ご縁
2011年05月12日
小3の授業でIKくんが言います。
「今日お父さんの誕生日やねん」
「そうか、そうか」お父さんは教え子です。お迎えに来たお父さんに下の名で声かけ。「Tくん、お誕生日おめでとう」
「ええ、よう知ったはるわ」
「いや、さっきKくんが言うててん」
「アラフォーですわ」
「40か?」
「せんせ、いくつにならはったんですか?」
「もう54やで」
「いろいろ大変ですわ。介護のこともあるし、仕事もがんばらなあかんし、家のローンに子どもの教育に・・・・・・」
「そんな年になってんなあ。誰といっしょやったっけ。Oくん知ってるか」
「いや、ぜっとんとかKとかといっしょですわ。Nさんのお母さんのFさんは1こ上でしょ」
「ああ、そうかあの辺か」とかなんとかしゃべっていると息子のKくんが
「なにしゃべってんのん」
「いやな、おとうちゃんがここへ来てた昔の話しててん」25年になりますか。彼が中3を卒業して。早いものです。「10年一昔」から言うと「二昔半前」と言うことになります。
ありがたいことです。二世代にわたる生徒。そういえばKくんの妹、Nちゃんのお迎えに来てくれているおばあちゃん(失礼)はTくんのお母さん。昔何度も面談でお話しさせていただきました。ほんとにありがとうございます。
今日原谷で中2Tくんが来てくれました。先日体験に来てくれた子です(私は今日が初対面です)。
申込書を見ると「兄弟姉妹が通っていた」に〇があります。
「ん?」と思ってよく見るとNちゃんの弟くんでした。
「ん?」と思ってよく見るとNちゃんに似ていました。
ご姉弟で来てくださってありがとうございます。お母さまにお礼の電話を入れました。
「このたびはまたよろしくお願いします」
「いえ、こちらこそありがとうございます。またご縁ができてうれしいです」
そう先日のFKくんも昔地域でお世話になったFさんのお孫さんです。どこかでつながるなんらかの縁。それらのご縁に感謝しつつやすみます。
人との出会いは大切にしなければいけませぬ。