こごみ
2011年04月13日
みなさん「こごみ」という山菜をご存じですか。シダ類で日当たりのよい、斜面や水辺に生えています。私は北海道で初めて出合いました。京都へ来て花背かどこかへ行ったときに水辺で発見し驚喜乱舞、欣喜雀躍(すみません、大げさです)してつみ取り、自宅へ持ち帰り料理して食しました。
お浸しにするとオクラのように粘りがある糸をひきます。天ぷらにしても美味です。ワラビのようにアクが多くないので料理もしやすく簡単です。
今日の「こごみ」は実感国語という授業で使うのに、いいものはないかと近くのスーパーに物色に行き見つけました。兵庫産で10本ほど入って248円でした。山菜を買うのは癪でしたが、みんなきっと初見で知らないだろうし、驚く顔が見たくて購入。案の定みんな気味悪がっていました。
実感国語の「事物観察描写」で子どもらは見たままを文章にします。臭いや触感も表現します。それはそれはなかなかにおもしろい紹介分ができあがります。これは小3。
小2は「これはなんでしょう?」です。自分が引いたカードに書かれた言葉を3つのヒントで他人に当てさせるというものです。最初のそれで当たってしまうとおもしろみがないし、といって当たらないヒントでもおもしろくありません。そのへんをうまくさじ加減をしつつ自分で分を作ります。なかなか難しくもおもしろく、表現力が身につきます。
単に漢字の練習をしたり読解問題を解いたりとはちょっと違っておもしろいですよ。力がつきます。ここで学んだ子たちはすごい実績を出します。東大寺や洛星に受かった子もいれば立命の編入試験に3人全勝ということもありました。
そうゼミの「きらり」では楽しく本物の力がつく授業をやっています。ご興味のある方はぜひ一度のぞいてほしいですね。
ふくらみが必要な授業なんでけっこうこっち側も大変です、仕込が。子どもらを盛り上げつつこちらも盛り上がらねばやっていけない面があります。しんどいけどやりがいはありますね。来週もなんかおもろいことやろっと。
さてやすませていたらきます。