原発汚染拡大
2011年08月05日
原発事故。それが日本の主食、米にまで影響を及ぼしています。残念です。
なんでも収穫前と収穫後との2回、放射性物質の検査をするようですね。ベクレルとかセシウムとか毎日のように耳にする単位ですが、まったく実感がわきません。まあ理解しようとしない私の姿勢に問題があるんでしょう。ちょっとくらいそれらが含まれていてもどうもないんちゃうんですか? 育ち盛りや幼少期の子たちには気をつけてあげなければいけないんでしょうが、私のような歳の人間には「どってことないんじゃないの?」と思います。
「米」の字が表すように、育てるのには88の手間がかかるという話を耳にしたことがあります。それだけの愛を注いだ米が出荷停止になったら、農家の方々の落胆はいかほどでしょう。私なんかがとやかく言えるわけがないくらいの大きさでしょう。
どうか、どこのどの米からも異常が認められず、おいしいお米を口にできることを祈るのみです。なんたって我々日本民族だけじゃなく、東アジア、東南アジアの主食を担ってきた「米」なんですから、ぜひそうあってほしいです。(少々汚染されていても俺は平気やで。食べるよ「そうはいかんで。だいいち出回らへん」かなあ。そやけど廃棄はあまりにもったいないやんか)
米に限らず牛肉にもその被害が及んでいます。『汚染疑い牛肉も買い取り』と新聞にあります。『全3500頭焼却処分』ですって。また言うけれど私は食べてもいいですよ。手塩にかけて育てた牛が殺処分はたまらない苦痛でしょう。最終的にはヒトの血となり肉となるんですが、せめてヒトの役にたって全うしたいですよね。彼ら牛たちも。
なんのヒトの役にもたってへん私なんかよりずっと現実的に役立つ牛たちに敬意と弔意を捧げつつやすみます。