秩序と冷静
2011年03月16日
海外のメディアが日本人の秩序と冷静さを褒め称えているようです。確かに被災地のみなさんの節度ある行動には頭が下がります。私が同じ状況下におかれて果たしてああ振る舞えるだろうかと考えると自信はありません。
律儀で勤勉と言われた日本人としてのすばらしさをいまだに根底には持ち続けているのでしょう。地震が起こってからの1週間の報道を見ていると他人に対する優しさを保っている人たちが多くいて温かな気持ちにさせられます。
一方で京滋でも水やカセットコンロ、電池が品薄だそうです。確かに私も懐中電灯を買いにコーナンへ行きました。なかったです。電池もコンロも消毒液や使い捨てカイロも少なかったです。本当に必要ならともかく無闇な買いだめはよしましょう。みんなのことを考えて必要最小限の備蓄でいいでしょう。
この地震に際して「天罰」「我欲」と表現した知事さんもいらっしゃいました。「我欲」はともかく「天罰」は不適当な表現です。責任ある地位にいるからにはもう少し慎重に言葉を選んでいただきたいですね。
京は今日、雪。記憶にある限りではもっとも遅い降雪、積雪です。今まででは12日か13日のシティハーフの日に雪が舞ったのがそれです。被災地の方には身にしみる寒さでしょう。どうぞご自愛ください。遠く離れたところでぬくぬくとしている私が口にできる言葉ではありませんが、どうぞお身体、大切にしてください。