釣り合い
2011年06月09日
いい話を二つ知りました。ひとつは京都新聞。震災で就職するはずだったホテルが廃業。どうしてもホテルマンになりたいその子(高校新卒の18歳)を滋賀県のあるホテルが受け入れ、研修中とのこと。他にも被災されて家族や職、家を失った方が多い中、彼は恵まれています。そのへんのところを忘れずにがんばって、すてきなホテルマンになってほしいですね。
知人に聞きました。K大付属の女子サッカー部と思しき人たちが学校近辺のごみを毎朝清掃しているとのこと。これもなかなかできることではありません。顧問の先生の指導もあるんでしょうか。普通の日ならともかくごみの日でカラスが食い散らかしたそれらを片づけるのは大変でしょう。誰にも認められず虚しさを感じることもあるでしょう。でもどこかで誰かが見ていて心の中で感謝や感動を感じてくれていますよ。っていうか他人に認められなくてもいいやんね。どこかで自分の行為が人のためになっていると思えば、それが自己満足であってもいいですよ。本当の善意は人知れずなされるものなんでしょうからね。いつかきっと報われます。いや報われずともきっとあなた自身にとっていいことがありますよ。
そうだよね。人は誰だって報いを求めます。俺だってそうです。でも報われぬこともいっぱいあるし、それはそれでええか。報いは求めずやっていきましょう。でも最低限のそれがないと・・・ご飯食べられへんし、そのへんの釣り合いが難しいね。