がんばろうね

2011年03月22日

住まいを探していると思われる不動産屋さんといっしょの親子が散見できます。
新しく始まる生活への期待に胸を膨らませているんでしょう。自分の当時を思い出します。

学生課へ行って
「1時間以内なら歩きますんで、その範囲でできるだけ安いところを」とお願いしたところ係りの方が目を丸くしていたように記憶します。で、紹介してもらったのが40分くらい(たぶん)離れた太秦安井、花園駅近くの間借り下宿。「間借り」ってわかりませんよね。玄関は大家さんと同じ、自分の領域は2階の3畳一間でした。「一間を借りる」から「間借り」だと思います。家賃は3,500円でしたね。部屋にはこたつ(テーブル代わり)とファンシーケース(当時流行った簡易洋服入れ)、ちっちゃい水屋、これも死語かなあ。つまり茶だんす=食器棚。以上です。簡素な生活でした。なんもなかったけれど自由で楽しかった(ような気がします)です。

当時いた先輩、花園大学へ通うお寺のご長男を思い出します。1年後に入ってきたOくんはスキー部の後輩になりました(あんたが引き込んだんやろう)。

いやあいろいろ走馬灯のようによみがえります。

昔を振り返るとおもしろいけれど、前を見つめたほうがいいでしょう。前を見て歩きましょう。

今日の報道で被災地の小中高生がボランティアをかって出ていたのを知りました。彼ら、彼女らの活躍には頭が下がります。及ばずながら中年のおっちゃんの私もできることをしましょう。

がんばろうね。