いろんな人
2011年02月15日
時々行く近所のお蕎麦屋さんでよくお会いするお客さんがいます。年のころは40歳くらいでしょうか。週一くらいの私とよく会うということはけっこう頻繁に行ってらっしゃるんでしょう。
お昼ですが必ずビールを注文されます。で、けっこう値の張るものを頼みスポーツ新聞を読みながら食されます。どんなお仕事をされているんでしょう。気になります。勤め人ではないでしょう。なにしろ昼からビールですからね。私も完全にオフなれば昼のビールはあり得ます。今度一回何をしたはる人か聞いてみよ(ウソです。そんな勇気はありません)。
昼食といえば昨日。週一は行くラーメン店K。私と年かっこうが同じかやや上と思われる男性が入店。私の隣に座ります。店員さんとしばしやり取り、その後天津飯が。
「セットの天津飯です」ラーメン店ですがこれがあります。食べたことはありません。
「セット? へえ天津飯のセットがあんねや」と思います。そこへセットの片割れ、醤油ラーメンが到着。
「この人なかなかに健啖やな。どちらも並盛。ぜんぶ食べはんにゃ」と驚いていると
「単品の餃子です」と。思わず横でずっこけそうになりました。
私なんて空腹を感じついラーメン大盛りなんぞを頼むと食べ終わった後、あるいは途中にも後悔します。
「ああ、並にしとけばよかった」と。以来かなり空腹を感じていても「並」にするようにしています。
今日蕎麦屋でおいしく卵とじそばをいただいていると、新たなお客さんが。入って来るなり携帯電話で何かの注文をしています。
「なんでここでやねん」初老のカップルです。見てはいませんがそんな雰囲気です。そこへ大きな着信音。はばかることなく電話に出たのはまたも同じ人。出るなり相手に叱責のことば。
「勘弁してほしいわ」と隣の私。なんとも礼をわきまえぬ大人です。若い人の無礼、非礼はよく云々されますがいい大人にもそんな輩がいるんですね。おいしいお蕎麦がまずくなりました。
いろんな人がいるもんです。私もそのうちの一人です。「みんな違ってみんないい」というようなセリフをどこかで聞きましたが、よくない人もいるんですよね。
まあ人のことはともかく自分が「よくない人」にならぬように心がけましょう。
心がけてはいますし実行しているつもりですが、とかくこの世はままならぬものです。いや己の精進がたりないんでしょう。心します。