今できることを

2011年05月18日

ヤマト運輸が嵐電(京福電気鉄道嵐山線)と電動自転車を使った宅配を始めるそうです。ねらいは二酸化炭素の削減と景観保全、渋滞緩和だそうです。トラック台数の抑制で年間30㌧以上(それがどんな量だか想像もつきませんが、気体の30㌧ですから膨大な量でしょう)の二酸化炭素排出量を減らせるそうです。

佐川さんでもだいぶ前から自転車による宅配をやってますよね。これは新聞には取り上げられていませんが、それは何か理由があるんでしょうか。電車利用の有無がその差でしょうか。
まあ佐川さんにせよヤマトさんにせよ、これから梅雨を迎え、雨や暑さで大変でしょうが、がんばっていただきたいものです。

ゼミでも家でもできるだけ不要な電気は使わないようにしています。小さなことしかできませんが、できることだけはさせてもらおうと思っています。

今日教材の出版社の方が来られました。夏休み用の教材を持ってきてくださいました。その表紙が東北のお祭りで彩られていました。仙台たなばた、青森ねぷた、福島野馬追い、岩手さんさ踊り、だったかな。教材の売り上げの一部が義援金として寄付されるようです。すてきな取り組みです。それぞれができることをしていきたいです。

所属する京都私塾連盟でも約40の塾が、被災して京滋に避難している児童、生徒を原則無料で受け入れる態勢を整えています。これをご覧の対象の方がいらしたら、うちのHPトップページの該当バナー(というんでしょうか)を見てください。

実はもう一つ、イベントをして義援金を集める大きな企画があったんですが、残念ながら流れました。まあ多少の無理はあったそれですが、やったらそれ相応の評価ができるはずだったんですが、各塾の思惑の違いもあっておじゃんになりました。
自分にできることを考えてやりましょう。

十人十色それぞれ思うところは違います。それらをまとめるのはなかなかに難しいです。個人でやるしかないのかもしれませんが、「個」の力はたかが知れています。でもそのたかが知れている「個」をまとめて大きな力にして今できる貢献をやりたいですね。

(あんた、さっきから「やりたいです」「やりましょう」ばっかり言うてるけどほんまにやりや)

そうですね。小さくてもできることをやります。

小3の国語の授業、接続詞です。いつものように
「つゆはらせんせいは男前だ。でも、女性にもてない」とやると、みんなが一斉に
「ええ~っ」そこでKKくん。
「いや、ちゃうねん。つゆはらせんせは髪形はかっこええ、目えもかっこいい。そやけどそっから下があかんねん」おもろいですね。正直です。
「Kくんの目には俺はそんなふうに映っていたんか」と思わずうなりました。俺の顔下半分の何が「男前」を否定する材料なのかな。無論本気で自分を男前と思っていてこんなことを綴っている訳ではありません(念のため「いちいち言わんでもみなさんわかってはるで「ですよねえ」)が、とっても興味深いやり取りでした。

子どもは思ったこと、感じたままのことを口にします。それが大変おもしろいなと思いつつ日日楽しんでいます。