信州紀行②

2011年05月03日

信州2日目は上高地の予定でしたがお伝えした通りの車のトラブルでそれはならず。
まあしかし、ぜいたくは言えません。最悪の場合、ボルちゃんを現地の工場へ預け、あとからそれを取りに行かなければならないことも覚悟しました。

かなり危機的な状況でした。連休中ですから部品供給はありません。心の中で祈っていました。
「なんとか部品があってくれ」と。ほぼあきらめかけていたら、工場の人が在庫の中からたまたまボルちゃんに合う点火プラグを見つけてくれました。
劇的でしたね。地獄に仏、不幸中の幸い。工場の当直さんが神様に見えました。

3日目はボルちゃんの機嫌をうかがいつつ野尻湖へ。歴史の授業でナウマンゾウやその他の写真を見せてやれないかなと思ってね。博物館は幸い写真自由。それらの骨格標本のみならず石器や猿人、原人、新人の頭骨標本の写真を撮ることができて大満足でした。
それらの写真はここには載せていません。ご希望があれば公開します(誰もいいひんで「やね」)。

最終日、二日酔いの中、京都へ向かいつつ国道を南下。「休日ではないんで高速割引はないんだろう」と思い、高速は避け一般道です。道路標識を見ると「黒部ダム」とあります。しかも15㌔とのこと。
「けっこう近いんだ。せっかくだし行ってみっか」と。混んでいるのかと思いきや、がらがらすきすき。快適なドライブ。

まったく予備知識はありません。どうやら扇沢というところでトロリーバスに乗り換え黒四へ向かうようです。ちなみに往復2,500円です。私は高いと思いました。そのお金は何に使われるんでしょう。使い道は環境保全だと信じましょう。

環境対策か動力は電気です。途中ほとんどはトンネル。着いても220段の階段を上ってやっとダムを見下ろす展望台へ。ビル13階分相当とやらでしんどかったです。
ダムから下は、よう見ませんでした。高いとこは苦手です。

高所閉所でちょっと気持ちが悪くなりました。あんなところにダムを造った先人の勇気に感心です。

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けっこう時間をくいましたが
「ここまできたらまあええか、いくとこまでいこ」と大王わさびなんたらへ。段差のある清流の中にわさびが慎ましやかに生えている風景を思い浮かべましたが、さにあらず。広大な敷地の中一面にわさび畑が広がっていました。水はさすがにそのまま飲めそうなくらい透明な感じでしたね。

「わさびカレー」や「わさびビール」など関連商品が並んでいましたが、触手は動きませんでした。味が想像つきませんものね。ソフトクリームやコロッケなどおよそ不釣り合いな食べ物がいっぱい。話のネタにとも思いませんでした。残念ながら。

生のわさびは買いました。500円のが350円に値下げされていました。これは値打ちもんかなあ? スーパーで買うときっと700~800円はすると思われるくらいの大きさです。

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さっそく今日それをすりおろしまして、かまぼこやマグロの切り身に添えました。確かに香りはすばらしい。ただ鼻に来るというよりは舌にその辛みがぴりっとくるのがチューブの練りわさびと違いましたね。

車のトラブルもあり大変でしたが、楽しませてもらいました。ありがとうございます。

「パンセ」さんはとってもすてきです。ぜひ一度と言わず二度、三度お訪ねください。ここへリンクを貼ればいいんでしょうが、今日はちょっとしんどいんで、またにします。


S先生、ご心配(?)をおかけしました。幸か不孝か元気にやっております。

端末の圏外か否かは現地へ行かねばわかりませんので事前に予告は難しいですね。

久々とおっしゃらず毎日ご覧ください。私は毎日拝見しております。