縄文杉

2011年06月22日

鹿児島県屋久島町議会が世界自然遺産に登録されている縄文杉周辺などへの立ち入りを制限する町条例案を否決したそうです。
観光客が多い3~11月に1日420人に制限するという案らしいのですが、その場合観光客が減少し、経済的損失は約2億3000万円と試算したそうです。

「自然保護は大切だが町を潤す観光資源は捨てがたい」ということでしょうか。小さな町にとっての4億あまりの観光収入は大きいですよね。私だって4億ほしい(はいはい、誰かてそうです)。

縄文の森は守りたいです。でもそれは外の人間が思うこと。地元の人にすればやはりお金を落としてくれる観光客は来てほしいですね。

知床を知る知人が言っていました。
「世界遺産になってから魅力が半減した」というようなことを。人が訪れすぎるとやはり荒れるんでしょうか。それは避けなければいけません。ただ多くの人に見てもらっての遺産なんだという側面も見逃せません。

ここはひとつ入場制限をしつつそこから得られた収入の一部をその森を守ることに使うというのはいかがでしょう(いかにもあんたらしい中庸な、中途半端な意見やね「だね」)。

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エラブユリが咲きました(屋久島と近くやね)。ほんとうは昨年花の後、球根を掘り出してなんだかこんだかして、今年に備え植え直すという過程が必要だったんですが、省略しました。そちら方面マメを自負していますがさぼりました。結果花が小さくなりました。でもけっこうしっかりきれいに咲いてくれました。うれしいですね。
頭が重すぎて地面に水平になってしまいました、茎が。つっかえ棒をして写真に収めようかとも思いましたが「角を矯めて牛を殺す」ことになってはいけないと、そのままです。

ユリ横のミニ薔薇も1個つぼみをつけました。毎年美しい花を見せてくれるイリオモテは生育状況がよくありません。昨年までのような花盛りは期待できないかもしれません。やっと5、6本の蔓が伸び始めました。ダンギクは順調(?)。種からいったキンレンカ、アサガオ、コスモスはまあなんとか、です。
何もしてやってはいませんが、毎日じっと観察し声だけはかけるようにしています(あやしいおっさんやね「ですね」)。

子どもたちもいっしょ。できるだけ声をかけるように心しています。