りません)の初期症状に手足の痺れや呂律の危うさ、階段踏み外しがあるといいます。それかね? 思えば全部心当たりあるな(まずいんちゃうの「まあな」)
前にも同様のことはありましたね。さて今回はどうでしょう。なるようにしかならんでしょう。
それで最悪の事態を招いたらそれが己が天命。甘んじて受けるしかないでしょう。

とかなんとか言いつつ全快を祈ってやすませてもらいましょう。

スマホ禍

2011年11月29日

交差点で停車中。ふと横を見ると歩行者同士がごっつんこ寸前です。すんでのところで回避されました。見れば両者とも携帯画面を見ていて耳にはヘッドフォン装着。そりゃ前や周りの状況はわかりませんよね。

先日も走っていて前からくる若い人が手にスマホ耳にヘッドフォンの完全外部遮断状態です。こっちはどっちへ避けようかと逡巡。ぶつかったらいけないので通り過ぎるのを止まって待ちました。

過日の読売新聞にもその「ながら」歩行の危険性が記者の実証実験とともに掲載されていました。殊更に言われなくともそんなことは明々白々、自明の理です。ご使用の方が転んだり溝に落ちたりする分には何も申し上げませんが、他人に迷惑をかける事態だけはお避け下さい。っていうかちょっと立腹すること頻々です。ご同意いただけませんでしょうか。

道を歩いていてそんな人にぶつかったら天から突如訪れた禍(わざわい)以外のなにものでもないもんね。


梅雨前に種をまいた「イエローファンタジー」。ヒャクニチソウやコスモス、名を知らぬ花々が目を楽しませてくれました。そんな中でなかなか咲かず茎だけが長ーく伸びてつぼみをつけてなかなか咲かない花がありました(なんか「なか」の連続やね)。

「早咲かな霜降りて咲かんままに萎れるなよ」と先日から声かけをしていた花がやっと開花。ちょっと変わった、いや普通に近いコスモスみたいです。
期待の大きさの割には普通でした。でもよかったです。降霜前に花開いてくれて。
まだまだつぼみがいっぱいなのでしばらく楽しませてくれるでしょうかね。

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では健気に咲いた花を愛でていただきながら終章を閉じましょう。(なにを気取ってるんですか?)

「苦」があったら「楽」もあるでしょう。たぶん、ね

2011年11月28日

テスト明け初日。
「できたか?」
「できました」
「お、頼もしいやん」
「あなたは?」
「ん~ん、まあまあかな。理科は94点」
「おお、すごいやん」
みんながいい結果だとうれしいんですが、祈るのみです。

やるべきことはいつもやらせてもらっています。でも結果が出なければそれは徒労です。高得点を出してもらって当然と思いつつやっていますが現実は厳しい面もあります。とにかく1点でも多くとって来てほしいんです。
こちらの思いがみんなに伝わっていればいいのですが・・・・・・


事情があってどこにも収めようのなかったお金が数万円ありました。いつまでも放っておくわけにはいかないのでNHK歳末助け合いに寄付しました。(なぜか振込用紙同封で送られてきました。先日の震災募金の関係でしょうか)これが一番「活きる」使い方でしょうか。よくわかりませんが有効に(?)使わせてもらいました。

ほんとは歳末助け合いで助けてもらいたいのは私自身かもしれません。
先の車の修理代に、さらに重ねてその2倍が必要な事態になってきました。
修理見積もりの電話にはトランスミッションは俎上にのぼりませんでした。そこで話題になれば、違う展開も考えられました。最初の修理は終わっていますからその請求はいきています。ここで次の修理をしてさらに修理代を払うのと、最初から2回の総額を払うか否かを考慮して新たに車をちょっと(だいぶ)無理して買うかを検討するのは違いますもんね。今さら遅いけれども、もう少し気を利かせてほしかったですね、取扱店の方には。

ため息はつきたくありませんが思わず出てくる大ため息です。

「ふ~っ」

ため息をつくと幸せが逃げると言います。つかぬように心がけていますが今日は朝からつきまくりだったかもしれません。(いっぱい幸せ逃げたかな)

ついうつむいて歩いている自分に気づき檄を飛ばします。
「つゆちゃんらしくないぞ。がんばれよ」
そう、から元気でも前を向いてしっかり生きていきましょう。

♬ 人生楽ありゃ苦もあるさ ♪ です。

またええこともあるやろ!!

ありがと

2011年11月27日

自転車のことがあちこちで取りざたされています。
確かに車道を走れば車の方からすりゃうっとうしいでしょうし、狭い歩道では歩行者に迷惑をかけていることになるんでしょうか。立つ瀬がないですね。肩身が狭いです。
小回りが利くしちょうどよい速さですからきちんと使えばたいへん重宝する乗り物だと思うんですが。
京都府警では12月から悪質自転車即「赤切符」にするそうです。摘発対象は
①信号無視(3月以下の懲役または5万円以下の罰金)
②飲酒運転(5年以下の懲役または100万円以下の罰金)
③一時不停止(3月以下の懲役または5万円以下の罰金)
④2人乗り(2万円以下の罰金または科料)
⑤無灯火(5万円以下の罰金)
⑥通行禁止違反(3月以下の懲役または5万円以下の罰金)
⑦制動装置不良ーいわゆるブレーキなし自転車(5万円以下の罰金)
だそうです。でもこれらにいきなり「赤切符」はきついですよね。
「以後気をつけなさい。今日は押して帰りなさい」
「はい」って素直に従う人にも切るんでしょうか? 
無灯火なんて夜走りだしてから球切れに気づくことだってありますよね。私は実際2回その経験があります。でも早く帰りたいから心の中で「ごめんなさい」を唱えつつ乗って帰りました。こんなときにお巡りさんに出会ったら有無を言わせず5万円以下の罰金になるんでしょうか。それはちょっとつらいです。
「いやあ自転車の一時不停止で2月の懲役をくらいました」なんて会話がなされるのはいやですね。手軽で便利なはずの自転車におちおち乗ってられなくなります。

そもそも自転車マナーの悪さがことの発端だと思うんです。人、車、自転車がそれぞれにお互いのことを気遣って利用すれば多くの問題は解決するんじゃないんでしょうか。どなたもそれぞれの立場になることはあるはずです。車のときはその他の二者の、歩いているときはその他の二者を思いやることでなんとかしたいものです。
甘いですかね、私の考えは。


今日は娘たちが私の誕生日を祝ってくれました。ずいぶん前にその日は過ぎたんですが4人とも大人なんでなかなか日程的に調整が難しく今日になりました。
すっかり大人の女性になった彼女らが俺にごちそうしてくれました。これほどにうれしいことは、そう簡単にはありませぬ。
幸せを感じつつやすもう。

ありがとう、ね。

京の秋

2011年11月26日

時間をつくって15km 走りました。これで今月は100を超えました。累計でも1,300km 近くいっているので目標は達成しています。
本がいけません。まだ84冊です。あと1月で16はきついですね。いけるところまでいってみます。

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秋が訪れています。一番きれいなころかなとも思います。

写真は「しょうざん」などです。

ぜひ京の秋をお楽しみください、ね。

どこでもきれいな京の秋ですよ。

鴨がネギしょって、いやボルちゃんが請求書を携えて

2011年11月25日

昨日「なか卯」に本を忘れたと思って聞きにいきました。ところがありませんでした。
「??」結果は勘違いでとんでもないところから出てきました。

今日「なか卯」で食事がてらその旨を報告へいきました。対応してくれたバイトさん、きちんと引き継ぎができていたのでしょう。直ぐに事情を飲み込んでくれました。
「実は私の勘違いで本は見つかりました。ご迷惑をおかけしました。すみません」と最敬礼。すると彼から返ってきた言葉は
「見つかってよかったですね」マニュアルにはないであろう気持ちのこもった言葉。ちょっとうれしくなりました。
「今どきの若いもんもまんざら捨てたもんちゃうなあ。期待できるぞ俺の老後も、いやちゃう、日本の将来も」と思いました。

愛車が帰ってきました。うれしいんですが、大きな請求書を背負っています。けっこうな金額です。長年乗ったそれだから致し方無しとは思いながらも・・・・・・

さらにトランスミッションが危ういとかかんとかの話です。これはさらに数十万円かかりますね。まあしゃあないんかなあ。新車を買うことを考えれば、ね。

古くなればあちこちガタはきます。俺の身体なんて愛車の5倍いじょう生きているからしてガタがきてもいいんですが、今んところ異常はないようです。ありがたいことです。


今日も朝からいろいろありました。
「あれは昨日やったっけ?」と思えるくらいでした。

あ、そうそう、久々走った、な。7km ですかね。気持ちよかったですね。


京都マラソン落選です。はは、日ごろの行いの報いかもしれません。

かなり悔しいです。

でも、その憤りの行き場はありません。ただ、そのくじ運のなさを嘆くばかりです。

あ~あ。

悲しいです

2011年11月24日

「チッコン、チッコン、チッコン、ガシャン」
代車でお借りした「240GL」方向指示器の音です。
調べてみると1990年頃まで売られていたようです。ということは20年以上前の車ということです。さすがに古さは否定できませんが実に味のある車です。「カクカク」の volvo です。

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室内、外見をご覧ください。

ここまでは昼に綴りました。


その後悲しい知らせがあり、意気消沈しています。知人のご子息が亡くなったそうです。その方は直接に知りませんが私の娘らと同年輩です。詳しいことは何もわかりません。通夜、告別式の案内が回ってきましたが悲しすぎてとても参列する力が起こりません。申し訳ありませんが弔電を打つことで勘弁してもらいました。

誰しもが迎えるものですが、順番の違うそれは悲しいです。ことばがありません。

心からご冥福を祈ります。

ありがとう、そしてよろしく

2011年11月23日

愛車が100,000 km を走りました。10年と2か月でしょうか。10万 km と言ってしまえば一言ですが地球二回り半です。すごい距離ですね。
私はせいぜい年に1,200km 。走り始めて10年とちょっと、12,000 km いっていればいい方です。そう思うとよくがんばって走ってくれています。ありがとう、ボルちゃん。

こいつの前のホンダ車は11万km 、その前のホンダ車も7万km ですから、ことほどさように言及しなくてもいいのかもしれません。それぞれへの愛着は残っています。それぞれの感触はいまだにあります。みんなそれぞれにその時々に私の人生を彩ってくれました。カローラクーペ、プレリュード、インスパイア・・・なつかしいね。
その時々の思いがね。

およそ40年で5台、しかも初めて乗った車はおやじの遺品ですから、実際は4台。多くはありません。1台に長く乗っています。
気にいったのに長く乗るのが信条です。いや内実はなかなか新車を買う資金がないというのが本当のところかもしれません。

いろんなところへいっしょに行きました。さまざまな思い出をつくりました。そんなことを思うと感慨深いものがあります。
この数字を目にしてじんわり目頭が熱くなった私は変でしょうか。


こいつといっしょに日本中を回りました。行っていない県などは東京、栃木、茨城、千葉、群馬、長崎、鹿児島だけかな(なんや、けっこう残ってるやん「すみません」いや別に謝ってもらわんでもええけど)まだあった沖縄。岩手まで、佐賀までその日のうちに行ってしまったこともあります。車に乗るのが好きだからできたんでしょうか。いや、きっと世間には私同様、それ以上車好きで「そんなん普通やで」という方はたくさんいはるんでしょう。

いろいろありました。

青森でドライブシャフトがいかれて立ち往生。四国からの帰路バッテリー不調で緊急停止。信州では点火プラグが死んで冷や汗ものでの高速からの脱出。思えばいろいろありました。いずれも不幸中の幸い、奇跡的に窮地を脱することができました。それもこれも俺の日ごろの行いのよさ、いや違う回りのみなさんの善意、好意のお陰です。たまたま偶然ですが、恵まれています。ありがたいことだと思います。

すてきな思い出もいっぱいです。
飛騨の降りしきる雪を越えた先の氷の美術館。
まるで海へ飛び込まんばかりの道を走った襟裳岬への疾駆。
リンゴの花を前景に後ろに控える岩木山。
シバザクラの遠くにそびえ立つ富士。
那智の滝や萩、宗谷岬、数えあげればきりがありませんね。


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右写真は運転席座席です。鍵束を右のベルト通しにつける習慣にして10年以上になります。それが座席の背面を傷つけてしまったようです。

歴史を感じます。

あと何年こいつと付き合えるかわかりませんが、どこまでいけるんでしょうかね。10万のくらいがあるんですから999,999 km までは大丈夫なんでしょうが、そこまでは私がもちませんね。

ありがとう、そして末永くよろしくボルちゃん。


今このブログを書き終えてこすれて白くなった座席の写真を見て思わずボルちゃんに挨拶をしてきました。

まだまだしっかりじゅうぶんです。わたしよりずっときれいですてきです。

おれがげんきなうちはずっとつきあってね。

ほんとにながいあいだありがとうね。これからもよろしくね。


当たれ!宝くじ ちゃう、京都マラソン!

2011年11月22日

明日は福知山マラソンです。東京や大阪、神戸、そして京都などの大都市でのマラソン開催がふえ地方のマラソンの苦戦が伝えられます。福知山も去年よりは減らしたようですが9501人と多くの方が参加されるようです。私は福知山の日は毎年テスト対策で出場できませんので、走られる方々の健闘を祈らせてもらいます。ゴール直前の1km が上りのようです。みなさんラストスパートがんばです(しんどいやろな)。


マラソン人気を受けてスポーツ店や百貨店の関係売場はなかなか好調、2割増くらいと京都新聞にあります。不景気と言いつつも使われるところには使われているんですね。

読売新聞にはスポーツウエア商戦激化と題字があります。女性向けファッションが得意なアパレル各社が相次いで市場に参入しているそうです。
確かに最近はレースはもちろん街を走っていてもカラフルでかわいらしいウエアをまとった女性が多いのに気づきます。女性はやはりファッション性重視なんでしょうかね。

負けじとスポーツ用品各社は速乾性や紫外線カットなどの機能面で対抗しているそうです。
そういえば知人がワコールのタイツ(?)が一番機能的に優れていると言っていましたね。女性下着メーカーですが、そこはそれ体を美しく見せるための素材、技術を走るのに適する形で最大限活用しているのでしょう。

かく言う私はファッション性も機能性もあんまり考えていませんね。「適当」です。靴だけはしっかり履いてみて足にぴったりくるのを選んでいますがウエアはええ加減です。参加賞のTシャツで十分かな。

昔人間ですから精神論で走っています。一番大切なのは気合いです。なんて言ってないでもう少し科学的になれば速くなりますかね。否、これ以上はなかなかに難しいでしょう。

25日には京都マラソンの抽選結果が届きます。当たっていることを祈りながらやすませてもらいます。

明日もテスト対策。朝からやります。

徒然なるままに

2011年11月21日

西賀茂はテスト初日。来る子に声をかけます。
「今日どうやった、できた?」
「まあまあ」
「けっこう手ごたえある」
「全然」
最後の言葉にはさすがに力が抜けました。あんだけやったのに残念です。本当はみんなに「できた!」と言ってほしいんですが人生はそう甘くありません。

明日は数学。ふだん入らぬ中1数学の授業に入ってあまり手ごたえを感じなかったので
「この後残って勉強していってもいいよ。実技教科もあるし無理強いはしないけど、もうちょっとやっといた方がええんちゃう」と呼びかけました。

女子が5人残って比例、反比例をやりました。難しいのかな。けっこう基本的なところから2時間でした。

隣の教室でも中2男子が自主的に残ってやっていましたね。いい傾向です。
「勉強」は強いられてやる感じやし「学習」で自ら学んでほしいですね。

一番残ってほしかった子は帰っちゃったのがちょっと、ね。
そう、悲しいかななかなかこちらの思いは伝わりません。

まあ何があってもなくてもやれることをやれるだけやっていく覚悟です。それが認められなければそれはそれでしゃあないかなと思います。正直それしかできひんしね。


日日いろいろ、どうでもいことを思いつつ生きています、書いています。

徒然なるままに、かな。

活字中毒か、きみは(はい)

2011年11月20日

昨日、今日と定期テスト対策。みんな一生懸命やっていました。
ただ学年、クラスによって生徒個々によってやる気に差があるのは事実ですね。
「ちょっとでもいい点とりたいっていう気持ちないの?」と思わず言っていましたね。
「自慢にとってもらってもいいけど俺、中学の時成績よかったで。悪い成績とったらかっこ悪いと思ってたから勉強したよ。成績順に廊下に名前貼り出されんねんで。1番から40番くらいまでは点数の下に名前が書いてあんねん。悪い人は順番と点数だけ。点数わかれば自分の位置わかるやろ」などなど話しました。わかってくれたかなあ、私の気持ち。

点数悪くて悔しいとかかっこ悪いとかって思わないんでしょうかね。不思議です。覚えたら覚えただけ点数になるのにそれをしないのは理解できません。まああんまりえらそうなことは言わんとこ。だらしない俺だしね。

生徒のみんなにちょっとでもいい点をとってもらいたい。ただそれだけです。


昔の本が読みたくて授業後、原谷つゆはらゼミの天井収納庫へ。多すぎて置けなくなった本をそこへ片づけました。ところが着いて上がるとなんにもない。
「??? なんでや」頭の中は?印が巡ります。まったく狐につままれたようです。
あの本たちはどこへ消えたんでしょうか。一晩かけて考えてみます(すぐ寝てしまうし無理やな「はい。そうです」)

読む本がなくて夕食後ブックオフへ出動。目当てを入手して安堵しました。

実は今日1冊の本も持たずに出勤。禁断症状がでました。なんかそわそわ落ち着きません。もちろん朝からずっと授業なんで本を読む暇なんてないんですが、開く本がないというだけで手が震える、無闇に人に当たるという、ウソです。すみませんバカなことを綴っています。

「活字中毒者」でしょうか。それはずいぶん前に椎名誠さんがつかっていらした言葉ですが、私もついに中毒になってしまったんでしょうか、ね。

んなことで秦建日子(奇を衒った名ですねえ)さんを読みつつ寝させてもらいます。

秦建日子さん

2011年11月19日

『殺してもいい命』を読み終えました。すばらしいできでした。なんて私が偉そうに言う資格はまったくないのは承知の上で、あえて申し上げます。
ある程度推理ができたところもありましたが、それはほんの、ほんの末端です。本質はとんでもないところにありました。

東野さんの『宿命』や『白夜行』、浅倉卓弥さんの『四日間の軌跡』、『最悪』の奥田英朗さんや大崎さん、池永陽さんなど、いやもっといはるなあ、重松さん、東海林さん、司馬さん、畑さん、などなどいろいろいっぱい読んでいるつもりですが、すばらしく思う方以外にそれ以上の未知の方が多いんです。
そう世間は私が知らぬところで巡っているんですね。

本屋へ行くと知らん作家さんの方が多いんです(そらそやろ。当然やで。あんたが生きてる世界なんてそんなもんやで「はい。悲しい、いや、そうでしょう。私は70億のうちの一人ですから」)。もっとももっといっぱい読みたいんですが、使える時間は限られています。


その限りある生のうちでできることをやろうとすると欲張りな私は・・・・・・
せいぜいやれることをやっているつもりですが「限りあるある人生」と改めて思うと焦る気持ちは抑えられませんね。(いやいやあ、まあまあ、そうそう、あはは)

まあ生きているうちにできることはしましょうか、ね。

あすは、も、テスト対策です。

寝ましょう。

認めてもらえればこそ

2011年11月18日

久々に個別高2のMTくんとおしゃべり。
「せんせマラソンすごいですね。しんどかったっすか?」
「ああ、見てくれたん(彼はこのブログの愛読者です?)。しんどかったで」
「すごいっすよね。自己新」
「ありがと。ほんまは39分、40分切って帰ってきたかってんけどな」
「お父さん『すごい!』って褒めてはりましたよ。家じゅうで拍手してました」
「あはは、ありがとう」

勝手に自己満足でやっていることですが認めてくれる人がいるというのはありがたく、うれしいことです。私も生徒たちに対してそんなふうに接するようにしなければいけません。


久々になか卯で牛丼大盛り。(「大盛り」が久しぶりです。なか卯にはよく行きます。なんてったって並290円、大盛り390円ですからね。財布に優しいです)
「ああ、腹ぽんぽん」と出てくると外国人の集団。うちの一人と目が合います。
「くるな」と思えば案の定。
「す・み・ま・せ・ん。き・ん・か・く・じはどこですか」英語系じゃないかなあと思ったんで念のため尋ねました。
"Can you speak English?"
"Yes."
"Good. Go straight along this street. At the fourth signal, you'll find it on your left. You can't miss it."
"Oh, thank you. ありがとごぜます"
"You're welcome. どういたしまして" とかなんとかしゃべりましたが、英語を教えつつもなかなかでてこない自分の英語力にがっかりしました。情けなや。

まあ最近は、というか長く海外へも行かず、使う機会のない言葉やし、しようがありません。今さらそれを磨く気にはなれませんが、道を聞かれた時くらいは今少しましな対応ができるようにしたいですね。


さて『殺してもいい命』秦建日子さん。おもしろい。一気に読めます。といってもあと30頁くらいは残しています。
展開の速さ、躍動感はなかなかにすばらしい。
「映像にすればおもしろい」と思わせるからそうなっているんでしょう。

寝床で最後まで読み切ってやすませてもらいます。

では。

凡夫

2011年11月17日

うれしいニュースを一つ。
個別にきてくれているKRくんの就職が決まりました。
今日別件で電話をしたときに本人が出たので
「就職決まったそうやね。すごいな、優秀やな」
「はい。ありがとうございます」声音からうれしさが伝わってきます。
「どこでなにするのん?」
「Sです」と北のほうにはけっこう店舗数のあるスーパー名が出ます。
「へえ、すごいやん。どこの店なん?」向こうでお母さんの声がします。
「えっと、ええ左京区の本店です」
「そうか。行く機会があったらあなたの顔をさがすわ」
とかなんとかしゃべりました。

指導日の関係で最近は直接顔を合わせていませんでした。久々に元気な、そしてうれしそうな声が聞けて私もとっても幸せ気分になりました。

彼は小6から中3までと高2から今まで長く通ってくれています。
中3時、受験校を決める相談で彼の口から出たのは実業高校。
「え、そんなん好き違ったら行ってもしんどいで」というと
「いや、好きなんですよ、そういうのが」
「へえ~そうなんや。それやったらいいねん。しっかり勉強したら将来就職にも役立つかもね」といったような話をした覚えがあります。そして今回の就職決定。よかったです。

けっして勉強は得意な子ではありませんでしたが苦労しつつもここまでこぎつけることができたのは彼のがんばりがあらばこそでしょう。

人間真面目にやり通せばいいことが待っているはずです。私もやります(あんた真面目か?「また出たな、あんた」出ないでか「もうええし)。


も一つうれしいことが。昔の同僚(?)のTHさんが仕事途中に寄ってくれました。
彼女は私より年長です。が、しかし元気です。オフロードバイクに乗ってさっそうとやってきます。
ご高齢のお母さまの介護を抱えながらも元気に過ごす彼女に拍手です。最近は女性専用のジムにも通い始めたとか。日常を抱えながらも挑戦する姿勢に拍手です。
俺の誕生日もひょんなことから覚えていてくれて「おめでとう」の言葉をいただきました。おいしいするめもいただきました。(いつももらってばっかりです)

彼女の抱える介護、誰もが通る道なのかもしれませんが大変でしょう。幸か不幸か私は両親ともに早く亡くなりその厳しさは経験していません。連れ合いのご両親は元気でご存命ですがお姉さん夫妻が同居してくださっていますし、とってもお元気です。
身近に介護が必要な肉親がいると大変だと思います。

今日終えた『終(つい)の棲家(すみか)』はそのへんのところを考えさせられる作品でした。仙川さんの本です。彼女は阪大医学部出です。先に読んだ『無言の旅人』は脳死移植や尊厳死が主題でしたが今回は「介護」がテーマです。
学歴とプライドと彼女のはく靴のかかとだけが高い新聞記者が「記者とは何か」に目覚めつつ成長する過程を追いながら話は展開します。読み応えがありました。頁をめくりたくなる本でした。

本は読む人にいろいろと与えてくれます。

次は『殺してもいい命』秦建日子さんにかかりました。『アンフェア』の原作者ですね。映画は見ましたが書いたものは初めてでしょう。楽しみです。というかすでにその世界に引き込まれている自分がいます。

人を虜にする文章が書ける作家さんはやはりすごいですね。


全然すごくない凡夫のつゆちゃんはそれを読みつつやすませてもらいましょう。

物言えば唇寒し?

2011年11月16日

このブログの文言で回り回ってお叱りを受けてしまいました。
けっして他意はなかったのですが結果としてご気分を害された方がいらっしゃるわけですから気をつけなければいけません。先方さんには電話をさせていただき文言は削除させていただきました。

間に入った方には不快な思いをさせたかもしれません。申し訳ありません。


言葉は難しいです。一旦口から出してしまうと、文章にしてしまうと訂正のしようがありません。心して(今までもしていましたが、さらに)表現します。

生徒相手にも十分気をつかってきましたし、います。最近はないと思うのですが若い頃は言わずもがなのことを言ってしまいあとから気づくこともありました。

正直、今考えても痛恨の科白が2件あります。1件は生徒が大人になりうちにバイトに来てくれたとき本人が言ってくれました。自分はほんの冗談で当時流行っていたギャグで言ったつもりでしたが当人にはそうではなかったようです。失敗しました。遅いですがね、そう思っても。ごめんなさいねMTさん。

今一つはもっと酷いことを言ったように記憶していますが当人はあまり気にとめていなかったようです。やはり大きくなって会ったときに
「あの時あんなこと言ってごめんね」と率直に謝りましたが「?顔」でした。でもやっぱりごめんなさいOSさん。

ともあれいろんなことを考えさせてくれる一件でした。心しましょう。


実は今日は55回目の誕生日です。四捨五入すれば60です。(そんな四捨五入はないで「ですね」)いい歳になっても日日反省ばかりの自分の未熟さが恥ずかしいような気がします。
まあヒトというのはある意味そんなまんまでずっと生きていくんでしょうね。

他人に迷惑をかけないように生きていきます。

出会い大切に

2011年11月15日

北海道各地で積雪があったようですね。例年に比べると遅いような気がしますが、かの地を離れてずいぶんになるので定かではありません。
北の地の人々はこれから長い冬を過ごします。雪深い地域では来る日も来る日も降り続きます。低く垂れ込めた雲から途切れることなく落ちてくる雪にうんざりされることでしょう。
私の育った釧路ではさほど雪はない分寒さが厳しいですね。氷点下10℃ならまだまだ温かい方です。内地(古! 今どき『内地』はないで「ですね」)の方には信じられないような話でしょうが事実です。日中最高気温でも0℃を上回らない真冬日が当たり前の世界です。狭いと言われる日本ですが南北の長さを感じる話でしょ。


雪だよりとともに先日の後輩から写真が添付されたメールが届きました。
なんでも東京でやった私の前後数年が集まる会のようです。同期のSくんとFくんはわかりますが、その他の紳士淑女はわかりません。ごめんなさいね。人間の記憶とはかくもいい加減であやふやなものなんですね(あんただけやろ「かもね」)。

「先輩のお写真を拝見して、ひげ以外は、変わっていらっしゃらないのに正直びっくりしました。」とメールにありますが、いやいやなんの変わっています。顔には大きなしみ。目の下は弛んできました。ショーウインドウやガラスに「見慣れぬおっさんがいるな」と思うとそれがなにあろう己の姿であることに愕然とするわい(なんで急にじいさんことば?)。
そうまぎれもなく年老いた自分がそこにいます。まあ誰しも老います。それを悲しむ気持ちはさらさらありません。歳相応に生きていきましょう。

それにしても四半世紀以上も前の知り合いとこんなご縁が持てるのはありがたくうれしいことです。そんな喜びをくれたYKくんに感謝です。ありがとうございます。


今日パズル道場に来てくれているMDくんのお母さまと言葉を交わしました。

先日ビブレ駐車場でお会いしたんですが、考え事をしていてとっても無愛想な挨拶をしたことをお詫びしました。
話しているとどうやら私と宝が池ですれ違っているようです。
「せんせ、宝が池走ってはります」
「あ、いや、どこでも走ってます」
「いや私、友人と朝歩いているんです」そういえば思い当たる3人連れがいます。(違うかな)
「どんな距離走られるんですか」
「いや最長フルです」
「え、すごいですね。いや、うちの主人もハーフくらいまでですけど走り始めたんですよ。私は歩くだけですけど、弟はフルも走るんです。京都マラソンは申し込まれたんですか」などなど思わぬところでマラソン話が弾みました。

普段は授業の関係でなかなか話ができませんが、こうやって話をさせてもらうといろいろと違う面が見えてきます。臆せず怯まずいろんな方々と接点を持つ方がいいんでしょう。どちらかと言うと恥ずかしがりやで(???)非社交的な人間です。不得手なことにも挑む気持ちを忘れないようにします。


京都も今日は少し寒かったですね。まあでも時期を考えるとこれが通常でしょう。北海道の比ではありませんがね。


そう、あれはいつだったかなあ。秋の終わりかなあ・・・イトウを狙ってひとり釧路川をせめました。餌は確か生き餌、ドジョウでした(野田さんではありません「わかるて」)。釣れる訳もない幻を求め谷あいの道を分け入りました。

するとなにもなかった空中に突如湧きでるかのように雪が舞っていました。

あの幻想的な光景は今でも私の脳裏にくっきり刻み込まれています。人生の中で一番と言っていい印象的な出合いでした。

雪との出会い、人との出会い、そんなこんなの、あんなこんなの出会いを大切に生きていきましょう。


PCよくないです

2011年11月14日

自宅パソコンが不調です。
壊れたかもしれません。
しばらく家でブログを書けないかもしれません。
困りました。


と予防線を張りました。
教え子にSOSを送りました。
その後気づいて充電池を抜いて再セットすることで回復。

教え子に「お騒がせごめんなさい」を送りました。

もうちょっと冷静に考えてやることをやってから助けを求めるべきだったと反省しきりです。前にも同じような症状があったのを思い出しました。

いつもそうなんですよね。すぐうろたえてしまうんです。
「もう少し落ち着けよ」と自分に言い聞かせていますが、もって生まれた性はなかなか改められません。


やはり、PCはまずい状況ですね。こうやって入力していても「理解できない動きをするぞ、こいつ」です。

このへんで1回しめましょう。


で、また復活。


先週から来てくれたSMさん(中1)はうちの塾が楽しくて仕方がないんですって。帰るたびそれをお母さまに話すようです。
ありがたいことです。そう言ってくれることが。
その期待に応えられるように精一杯やらせてもらいましょう。

ではこのあと筋トレをして寝ます。

この後やるんで、また寝る時間が遅なります。もちっと早、寝えや。

女子バレーワールドカップ

女子バレーワールドカップで日本がブラジルを破る快挙を果たしました。しかも3-0での勝利です。これは回転レシーブで金メダルをとった東京以来の快挙だと思います。

興奮しました。テレビを前に大声を張り上げていました。近隣ご近所すんません。

さおりちゃんが、江畑さんがスパイクを決め、佐野さんがひろい、どんなことがあっても竹下さんがあげ、荒木さんがとめ、の大興奮でありました。

地味やけど佐野さんかっこえなあ。竹下さんはいうまでもなくすてき、です。新人ではななちゃん(確か岩坂さん、かねえ)が最高。うちの三女に似ています。


今その高まりがおさまって、やっと書き始めましたが、ちょっと筆が進まず困っています。

ということですから今日は書いただけ⑥だか⑦だかで勘弁してもうてもええかなあ。


あそこまで行くには私のような凡人が想像すらできない苦難、辛苦、軋轢、齟齬、いやおもいはかれんなんかがあったんやろうね。

そんなこんながない私は大人しくやすもう、かな。

逸品、絶品、秀逸、逸物

2011年11月12日

久々の走り。
6日のフル以来多忙と休養のため走っていませんでした。
10km 走りましたが気持ちよかったですね。どこまででも走り続けられるような気がしました。あくまでも「気がした」だけです。

途中信号待ち。
「あれパパちゃうん」の声。見ると長女と三女が自転車で登場というおまけがつきました。

散髪屋のおっちゃんとおばちゃんにも完走自己新報告。
喜んでくれはりました。

まだ脚に張りが残っていますね。脹脛はぱんぱん、かちかちがまだ続きます。
右膝外側にやや痛み。まあそれほど気にかけるほどではありませんがね。

そうそう仙川環さんの『無言の旅人』を読みました。尊厳死を主題とした話です。重いですが考えさせられました。
私も免許証に臓器移植の署名をしていますが家族、身寄りにそのへんしっかり意思を伝えておかなければいけないなと思いました。

打って変わって軽いけれど食べるものに関してはこれ以上ないという東海林さんの文庫新刊『メロンの丸かじり』を入手。彼の本は読んでいるとその食材を食べたくなっていけません。彼のこのシリーズは逸品、絶品、秀逸、逸物ですね。


朝一ロボット。昼一から英検2次試験対策をしました。

であるからしてちょっとねむねむです。

明日は休みです。さてさて何をしましょうかね。

釧路湖陵高校剣道部元主将より

2011年11月11日

朝ゼミに着いてメールを確認。
受信箱に見慣れぬ名前があります。
「ん? だれ。なんか見たことある文章やな(私のブログの引用でした。道理で)」と開いて読んでいくとなんと釧路湖陵高校剣道部の後輩、2期あとの主将YKくんでした。今は道東のとある学校の校長先生です。

なんでも湖陵の剣道部をネットで検索をしていて私のブログにいきあたったようです。
ご親切にも近い世代の近況まで書き添えられていました。社交辞令でしょうが私の主将時代のことに対する褒め言葉も見られました。さすがに校長先生、如才ない気遣いです。

なぜか、その直後からゼミPCが不調で返信できていません。礼を欠く事態で誠に遺憾です。ごめんなさいね。もしこれをお読みならいいんですが・・・・・・

メールを読みつつ当時のことがあれこれかれこれよみがえり不覚にも涙が流れました。歳を重ねるといけません。普通の人が絶対泣かへんところで泣いてしまいます(確かになあ。あんたはちょっとおかしいくらい泣くで「諾」)。


間もなく55歳を迎えます。これだけ生きるとあちこちにいろいろなつながりができますね(これだけ生きるとあちこちガタがきますね)。今まで出合ったいろいろなそれらを思います。良きもあらば悪しきもあったんでしょうか。今となっては、ここまでくれば悪しきはないかもな。


所属する京都私塾連盟は25周年を迎えます。めでたきこと限りなしでしょう。その席に向けてできる力を注ぎましょう。

京都マラソン

2011年11月10日

講師の人が言います。
「せんせ、聞いてください。うちのN(中2の息子さんです)がね1か月ほど前に友達に腕相撲を挑まれたんですよ。で、そのときは勝ったみたいなんですけど昨日『もう一回やろ』って言われてやったら負けたらしいんですよ。聞いたらその相手の子。負けてから毎日腕立て伏せを400回やってたらしいんですよ」
「俺そいつ好き! ええ根性してますやん」でその後筋トレ話にしばらく話が咲きました。

敗れたことを悔しく思い雪辱のために日々精進する。私好みです。
何事にも積み重ねが大事、気力が大切ということを教えてくれる話だと思いませんか。


私もマラソンのことでいっぱいいっぱいだったので筋トレはしばらくお留守にしていました。ただでさえやせっぽっちなカトンボみたいな体の胸がみるみる肉が落ちているのにゆうべ気づきました。今日からまた少しずつやり始めようと思います。(相変わらず単純な人ですね「そうですね」)

授業でマラソンのことに触れると生徒の反応は様々です。

①無関心
②鼻で笑わんばかりの態度
③素直に感心

感覚的に③の子が自分自身も何につけ懸命にやっています。人の話をしっかり聞ける子が多いですね。これはひいき目ではなく事実そうですね。高橋尚子さんとのハイタッチをつかみでやって反応が悪いとその先はやめて授業にもどります。別に感心してもらいたい訳ではありません。ただ人の話をきちんと聞けない子に話すのはしんどいですからね。もっとも私の勝手な与太話ですからそれはそれでなんら問題はありません。ただそういう子たちは残念ながら肝心な話も聞くことができません。

この差はどこから生まれるのでしょうか。今後この謎の解明に余生をかけましょう(はいはい)。


午前中一生懸命紙仕事。そこへピンポンが鳴ります。
「んんもう」と思いつつ出ると『京都マラソンニュース』というお知らせを持った方が恐縮そうに立っています。
「あのう、」と話しだされるんですが要領を得ないことになりそうだったんで
「あ、はいはい知ってますよ。私もエントリーしてますから」
「で、あのう・・・・・・」
「あ、はいはい了解してます」と話を終わらせました。どうもおどおどされていました。きっと苦情を言われる方が多いんでしょう。
走らぬ人にとっては正直迷惑以外のなにものでもない行事です。

もし抽選に当たって走れる側に回ったらそのへんを肝に銘じて走らせていただきます。
外れたらショックで立ち直れなくて走る気が失せるかもしれません。
当たりたい、当たりたい、当たりたい・・・・・・
そうはいっても時の運。どうしようもありません。
でも当たりたい。(もうええて。わかったし)当たりたい。(くどいな)

当たることを祈りつつやすませていただきます。

今日はとっても忙しい月初めの紙仕事を終えてほっとしています。

明日久々走ろうかと思っていますが雨ですね。

ありがとうございます

2011年11月09日

今日は朝から勉強会。
早く寝ようと思いつつ読みかけた本がおもしろく2時を回って寝ました。
朝は眠い眠い状態でしたが始まってからは意外と睡魔にはおそわれず、しっかり聞けました。
①コピー屋さんの話。「安い」らしいですが特に感想はなし。

②「これからの広告媒体はネットだ」とおっしゃるなんだか会社の人の話。曰く
「ブログはどうでもいい」と。私と、隣に座るけんちゃんは思わず笑い声をあげていました。
「ぐひひひ」「あははは、は」それに何かを感じた話者はあわててフォローしていました。
そう私もけんちゃんもよくブログを書いてますからね。まああまり意味がないのはわかっていつつもやってます。いけるところまでいくつもりです。もともとそんなに意義のあることを書くつもりもなし、書く力も無しですから。(けんちゃんのブログはなかなかに高尚です。私のとは違います)

③洛南中高の先生の話。いやあさすがに洛南。高校は公立ご三家にやられてはいるものの京大、東大の実績はさすがです。特に中学の難易度の高さは半端ではありません。
過去には何人かがお世話になりましたが最近はないですね。陸上やバスケで行った子、学力で行った子、あの子その子の顔が浮かびます。今きてくれているIKくんのお父さんも洛南へ進みましたね。この間しゃべったらKくんを洛南中へ入れたいと言ってましたね。難しさを伝えましょう。

年中さんのKTくん。前は近くに住んでいたんですがお引っ越し。上京区からお母さんの自転車で通ってくれています。
「寒くなると大変ですねえ」
「そうですよね。もこもこになって来(こ)なあきませんねえ。着いたらけっこう暑いんでしょうけど」
「そうですよねえ」
「そやけど先生も自転車ですよね。走ってもいはるんですよね」
「この間走ってきました」
「え、そうなんですか。マラソン? 何km ですか」
「フルです」
「へえ~すごいですね。信じられへん」
「いや、ただのあほですわ」
「そんなことないですわ」
「いやいや。気をつけてお帰り下さい」
「あ、はい。ありがとうございます。はい、せんせにさよならは」
「さよなら」
「ん。ばいば~い」と手を振って別れました。ありがたいことです。遠くからわざわざ自転車で来てくださるんですから、ね。
とっても感じのいいTくんママです。

そこにいるだけでいい雰囲気を醸す方もいるもんです。そんな人になれるよう微力を尽くしましょう。いや違うな。意識せずともそういう空気を回りに感じさせなければいけないんでしょう、きっと。

そうそんな方々がいてこんなあほブログを書ける自分がいることに感謝しながらやすませてもらいましょう。

ありがとさん。

保身

2011年11月08日

小1のきらり(基本的に幼児部からの持ちあがりクラスです。ちょっと、いやかなり難しめのことをやっています)の授業。CAさんが言います。
「先週きらりなかったやんか。わたしきらり好きやし来たかってん。せんせなんでなかったん?」とうれしいセリフです。
「そやなあ。3か月に11回って決まってるしときどき休みがあんねや」
「ふ~ん」
彼女のお母さんも教え子です。お母さんそっくりなAさんは性格もなかなかそっくりです。20年くらい前の教室を思い出します。懐かしいです。俺も若かったです。35歳やもんね。それが今ではすっかりいい(これは「良い」という意味ではなく「すっかり」という意味です『わざわざ言わんでもみんなわかってるで』)おじさんです。

当時は熱かったというか短気の塊でした。よくあんな風に振舞えたものと恥ずかしくなります。そんな私も年を重ね少しは丸くなったでしょうか(まあな)。そういうもんでしょう。丸くなった自分が大人らしいと思いつつ寂しくもあります。


オリンパスがなんでもかんでもとんでもない金額の損失隠しをしたとか。難しいことはわかりませんが、そんなことをしているご当人たちは後ろめたさを感じないんでしょうか。というかそんな大問題を抱えていて普通の生活を送れる神経の太さが私には理解できません。「いつか発覚する」という不安に苛まれながら日日を送れる図太さにある意味感心です。

心身ともに「柔」な私には無理ですね。

保身が保身を生みいつしかそうなるんでしょうか。そこまで追い込まれたことは幸い今まではありません。この先もないことを祈りますが、それはわかりません。そうなったときに己の矜持(おっ難解な言葉やなあ。なんかあったんか、似合わんで「わかるか。そらいろいろあるで」そやなあ)を保てるかでしょう。(あんたには無理やろ。すぐ転ぶで「かもしれません。いや意地だけでフルを走る俺を出せば保てます!!!!!! 」お、言いきったな(そうありたいです)」

とかなんとか言いながら保身の塊の自分だったりしてね。(まあ十分それは考えられるな)


すみません。毎夜のバカ話。お付き合いいただきここまで読んでくれる方やいかほどいらっしゃるんでしょうか。それがわからないから書きなぐっているんでしょうか。いや書いたことについては責任は取ります。

思いの垂れ流しは避けましょう。それは規則違反です。

ここには利害関係はないので自分の思いのたけを書いています。とはいってもどなたが読まれるかわかりませんのでほんまのまんまは書けへん面もあるのはご理解ください。


まあそんなこんなに悩みつつ喜んだり悲しんだり憤ったりしながらこの先も生きていくんでしょう。そう人生、そうあるからおもしろくもありかなしくもあるんでしょう。

では、やすませてもらいます。明日は定例会で早起きです。

ふ~っううう。

本好き

2011年11月07日

今日は本来なら自転車の日。でもさすがに朝、体に残る疲労感は否めず甘えさせてもらい車で出勤しました。

「柔」ですね。どうもいけません。

昨日会場でも私のようにしんどがっている人はあんまりいませんでした。どころか缶ビールをぐびぐびやっている剛の者もいます。直後に出店しているお店でカレーやうどんをがっついている健啖家もいます。
私にはまねができません。かなり時間がたたないと食べられません。ビールは大好物ですが直後は無理ですね、たぶん倒れるでしょう。
今少し心身ともに「剛」になるよう心がけましょう。

朝は膝や脚の付け根が痛かったんですが、もうだいぶ回復しました。筋肉痛は残りますが、それは致し方ありません。日にち薬でそのうち治るでしょう。右膝外側にちょっと気になる痛みがあるのであと数日は養生します。

昨日の結果を知らせた先輩でもあり走友でもあるお二方からお褒めの言葉をいただきました。
「3時間台はすごい。もう1回一から身体づくりを始めます」。この方は大学時代は陸上部。フル2時間台で完走された強者です。

「どうやったらそんなに速く走れるんですか」といただいた方は、なんの実は私より速いんです。ハーフでは勝てません。しかも還暦を超えること数年ですから、恐ろしいです。最近はフルは走っていらっしゃいませんが、その気になればすごいでしょう。

確かにたいした練習もしていないのに3時間44分はよくやったなと思います。つまるところ気力かなあ(出たぞ精神論)。正直追いつめられたときやめちまえば楽になるんですが、それは許せません自分が。あんましかっこいいことを言うつもりはありません。とにかくしんどくてしんどくてなんですが、走り遂せたときの自己満足、自己陶酔かな。そうそれですね。自分に酔うためにやっているのかもしれんね。
まあなんでもいいか。走っていること自体がそうやもんね。

できるところまで走り続けようと思っています。どこまでいけるかなあ。時間を極めるのは年とともに無理が出てくるでしょうが、それが求められなくなっても走ることに楽しみを感じられれば走り続けるかもしれません。まあその時がこなければわかりませんね。

今は少しでも速く走ろう、少しでもいい時間で返ってこようというのが動機づけになっていますが、いつかはニコニコ笑いながらゆったり走るのが楽しくなっているのかもしれません。


今日たまたま中2の英語授業で本の話になりました。 
Who is the most famous writer in Japan? という最上級表現をやっていました。
ある生徒が言いました。
「だれやろ?」
「夏目漱石」(「すごいな漱石、名前が出たぞ」)と思いつつ
「この間の読売新聞には東野圭吾さんて載ってたで」と私。たまたまポケットに持っていたのが彼の本。それを見せつつ
「これその人やけどおもろいで」と言うと生徒の一人が言います。
「その中でも一番おもしろいのは?」
「う~ん難しいなあ」とか言いつつ彼が貸してほしいと言うのでそれを書きとめました(悲しいかな。最近はメモしないと忘れます)。
『白夜行』とか『手紙』とか諸々浮かびますが貸す相手が中学生。それなり気をつかいます。
それで選んだのは『流星ワゴン』(これは重松清さんですね)と『容疑者Xの献身』です。他にもいくつか浮かびましたが探すのが大変でしたし、相手が中学生やし無難なところを選びました。まずはこのへんからいってもらいましょう。
んで、また、まだ読みたいと言えばさらに相応しいのを貸しましょう。

こんなことから少しでも本好きがふえてくれればうれしいです。

自己新でました。うれしいです

2011年11月06日

無事完走できました。しかも自己新。ネットタイムで3時間44分37秒。1分2秒縮めることができました。(グロスでは3時間45分00秒で同39 秒です)
順位にはあまりこだわりませんが364位/5034 人となかなか。

正直本当のところを言うと39分59秒より前に帰って来たかったんですが、それは高望みが過ぎます、今の私にはね。

例のごとく途中までは快調。3時間40分切りもいけそうでしたが後半失速。いつものことながら30km からあとは苦しかったです。自分で自分を励ましながらなんとか走りきれました。

ゴール手前ではQちゃんこと高橋尚子さんにハイタッチしてもらったもんねえ~。彼女の笑顔はとってもすてきです。おじさんは訳のわからない叫びをあげていました。
「うおっほうおう。ありがとう」(あんたミーハーか?「です。っていうかあの髙橋橋尚子さんハイタッチしてもろたら誰でもうれしいでしょ」)。


レース後は下半身創痍で大変でした。会場から守口駅まで脚を引きずりつつたどりつき、守口からは「京阪乗る人おけいはん」の普通電車で座って帰りました。

今日は早めにやすませていただき明日からの1週間に備えさせてもらいます。両足の親指の爪が痛いです。たぶん明日には「死ぬ」かもしれません。

フルは今の私にとっては限界ですね。

大阪・淀川マラソン

2011年11月05日

「さあ、漢検。急げ急げ」と車を止めてゼミへ歩いているとご近所の方が。目が合ったのでご挨拶。
「おはようございます」
「せんせとこ、すごいな。なんや公立やらなんやら高校みんな全員受かったんやて」
「あ、いえ、ありがとうございます」全員合格は至上命令とはいえご近所の方に関心を持っていただいているのはありがたいことです。ご期待にそうべくやらせてもらわなければいけません。

まあともかく悪いうわさでなくてよかったです。こういう話が出るということはご近所の井戸端会議(古い言葉ですね)、四方山話(これも)の話題になっているわけですからきちんとやるべきをやりましょう。


実は今門真の宿に滞在中です。明日の「第15回大阪・淀川マラソン」出場のため前日入りしています(ほう、なんか一流選手みたいやん「ちゃかすな」)。明日のことを考えるとお尻が緊張でむずむずするんです(ほう、あんたにも緊張っていう概念があんねや「ちゃかすな」)が、いつもと同じように過ごしています。

でもさすがに早めに寝ようとは思っています。

そして今の自分にできる全力を尽くします。

生涯現役

2011年11月04日

秋の叙勲で東海林さだおさんが旭日小綬章に選ばれました。この章がいかなる意味を持つのかはわかりませんが、おめでとうございます。(そう言えば親父もなんか勲章貰ってたなあ。自衛官を長くやっただけでのそれですから、まあどってことないんですが、私には絶対ありえないことなんで、やはりそれはそれですごいことなんやなあと思いますね)
彼の食エッセー『丸かじり』シリーズは絶品です。たぶん1冊も欠かさず読んでいます。
「最近、気力が衰えていたけれど、もうひと踏ん張りと励まされたようです」と答えていらっしゃいます。彼は74歳なんですね。まだまだがんばってほしいです。

行きつけの散髪屋のご主人も昨日いってました。
「せんせ、僕もう古希ですよ。いや違うなんて言うたかな」
「喜寿ですか」
「そうそうそれ、77ですわ」
「う~ん。幸せなことですよ。元気で働いていられるのは」
「そうやねえ」

先日書いた鶏泉(また実名です)の出前のおっちゃんも84歳。周りにはご高齢でもがんばったはる人がいっぱいいはります。

走友のN氏は還暦を超えてなお私より速いですしね。みんなすごい(いや、おかしい?)わ。

そう考えると私なんてまだまだひよっこですね。間もなく55歳ですが、負けずにやりましょう。生涯現役を目指しますか。

差し当たって日曜のフルが課題です。なんの節制を心がけるでなく、いつもと同じに過ごしていますが内心は緊張と不安を感じています。せめて4時間を切って完走できるように走るつもりです。正直怖くて自信はありません。

そやねえ、それでも走るさ

2011年11月03日

今スマートフォン(自分のではありません)からこれを入力しています。
かなり肩凝り状態ですけど更新が可能とわかっただけでも収穫です。
恐るべしスマートフォンです。
疲れたのでここでやめます。

ここから自分のパソコンです。

裏でレジストリなんとかでパソコンの最適化をはかっているんですが、それをやりつつ(とっても時間がかかるようです。なんも進展が感じられません)これを書けるのがいいですね。とかなんとか言いながら仕組みはわからずおっかなびっくりです。

ちょっとした京都の秋を感じていただければと思う写真です。

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次も同様。ささやかな秋でしょうか。でもなぜかつつじが咲いていました。

CIMG0568.JPGCIMG0573.JPGCIMG0579.JPG

夕焼けがきれいでしょ(押し売りか)。

明後日に備えエイドを買いました。これが直接的な効果があるかどうかはおいて、前回、前々回なんとか完走できたんで験担ぎです、気休めだね。

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3時間前、1時間前に食べるのと直前に摂取するのと走っている途中に身体に入れるのと、ああ疲れた。直後に飲むやつも、その日寝る前に飲むものもあります。いやあめんどくせえ。いやいやこのへんおろそかにせず完走を目指しましょう。

思えば4時間弱走り続ける訳ですから補給は必須です。そう飲まず食わずで走り続けるランナーはある意味変な人種たちですね。

散髪しました。ちょっと軽くなったんで時間も縮まるかな、日曜のフル。それはないでしょう。自力でやります。

ただ天気予報が雨です。
走る前から降り始めるとかなり辛い試合になりそうです。

それでも走るか?!?!


合縁奇縁

2011年11月02日

某大手文具通販のA。今日が年賀状2割引きの期限でした。まだ11月2日だというのにまんまとそれに乗せられて注文しました。なんか忙しないですね。

この間(10月中)どこかでクリスマスツリーの飾り付けを始めようとしている業者さんらしきがいました。スーパーなどにはおせちの予約受付のポスターが貼ってあるのを目撃しました。まだ11月に入ったばっかりです。

世間はすべてが早め早め。毎年どんどん時間の過ぎ方が速くなっているように思うのは私だけでしょうか。
「 月日は百代の過客にして行きかふ年もまた旅人なり」と書いた芭蕉翁も今現代に生を送れば驚いたでしょうね。

この調子だと年が明けた瞬間から中元商戦が始まったりしてね(んな訳ないか)。思うにそうじゃなければこの世知辛い世を生き残っていけないのかもしれません。少なくともいつも後手後手に回る誰かさんより世は先を行くんでしょう。


今朝(といっても昼前かな)ぼーっとしながら走っていると前から来る親子連れが私に挨拶。
「こんにちは」見るとMKさんのお母さまと妹さん。
「あ、こんにちは」それだけ言ってすれ違いました。すみません、いつもながら愛想なしです。
彼女とはいろんなところでお会いします。コーナン、路上、車でのすれ違いなど。こういう方がいらっしゃいます。何かご縁があるのでしょう。
ご旅行の度にお土産をくださったり、何もないときでも差し入れをいただいたりと、さり気ない気遣いをしてくださいます。ありがとうございます。

そのMKさんと授業前にばったり。
「今日お母さんに会ったよ」
「あ、なんかそんなん言うたはりました。『せんせ、走って来はらへんかな』思ってたら走って来はった」って。
「え、そうなん。なんかあなたのお母さんとはあちこちでお会いすんねん。なんかご縁があんねやろね。妹さん大きなってたね」
「抜かされそうです」
「そうなんや」とかなんとか。
そう。こういうご縁を大切にしていかなければいけないのでしょう。

「縁は異なもの味なもの」あ、これは男女のそれか。まあ男女ではなくてもいいでしょう。合縁奇縁です。一期一会という面も常に持ち合わせます。だからこそ人との出会いを大切にしなければいけません。

読書週間②

2011年11月01日

以前にも触れた読売新聞の『読書週間世論調査』によると好きな作家1位は東野圭吾さんのようです。9年連続の司馬遼太郎さんを抜いての首位です。確かに司馬さんはすごいですが亡くなってかなりたちましたし忘れられつつある存在なんでしょうか。私自身は大好きでその作品のほとんどと言っていいくらいを読みました。
新作がでませんから弱いのは事実ですね。一方東野さんはどんどん新しい作品を上梓できます。後者の有利は否めません。
司馬さんへの応援にはやぶさかではありません。機会を見つけ昔読んだ彼の書を紐解いてみましょう。

彼ら二人に続いて宮部みゆき、五木寛之、赤川次郎、村上春樹、松本清張、西村京太郎、藤沢周平、池波正太郎、伊坂幸太郎、夏目漱石、太宰治。芥川龍之介、浅田次郎、吉川英治、曽野綾子、アガサ・クリスティ、瀬戸内寂聴、林真理子と18人、都合20人が並んでいます。(敬称略です。すみません)

この20人で1冊も読んでいないのは曽野綾子さんだけですね、きっと。

まあ異論もあるかもしれませんが夏目、太宰、芥川などはどうなんでしょう。聞かれた方が知っている作家名を挙げたとしか思えないのは私だけでしょうか。
大崎善生さんや仙川環さん、奥田英朗さん、重松清さんなどなど数えあげればきりがない方々が入っていないのは納得できません(ただのあんたの好みやろ。全部の本を読んだんか?「・・・絶句です。おっしゃる通りです」)。

まあ本はそれぞれの好みが如実に現れますからあまり自分の主張を声高にするのはよしましょう。

そうここへきて新しい作家さんと知り合いました。(もちろん作品を読んだ私が一方的に知っただけです「言わんでもわかる」ですね)。
松久淳さんの文章にそえられる挿絵がすてきな『天国の本屋』連作です。

なんでしょう。ほのぼのしんみりじんわり。
なんだろう。うるうるにんまりたははは。
心あったまる、そしてちょっと自分を考え直させてくれる話です。とかいいながらなんも考えてね俺がいたりしてね(いるよ「だね」)。

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何の花かおわかりでしょうか。

柊です。

ちっちゃいちっちゃい花ですが可憐です。

本はおもしろいです。みなさんも親しんでください。字が読めなきゃ始まりません。

読書週間は9日まで続きます。