快挙! ロシアを破る
2011年08月21日
『白夜行』終えました。あっという間に読み進みました(いや、そうでもないですか、1週間かかりました。まあ850頁にも及ぶ大作ですからこれくらいはかかりましょう)。
美貌、性格、才智すべてにおいて完璧なまでの女、雪穂。しかしその瞳のどこかに感じられる彼女の野望、暗い陰。
目的を達するためには手段を選ばぬであろうと思われる男、接するものに怖れを抱かせる得体の知れなさを持つ桐原亮司。
20年にもわたる、彼ら2人を中心として展開される物語。その構成は複雑巧緻。点と点がつながり線になり面を構成しやがてその全貌を現します。いや最後まで謎の部分は残ります。
唸ります。ぜひお読みください。
東野圭吾さんは有名、多作な方ですがあまり読んだ記憶がありません。『容疑者Xの献身』は映画で見ましたが傑作でした。『あの頃ぼくらはアホでした』というエッセイを読んだことはあります。手近にたまたま『宿命』があったので読み始めました。これもネットなどの評判は良いようですので楽しみです。ちょっと読んだところ筋書きを感じさせられます。
ここで速報です。女子バレーボールワールドグランプリ2011で日本が世界女王のロシアをセットカウント3-0で破る快挙を成し遂げました。うれし涙にむせんでおります、つゆちゃんは。やりました日本 !!!!
雨に降りこめられる形で読書をしていたら夕方、身体がどうにもだるくて仕方がなくなりました。外を見ても雨です。
「散歩くらいするか」と傘を持って歩きにでましたが、どうにもかったるくていけません。見るとぐしょぐしょになりながら走っているおじさんがいるではありませんか。
「俺もやっぱり走ろ」とでました。幸い途中から小止みに。30分、5kmくらい走ってすっきりしました。こんな雨でもご同輩数人とすれ違いました。酔狂な人は俺だけにあらず、ですね。
105で今月は早めに目標達成。
岩合さんの写真展を見に行こうか、献血に行こうかなど諸案はありましたが、今日は大人しくしていました。まあ、たまにはこんななんもしない休みもいんでねえか、と思ったいちんちでありました。