巡る季節
2011年03月24日
社会資本の被災総額が25兆円(最大)だそうです。加えて水道水がだめ、野菜が汚染、関空からの入国者が昨年同期の3分の1、トロッコ列車の外国人予約がキャンセル、JR西が保守用部品の品不足で間引き運転・・・・・・などなどあらゆる方面に負の連鎖が波及しています。
知り合いの建築不動産関係の社長さんからも資材不足で施工が進まずお手上げ、おまけに京町家を改築した宿泊施設の外国人予約客が軒並みキャンセルで踏んだり蹴ったりだとメールがきていました。
「でも愚痴言うててもしゃあないし、やることやらんとな」と結んでありました。そう、そのとおりです。前向きにいきましょう。
被災地で精一杯生きている人たちは必死の思いでしょう。大変さは私にとっては想像の世界です。私にはわかりません。何もできませんがせめて自分のできることをやっていきます。
今日ウグイスの声を聞きました。先週初めて聞いたときよりちょっとうまくなった歌でした。今年は寒かったから少し遅めのそれでしょうか。それともそこへ耳を向ける余裕のなかった私が聞き逃していたのでしょうか。
人の営みとは別のところで季節は巡ります。