徒労はよそう

2011年02月28日

東京マラソンで3位に入った川内選手(川内さんといった方が感じぴったりですかね)、すごいですね。世界選手権の代表に選ばれた訳ですから、かっこいいです。
競るのは実業団など、いわばその道の玄人。それを相手にしての入賞。時計も8分台と文句なし。素人といっては失礼ですが、なんの支援もなくひとりこつこつ走っての快挙です。

「入賞賞金が出場料や遠征費用に使えてとても助かる」というようなコメントに素直さが表れ好感が持てます。
確かにハーフでも出走料だけでも3,000円~5,000円かかります。フルだともっと、10,000円くらいが相場でしょうか。近くならまだしも遠方だと移動費、宿泊費が必要です。前日ご当地のうまいもんを食べたり(それはあんたの道楽やろ)知人に土産を買ったりする(そこまで気い遣わんでもええんちゃう)出費もありますからね。率直な感想でしょう。

「走るが商売」みたいな人に勝ってしまう彼の力に感服です。日日弛まず走ってはるんでしょう。俺もがんばろっと。もちろんあんな時間は出せるわけもありませんが、自分の最高を常に目指しましょう。

走りや読み書きだけでなく、というか一番肝心な仕事でそれをやらなければいけません。もちろん常に手を抜かず懸命にやっていますが、結果がでなければ徒労ですしね。成果のない仕事は無意味です。

さて、また明日お読みください。続編はありません。(ないんかい)

憩い

2011年02月26日

二条城南の通りは車に人が乗っていても駐車違反として取り締まられるようになったようです。さっそく数台が検挙(?)されたという記事が京都新聞にありました。
確かにその通りはタクシーなどを中心によく車が停まっていました。
「みんな休憩したはんねやな」くらいにしか感じませんでした。道が広いんで差し支えを感じなかったんでしょう。

でも乗っていても駐車違反に問われるというのはちょっと納得しにくいですかね。お弁当を食べて憩いの時を過ごしているのかもしれません。眠気を感じてしばしの休息をとっている運転手さんもいるでしょう。それを杓子定規に全部取り締まるというのはどうなんでしょう。そんな迷惑になってると思わへんしなあ~。もちろんエンジンかけっぱなしは勘弁してほしいですがね。地球環境に悪いですから。周りにお住まいの方も迷惑でしょうしね。

ゼミの近くのC公園。ここも前は営業車やタクシーが停まって束の間の(私がそう思うだけかもね)ゆったり空間でした。それを奪うのはいかがなものかな。最近はコーンが置いてあって車が停めにくくなっています。実際停まっていません。かえってそのコーンは目ざわり、景観を損ねていますね。安住の地(?)を奪われた彼らは今はいずこへですよね。

軍配はやや運転手側に上がりましょうか。

作家の樋口毅宏さんが自身の新刊小説巻末に半年間の貸し出し猶予を求める文言を掲載したようです。確かに心血を注いでやっと完成した自分の本が図書館で無料で読めたら作家さんとしては納得できません。売れ行き、印税にも関わります。十分わかります、その気持ち。図書館側は応じるつもりはないようですし、法的にも問題はないようです。そう言いだすと私のブックオフ(私だけではありませんが)は大問題ですね。古本は著者にまったく印税をもたらしません。あれは合法なんでしょうね、きっと。

でも正直、背に腹は代えられないという思いはあります。年に100をまともに新刊で買うとブックオフで買う金額と比べると、たぶん数万円の差額がでますね。気持ちだけその辺を慮りつつ読書を進めます。

現実面ではブックオフに軍配が上がりましょうか。作家さんには悪いんですがね。まあでも古書でいい本に出合えて、それがきっかけになりその作家さんの本に書店で手が伸びればそれはそれで販促にもなるんでしょうし、大目に見てもらいましょう。

というか、あの安さの魅力には勝てません、正論も。(でも、ちょっとだけ新刊を手に取るように心がけます)俺にとっての「憩い」やし、それを古本ならず新刊で買うために我慢するというのは度し難し、ですからねえ。

今日で土日の入試対策講座は終了です。しんどかったけど、よくやりました。みんなの合格を祈りましょう。

2月は休みもろくにありませんでしたが131㌔(今日も走りました12㌔)です。
「よくやった、つゆちゃん」と自分で自分をほめましょう。脚が張っています。「ひかがみ」がつりそうになりました。

やればできるんでしょう。そう何事もそうだと思い、また明日からやらせてもらいましょう。

おやすみなさい

すみません。ここんとこあまり寝ていないので眠くていけません(嘘つけ。毎日十分寝てるやろ)。いや、すみません。睡眠時間はともかくやることの密度が濃いので(嘘つけ。うすうすの毎日やろ)疲れ気味です。やすませてください。

今日もいちおうネタは用意しておいたんですが、腕立て伏せをやるのが精一杯でおます。

朝一ロボット。その後原谷で中3直前講座で社会、国語。みんな真剣でしたね。

帰って1時間走って今月は119(救急車ですね)。あと二日で延ばせるかな? まあなんとか100は達成。読む方も9冊を読んで累計20冊と堅調。いい本にも出合えうれしいです。

数はともあれ楽しみましょう。

「やすませて」と言いつつなんじゃかじゃ。ほんとにやすませていただきます。

正直眠いです。

『その日のまえに』

2011年02月25日

郵便局へ行って、ほんの気持ちだけ募金してきました。なんか「かっこつけ」みたい(実際そうかも)でちょっと恥ずかしかったです。私も余裕綽々の生活を送っているわけではありません。けっして大金ではありませんが正直痛い面もあります。まあ独りでミューズへ数回行ったことにしておきましょう。今朝の京都新聞にも「義援金受付」の記事が載っていました。私一人の募金では屁のつっぱり(すみません。下品な言い回しで)にもなりませんが、みんなが少しずつでも協力すれば大きな役に立つでしょう。善意の広がりに期待したいです。

それにしても志半ばで自分に何が起こったのかもわからぬまま命を落とされた人たちの無念さを思うと目が潤んできます。いまだ消息もわからぬ被災者のご家族の気持ちを推し量ると胸が痛みます。
私には万が一の奇跡を信じて無事を祈るくらいのことしかできません。「72時間」はとうに過ぎたとはいえ何とか生還してくれる人がいてほしいものです。

重松清さんの『その日のまえに』を読みました。7編からなる、愛する人の不治の病と死が主題の重い連作短編集です。必要以上に感情移入されることなく淡々とした調子で物語は進行します。タイトルと同じ『その日のまえに』と『その日』は恥ずかしながら涙があふれることを抑えられませんでした。いい年をした親父が小説を読んで泣くのは格好悪いんですが、仕方ありません。

「生きること」「死ぬこと」「逝く側」「残される側」のことを考えさせられた作品でした。我が父や母がどんな思いでこの世を去っていったか考えさせられました。当時の自分はまだ若く、そこまで思いを馳せることはできませんでした。親を失い悲しいという自分の側だけの感情しかなかったと思います。
46という若さで明日を奪われた父親はさぞや無念だったと今だから思えます。交通事故が引き金になり、亡くなる前の数年間は入退院を繰り返した母親の苦しさを今少し理解してやるべきだったと痛恨の思いがよみがえります。
悔いはあります。
「もうちょっと大事にしたったらよかったな」とね。みなさんも親御さんを大切にしてあげてくださいね。

閑話休題。連作短編といいながら後半はつながっていましたが、前半とは「どこでどうつながんの?」と思い、よく読むと「んっむ、そうか。こうきたか」とみるみる糸が紡がれていきます。見事です。鮮やかです。さすがの重松さんですね。人相風体はかなりいかついおっさんです、彼は。いかにしてかくも繊細な物語が生み出されるんでしょう。すばらしいです。

世界は大変な局面を迎えているようです。対岸の火事を決め込むことなく真面目に考えるべきを考えなければいけませんね。
世界だけではなく、身の回りのことも真剣に考えなければいけません。

自分にとっての「その日」についても、ね。

NZ救援金のお願い

2011年02月24日

志を胸に海外で学んでいた多くの若者、国際的医療の現場に携わるために英語を磨こうと励んでいた看護師さんなどの消息がわからないまま時間が過ぎてゆきます。ご家族や関係者の方の心労は他者が軽々と口にできません。
ひとりでも多くの方が救出されることを祈るしか私にはできません。

ほんの少しでも力になれたらと思っていたら、讀賣新聞に救援金受け付けの記事が載せられていました。
「郵便振替で、口座番号『00110・2・5606』口座名『日本赤十字社』です。通信欄に『ニュージーランド地震』と明記する。」とあります。今の私にできることはこれくらいしかありません。明日、気持ちだけでも募金しようと思います。私自身の台所事情もそんなにいいわけではありません。「人の心配してるひまあったら自分の心配しいや」という声も聞こえてきますが、俺の事情なんて被災された方々の深刻さに比せばちっぽけなものです。些少ですが気持ちを届けたいと思っています。

これをお読みになった方で、もし「俺も」「私も」という方がいはったらぜひご支援をお願いします。ひとり10円でも日本中の人が協力してくれたら12億円になるんですよねえ。ということは俺が全国を回ってみなさんから1円ずついただいたら1億2000万強が集まるんか・・・・・すごいな(やれるもんやったらやってみ「いや、それは無理ですね、きっと)。

バカなことを綴っています。何もできませんが、せめてもの気持ちで明日は救援金を納めます。でもみんなが集って1円ずつを寄せれば1億2000万円も現実になるわけですから、有志の方よろしくご協力を御願い奉り候。

すみません。最後はお茶らけた話になってしまいましたが、真剣にお願いします。

そして、、、、みなさんが無事に帰ってきてほしいというのが切なる思いです。

春が来た

2011年02月23日

ぽつぽつと定期テストの結果が出つつあります。
「テストどうやった?」
「初めて80点超えました」
「おおっ、すごい。教科は何や?」
「数学です」
「やったな。前から得意やったけど、ついにいったか。あなたは?」
「社会と理科がむっちゃ悪かった」
「ええ、そうなん。なんかショックやなあ」
「でも英語と国語と数学は80点超えました」
「そうか。それやったらまあええか」
「私も理科が今までで一番悪い点かもしれん」
「ええ! あなたも。一番聞きたくない言葉やなあ」
一喜一憂、悲喜交々です。でもみんなの言葉の端々に「良い点をとりたい」「良くなりたい」という気持ちを感じます。そうそれに応えるのが我々の仕事。みんなに喜んでもらえるよう精一杯やらせてもらいます。

暖かい一日でした。帰りはコートを羽織りましたが、帽子、襟巻はなし。坂を自転車で上ると背中が汗ばむほどでした。エラブユリの芽が大きくなり、5年目を迎えるグラジオラスが今年も顔を控えめにのぞかせました。ゼミの掲示板を動く小さな動物はナナホシテントウでした。
春がそこここにやってきています。このまま暖かくなるのでしょうか。いろんな意味で暖かい春を待ち遠しく思います。

Spring has come. かな。

心づかい

2011年02月22日

歩道のない道路を走っていると車が恐いです。なるべく一段高くなったそれのある道路を走るようにしています。
でも思うに運転している人にとってはきっと私は邪魔でしょう、ね。立場が変われば思いも逆です。
歩道を走っていて向こうから歩行者や自転車が来るとできるだけ早くこっちの意思を伝えます(もちろん声は出しませんが、一方に大げさに寄ります)。お互い譲り合わねばね。
皇居の周りは走る人が多すぎて困っているというようなことを耳にしました。私も正月に走りましたが、その時は数十人でした、走っている人は。これが普通の土日だときっと大変なんでしょう。数千人が走っているようなことを聞きました。

大半の走者は礼儀をわきまえていらっしゃるんですが、稀にそうでない方もいるようです。歩道を歩く人にあからさまに迷惑顔を見せる不届きなランナーもいるようです。
確かに横並びに3、4人が道をふさぐのは考えもの。走るも歩くも運転するも、ちょいと相手の気持ちになってそれらをやれば、互いが穏やかな気持ちになれますでしょう。

他者を気づかう、ほんのちょっとの心づかいを大切にして生きていきます。

ニュージーランドは地震で大変なようです。邦人の不明者も数多くいるようです。無事を祈ります。それしかできません。大学の同期がかの地にいます。昼ころに安否を尋ねるメールに返信がきていました。よかった。

阪神淡路大震災を思い起こします。あれはすごかったですね。あのとき何もできなかった自分を恥ずかしく思います。

パンダ

2011年02月20日

上野動物園へパンダがやってくるようですね。レンタル料は2頭で年8,000万円ですって。高いんでしょうか、妥当なんでしょうか、それとも安いんでしょうか。

高いですね。

希少動物で売買ができないからこういう形であちこちに貸し出されているようです。確かにその経済効果を考えると高くはないのでしょうが、かの国のしたたかさを感じます。「人寄せパンダ」という言葉もあります。でかい図体のわりに仕草は愛らしく見ていると和みます。上野方面はきっと賑わうんでしょう、今後。

大学のころパンダを見に上野へ行きました。ものすごい人で、係りの方の「立ち止まらないでください」の連呼しか印象に残っていません。
中国へ行って本場(?)のパンダにもお会いしました。動物園入り口での中国人の「社長、ほにゃらら(ここはご想像ください。学習塾のブログには載せかねます)」という
言葉しか覚えていません。

空港から園までパトカーの護衛つきです。すごいなVIP待遇ですね。舎には床暖があるそうです。そのお金は都民の税金? それとも国庫でしょうか。まあ使う以上の何かを期待しましょう。

今日(ここんとこ)はちょっと疲れ気味です。このブログも己を鼓舞してやっとのそれです。

やすませてもらいます、ね。

面映ゆいな②

昨日のMMくんの続編です。
大きな間違いをしていました。MMくんは弟くんでした。昨日書きながらしっくりこない感はあったんですが(言い訳がましいですね)MMくんは弟くんでした。お兄ちゃんはMDくんでした。
してみると昨日のMMくんへの論評はなし。弟MMくんは(なんかややこしくなってきましたね)実はMMくんは真面目ではなく(ちゃうか? 十分そうでした)恥ずかしがり屋でもなかったですね。けっこう主張しました。
学校の先生を評して
「~先生はほんまにええ先生や」と力説していたのを覚えています。その時私は
「俺は絶対そうちゃうなあ」と思ったことを鮮明に覚えています。たぶん彼は覚えていないでしょう。
そう折にふれ、過去の様々な場面が脳裏をよぎります。

ここで彼のメールを引用させてもらいます。

「露原先生お元気でしょうか?覚えられているかわからないですが、中学時代にゼミでお世話になったMMと申します。

私はもう30歳なので15年前くらいになるでしょうか。

今日はたまたま仕事の代休で、昔の塾を検索したら先生のブログにたどり着いたので、ブログを読んでいたら懐かしくなりメールしました。

ブログの文章を読んでいると、以前と変わらず優しく正義感の強い露原先生は変わらないなーと実感しますね。

私は現在東京で公務員をしてまして、横浜で妻と二人で暮らしてます。仕事に追われる毎日でしたが、なんだか中学時代を思い出してホッとする時間を今過ごせた気がします。なかなか時間が合わないかもしれませんが、京都に里帰りしたら先生の顔を見に行けたらいいなと思います。」

「以前と変わらず優しく正義感の強い露原先生は変わらないなーと実感しますね」などと言われると気恥ずかしくなります。面映ゆいな。
すっかり俗世にまみれたつゆちゃんになったかもしれませんよ。

ずいぶんと年をとった私はすっかり変わりました、かね。正義感も優しさも衰えたかもしれません。でも当時と同じ気概をもって生きていきたいと思っていますよ。

昨日返信したメールに返事をくれました。

「返信ありがとうございます。とてもうれしいです。ただ一つ訂正が。私が弟のMで兄はDです。
ただ私達兄弟のことを覚えてくださってて、とてもうれしいです。ついでに兄も今年に結婚しまして、今は大阪の茨木のほうに住んでいて兄貴も公務員になりました。
兄貴もきっと露原先生には会いたいと思っているでしょうから、兄貴にも言って、いつになるかわかりませんが三人でお酒でも飲みましょう。京都に帰る時の楽しみが一つ増えた気がしま す。
あと、ブログの件ですが載せていただくのは全然構わないです。むしろ光栄ですので、是非載せて下さい。
そのブログを楽しみにしています。」

ありがとう。MMくん。原文のまま掲載させていただきました。とっても幸せな気持ちにしてもらいました。

いつかあなたたちご兄弟といっぱいやりたいですね。

その日を楽しみにやすませてもらいましょう。

ほんまにうれしいです・・・・・・

面映ゆい

2011年02月19日

朝メールを確認すると教え子Mくんからのそれが。15年前の卒業生です。とっても懐かしくうれしくなりました。

彼は真面目な子でしたね。ちょっと恥ずかしがり屋さんだったような記憶があります。弟くんも来てくれました。お母さんとの面談の様子も目に浮かびます。
ネットでいろいろやっていて偶然うちのホームページに行きあたったようです。そのメールをそのまま引用させてもらおうと思いましたが、今のところその返事がないので控えておきます。この場を借りて改めてお礼を
「MMくん、ありがとう」。

「まだ多くの学ぶ点がある」とGDP3位転落の日本を評した中国共産党機関紙・人民日報の記事を讀賣新聞が伝えています。日本の高度経済成長を「奇跡」と称え、社会保障の整備を「もう一つの奇跡の側面」と評価したようです。今の日本の現実を見ると
「果たしてそうかな」とも思いますが、何より中国の記者に他者を認める良識があることに安堵しました。

同じくシンガポールのストレーツ・タイムズは「尊敬され続ける国」と掲載。グラミー賞4人受賞をひき「音楽でも経済でもこれからも見限られることはない」と日本を評価したようです。
なんか国民の生活と関係のないところで勝手な清掃、いや政争ばっかりやってる人たちを見ているとその評価を面映ゆく感じます(俺が感じんでもええんか)。

他国に評価される国であるより先に他者に評価していただける人間でありたいと思います。いや他者の評価はいいか。自己満足でも自分に偽りなく逝きましょう(いや、ちゃう。まだ「逝ったら」あかんね)生きましょう。常にそう心がけていますが、なかなかどうして、つまらぬ人間です。

花粉症、アトピー

2011年02月18日

まだ寒いのであまり飛んでいないようですが、今年のスギ花粉はとんでもない量になるそうですね。花粉症の方は戦々恐々とされているんでしょう。私は今まではどうもありませんでしたが、突如発症ということもあるので油断はできません。
それにしても花粉症っていつからこの世に存在しているんでしょうかね。少なくとも私の子どもの頃にはありませんでした。杉はあったでしょうから、そういう人もいたんでしょうか。杉ばっかり植林して杉の木の数が飛躍的にふえて、花粉量もふえたのでしょうか。
金に目がくらんで雑木林を切り倒し針葉樹を植えたヒトへのしっぺ返しのような気がします。

「アトピー」という言葉もなかったですね。食べ物やダニ・カビ・ハウスダストなどが原因と一般に言われていますが、それらは昔もありました。それでも「アトピー」そのものがなかったのはなぜなんでしょうね。長女がひどいアトピー性皮膚炎でした。保育園のころはかゆみのあまり顔をかきむしり、眉毛がなくなるほどでした。
「これではかわいそう」と思い、E先生のアドバイスに従い食物にも細心の注意を払い、大変な臭いのする漢方薬を入れた風呂に入ったりしました。おかげで数年でよくなり今はそのことも遠い思い出のかなたになりました。

「自分が若いころに摂取した食物などが影響してんのやろか? 『親の因果が子に報い』やとしたら罪深いなあ」と思ったものでした。ある意味正解かもしれません。小さい時に「チクロ」などが問題になりました。人工の甘味料や着色料が使われた食べ物をなんのためらいもなく口にしていましたからね。

まあしかし、全体的にヒトが「柔」になったんでしょう。昔やったらまったく問題なかったことが軟弱になったヒトに食い込んできたんだと思います。日本人はきれい好き過ぎますね。清潔は悪くはありませんが、過ぎると毒にもなるんでしょう。

まあほどほどにしておきましょう、ブログも潔癖もね。中庸が肝要です。

衣中テスト対策。みんながんばりました。補習に来た中1の女子は11時過ぎまで4時間やっていました。一所懸命やらせてもらっていますが、なかなかに思うようにはいきません。それが人生なんかな。

寝なければ。金曜は終わりが遅いんでついつい時間が遅くなります。おまけに土曜は朝一からの授業が詰まっています。すでに2時前です。

今朝は8時に目覚め、起きようと思いつつうとうと。再び目覚めると10時半を回っていました。熟睡でしたね。やることいっぱいなんで大失敗です。人との約束などがなくてよかったです。ここのところ忙しいんで知らず疲れがたまっているんでしょう。

やすませてもらいます。でもまだ腕立てもシャワーもやっていません。

いやはや

2011年02月17日

西中のテスト中日。さて出来栄えはいかにでしょう。みんながみんないい点とってくれればそれが至上の喜び。願いましょう、それを。そのために日日やらせてもっています。

衣中は1週間前。テスト範囲はすでに終わっています。今日はテスト対策のプリントで万全を期します。みんながんばります。聞こえる音は鉛筆を走らせるそれだけ。いや、そんなこともないか。わいわいがさがさしながらですが、けっこう真面目に取り組んでいます。

中1の社会は東海地方。「窯業のさかんな都市は?」との問いに「瀬戸もん」の話をしますが(授業でもしました)なかなか通じ(定着して)ません。悲しいです。自分の言葉が響いていないんですね。もっとずっと心に届く授業をせねばならんとね(なんで九州弁と)。

その授業。「ちくご」と答えるべきところMYくん。思わず
「ちくび~」と大声。みんな失笑、爆笑。そして冷笑も。さすがに私もその押さえには苦労しました。

今の地理の教科書はおかしいですね。日本地理で「福岡」と「愛知」と「大阪」、そして申し訳程度に北海道と沖縄を取り上げています。これってへんですよね。浅くてもいいから日本全国を学びましょうよ、と思うのは私だけかな。


北大路ビブレへちょっと。駐車券にハンコをもらわねばと領収書を探してもたもた。と、「あらせんせ」
「誰や?」と思うと散髪屋さんのお母さんでした。

いやいやここでお会いするとは。バスで久しぶりに買い物に来たそうです。

さっきシャワーを浴びる前
「今日のブログをこうしめよう。ええ感じや」と思っていたのに、すっかりでてきません。そのしめがええか悪いかは別として、なんか情けないね、それが思い出せないのが。

まあいいでしょう。やすみますね。まだ200やってませんので、これからやりますね。

今終えました。なんともはや、滑稽です。やると言った意地だけでやっています。まったく意味はありませんね。まあ無意味の意味です。それも必要でしょう。


バレンタイン 山崎 芳醇

2011年02月16日

バレンタインにいただいたチョコを肴にこれも同様の「山崎」のホットを味わっています。「山崎」のシングルモルトはうまいです。12年前に仕込まれたものが今私の口に含まれます。何ともいえぬ馥郁たる香り。ほのかに木の香の甘みを感じるのは気のせいでしょうか。最初の一口は彼女(女性か? それは「知らん」)に敬意を表しストレートで味わいました。芳醇。

思えば贅沢だ。若いころはウイスキーといえばサントリーの「ホワイト」かニツカの「ブラック」だったかなあ。奮発して「角」。「オールド」なんて贅の極みに近かったように記憶しています。もちろん今でも自分で買うなら「ブラック」かせいぜい「角」です。まあ私は酒飲みだしなんでもええんですがね。

いっときバーボンに凝り味もわからず「CCだ」「いやワイルドターキーだ」「やっぱりジャックダニエルやで」なんてかっこつけていましたね。香りにくせはありますが、そこにまた個性を感じておいしかったですね。

ビールも美味し。日本酒もまたよし。焼酎しかり。ワインも美味。なんでもおいしいです。ちょっと飲みすぎですね。毎夜毎夜一日も休まず飲み続けています。よほど肝臓が丈夫なんでしょう。んなこと言ってるとある日突然そのつけが回ってくるんでしょうかね。まあそれもまた致し方なし、ですね。

私立高入試が終わり専願の子たちが来なくなり一抹の寂しさを感じます。合格はもちろんうれしいんですが、ちょっとうれしさびしですね。これで公立特色で合格が決まる生徒もでますし、またひとつさびしくなります。

昼食を終えて帰る途中オオイヌノフグリを見つけました。「寒い寒い」と言いながらも確実に春は近づいています。今日は自転車だったので見つけられた春かもしれません。普段と違う速度だからこそ、視点だからこそでしょう。自転車は寒いししんどいけれど、新たな発見があるのでそれもまたよしです。

P1070462.JPG

さて筋トレをしてやすみましょう。

いろんな人

2011年02月15日

時々行く近所のお蕎麦屋さんでよくお会いするお客さんがいます。年のころは40歳くらいでしょうか。週一くらいの私とよく会うということはけっこう頻繁に行ってらっしゃるんでしょう。
お昼ですが必ずビールを注文されます。で、けっこう値の張るものを頼みスポーツ新聞を読みながら食されます。どんなお仕事をされているんでしょう。気になります。勤め人ではないでしょう。なにしろ昼からビールですからね。私も完全にオフなれば昼のビールはあり得ます。今度一回何をしたはる人か聞いてみよ(ウソです。そんな勇気はありません)。

昼食といえば昨日。週一は行くラーメン店K。私と年かっこうが同じかやや上と思われる男性が入店。私の隣に座ります。店員さんとしばしやり取り、その後天津飯が。
「セットの天津飯です」ラーメン店ですがこれがあります。食べたことはありません。
「セット? へえ天津飯のセットがあんねや」と思います。そこへセットの片割れ、醤油ラーメンが到着。
「この人なかなかに健啖やな。どちらも並盛。ぜんぶ食べはんにゃ」と驚いていると
「単品の餃子です」と。思わず横でずっこけそうになりました。
私なんて空腹を感じついラーメン大盛りなんぞを頼むと食べ終わった後、あるいは途中にも後悔します。
「ああ、並にしとけばよかった」と。以来かなり空腹を感じていても「並」にするようにしています。

今日蕎麦屋でおいしく卵とじそばをいただいていると、新たなお客さんが。入って来るなり携帯電話で何かの注文をしています。
「なんでここでやねん」初老のカップルです。見てはいませんがそんな雰囲気です。そこへ大きな着信音。はばかることなく電話に出たのはまたも同じ人。出るなり相手に叱責のことば。
「勘弁してほしいわ」と隣の私。なんとも礼をわきまえぬ大人です。若い人の無礼、非礼はよく云々されますがいい大人にもそんな輩がいるんですね。おいしいお蕎麦がまずくなりました。

いろんな人がいるもんです。私もそのうちの一人です。「みんな違ってみんないい」というようなセリフをどこかで聞きましたが、よくない人もいるんですよね。

まあ人のことはともかく自分が「よくない人」にならぬように心がけましょう。
心がけてはいますし実行しているつもりですが、とかくこの世はままならぬものです。いや己の精進がたりないんでしょう。心します。

矜持

信号で停止。青になるのを待っていました。犬の散歩中の方がなにやら私に向かっておっしゃっています。窓を開けるとその声が。
「もうちょっと前に止まらはった方がええですよ」感知式のそれでした。私の停止位置だと感知器の下に車体はありません。あのままだと一生変わらぬ信号を待ち、そのままおっちんでいました。
「信号待ちの塾講師、感知器に気づかず餓死」なんて見出しが躍ったりして(んな訳ありません)。

ご親切な方です。改めてありがとうございます。お節介と思わず私も積極的に声をかけましょう。最近はドアに手を添えて次に来る人のための備えをしてくれる方もいます。
不作法や無礼ばかりが強調される昨今ですが満更捨てたもんじゃないと実感することも数多くあります。そう人がみんな他人に対して少しずつ優しくなれば、もっと美しい世界が実現できるんではないでしょうか。

打算や計算ではなく、少しでも他人への愛を心がけたいものでありまする。いつかはその愛が自分に回ってくるでしょう。いや見返りを期待するのはさもしいです。矜持を持たねばね。

朝原谷でチラシ巻き。250と多くはありませんが、よくやりました。寒かったです。今日は薄いウインドブレーカーを着てランニングシューズを着用。1時間半ほとんど走っていました。走行距離に加算させてもらいましょう。終わり際に降りだした雪は夕方から本降りに。帰りは銀世界の原谷でした。

私立高校の合否が判明。もちろん「否」はなし。よかったです。でも公立が第一志望の子たちがほとんどです。油断なく残りの時間を過ごしましょう。

池波正太郎さん

2011年02月13日

池波さんの『むかしの味』を読了。そこここに「粋」が顔をのぞかせます。気取るでなく奢るでなし。まさに「粋」を感じます。かっこええなあ、憧れるなあ。

池波さんは『真田太平記』で知りました。無論向こうは私を知る由もなし、ご存じありません。
江戸っ子気質(「かたぎ」と読んでや)が滅法粋(この辺の表現に江戸の粋(ここは「すい」と読んでね)を感じます。関西人の私には追いつこうにも違うそれ、絶対追いつけへんそれがありますねん。もとより走っている走路が違うんですよね。そやし絶対絡まないんですよね。

京都の店もいくつか登場します。知った店、行ったことのある店もあります。

「蛸長」や「イノダ」など。名は知れどいまだ敷居を跨がぬ店もあり、行かぬまでもその味を舌にのせたそれらもあります。

この正月、東京へ行く前にもそっと下調べをしてから行けばよかったと悔やむつゆちゃんですね。ああもったいなや。池波さんの足跡をたどればよかったね。残念!!!!!! 無念 かね。

朝一から西賀茂で中3の入試対策講座。その後中1、2のテスト対策。で、原谷へ行って中3の英語、社会。なかなか厳しい一日でした。

さて布団に入ります。いやあ幸せの瞬間を迎えます。

有言実行、言うたからにはせんとな

2011年02月12日

ロボット中に電話があったようです。着信記録、留守番電話記録が残っています。後者を聞くとDRくんのおかあさま。
「京都産業大学附属高校の特進に合格しました。ありがとうございました」とのこと。
着信記録にかけ返すと本人が。
「お、おめでとう。よかったな。今家か? お母さんからもさっき電話もらったみたいで伝言聞かせてもろたし、よろしく言っといてや。気い抜いたらあかんで、本番は公立Ⅱ類やし」
「あ、は、は(これは笑い声)。はい」ともかくよかった。
ちゃんと知らせてくれるのはうれしいですね。逆にこちらが気をもんでいるのをおわかりいただけないのはちょっとさびしいです。けっこう本当に胃がきりきりするくらいの心配をすることもあるんですが、そんな場合に限って連絡がないことも・・・・・・

まっいいか。私のやっていることはそれくらいのもんなんでしょう。

今日は朝一ロボット、その後テスト対策(西賀茂中1、2)。で中3入試対策講座。なかなか厳しいいちんちでした。10:00~18:30。ようやった、っていうか生徒を前にするとあっという間の時間です。

では、明日も朝からですのでやすませてもらいましょう。

あ、まだ今日は腕立て0です。どうしょうかな。貯金はあるけどやることせんとな。口だけの人間になんのはいややしなあ・・・・・・

百貨店余情

2011年02月11日

今日は休みでした。いつ以来でしょうか。正月からこっち休みなかったかな?
とっても解放感を感じた朝でした。

で野暮用あって大丸へ。いつ以来でしょうか。ここ数年行ってなかったかな?
なんか変な違和感を感じた昼でした。

百貨店は苦手です。あの気取った感じがどうも馴染めません。あのどこから出しているのかわからない
「いらっしゃや(ま)せ~」の声は背中がぞくっとします。(あれは百貨店に限りませんか)

昔「いらっしゃいませ」と店員さんが近寄ってきた時 " Just looking, thank you. "って言うたったら店員さんの目が点になっていました(嫌な客やな)。あの時の店員さんごめんなさい。

歩いているお客さまも、みなさまお上品。どっかのおじさん(私のこと)とは雰囲気が全然ちゃいます。ええもん着たはる(たぶん)し「いかにも」という感じです(それはあんたの僻目ちゃう「ですね」)。

あまりに自分とは違う方たちがいる世界はしんどいので、用を済ませ早々に退散しました。

「今日は走らねば」と、四条から帰ってすぐ走りにでました。最南は七条まで行ってしまいました。2時間で21㌔。遅いなあ。試合やったらなんぼおそうても1時間50分くらいやし、どこがちゃうんかねえ。周囲の応援かな、それとも己の意気込みかね。まあとにかく本番には何かがあるんでしょう。

さすがに15を超えると下半身が痛み出します。特に今日はしんどさが早くきました。でも最後「追い込み」は実行しました。今脚はカチンコチンです。

明日は朝から仕事やし早めにやすませていただきましょう。

世界平和

2011年02月10日

天神さんへ行ってきました。私立高校入試ですから。
「忙しいし今年は行けないかな、行かなくてもいいかな」と正直思っていましたが、毎年お参りしていて今年行かなくて万が一のことがあったらいややしいきました。
お賽銭を入れ手を打ち心の中で「頼んます」と大声で叫びました。
みんな合格してくれるでしょう。

気の早い梅が少し花を開き始め、なんともいえぬ芳香が鼻腔をくすぐります。思わず鼻で大きく息を吸い込み一足早い春を感じさせてもらいました。
いやあ幸せ。忙中閑を作って行って良かったです。(何しに行ったん? 合格祈願やろ? 「まあそれはそうですが行きがけの駄賃ということにしておいてね」)

P1070427.JPGP1070432.JPG

「梅一輪 一輪ほどの あたたかさ」

京都市が大手コーヒーチェーンなどに協力を求め、カップ持参の利用客に1回1ポイントの「京都エコマネー」を与える取り組みを始めるそうです。20ポイントを集めると500円相当の「トラフィカ京カード」などと交換してくれるそうです。ごみ減量などの環境対策に若者が関心を持ってくれればとの発想です。この夏から試行して好評なら継続するそうです。大手コーヒーチェーンのみならず協力が得られるところはそこらじゅういたるところでいろんな形でやりましょうよ。その方が成果も大きいです。学習塾で協力できることはないかもしれませんが、その趣旨には大賛成です。
みんなで地球環境の美化、浄化を心がけましょうぜ。

まあ私ももう54歳。この長くはないかもしれませんがあの世から見つめる地球がなかったら寂しいし元気でいてほしいですね、この世が。

そして全世界が平和でいてくれたらなあと思いつつ腕立てをやってやすませてもらいましょう。

おやすみなさい。

教科書改訂

2011年02月09日

勉強会でした。4月から変わる小学校教科書の内容についての話です。なんでも学習量が120~140%に増えるそうです。それに比して授業時間数も増しますが、それは105~110%だそうです。中身の増え加減に比べ時間数のそれは少ないですね。子どもたちや学校の先生はきっと大変でしょう。それ相応の対応がとれればいいんですが難しいでしょう。それをどこまで補えるかがゼミの役目でしょう。最善を考えましょう。

理科や社会においては高校入試に直結する内容があまた盛り込まれるようです。小学校のうちからやるべきをしっかりやっておかないと中学生になってから悔むことになるんでしょうか。今まででも小学校の理科、社会はやっていないも同然という感は否めませんでしたが、それがさらに助長されることになるんでしょうね。少なくともゼミに通ってくれる小学生にはその憂き目を見ることのないように尽くしましょう。

「犬も歩けば」でしょうか。やはり外に出ていろいろな話を聞くのは勉強になります。こもらず出歩きますか。

さてランチ。普段は食事をせずに帰ることも多いんですが今日はみなさんとごいっしょ。ところがでてきたのはタンシチューでした。
「ん、むむむ」と思いましたがいただきました。何がだめって私の年になってはタンはきつい。油が多すぎます。平気な顔をして平らげましたが口中ネバつきました。
私より年配の方もいらっしゃいましたが、みなさん食べていました。「おいしそうに」とか「むしゃむしゃと」という形容はつきませんが。いや私がそう思うだけできっとおいしかったんだと思いますよ。数が多かったので少し前に盛り付けられていたんでしょう。シチューは少し冷めていて、ご飯が固かったのが残念やったですね。

まあ、しかしたまたま前に座られたH先生といろいろと話せてよかったです。スキーをされるということで話が弾みました。というか彼女の話題の振り方というかお気づかいに感謝です。俺なんて他者を思いやるといいながら、けっきょく自分勝手やし他人に合わせるのは苦手ですわ。そやしまあなんちゅうか本中華(なんやそれ、古! 誰もわからんで「俺も忘れた」)ご飯は「ひとり飯」が通常です。

苦手でも普段話さない方とお話するのはおもしろいですね。

いやはやいつものごとく何を言いたいか言うてるかわからんことになってきましたので寝ましょう。

腕立てまだやしこれからやります。

あ、そう明日は私立高の入試です。みんなの健闘を祈りつつ・・・・・・やすませてもらいましょう。今までやってきたことを信じてすべてをぶつければ夢はかなうし、やれよみんな。

まだのことがあんな。腕立てや。

しんどいけどやってから寝ますわ。

You did a good job !!!

2011年02月08日

10時からおよそ2時間半で400枚のチラシをポストへ投函。いやいやなかなか効率よくできました。幸いあまり寒くもなく絶好のポスティング日和でした。
始める前は
「400はしんどいな」と思いつつ50ずつに束ねたのが減っていくうちに
「ここまできたら最後までいきいや」などと自分に突っ込みながら歩き続けました。途中一服することもなく、喉を潤すでもなく(休むとその後やる気なくなったらあかんしね)完遂。ちょっとした「やった」感はありますね。誰も褒めてくれへんし自分で褒めとこ
「ようやった、つゆちゃん。褒めてつかわす」
「はは~」(ひとりでやっとき)。
これで1件でも問い合わせがあればうれしいんですがね。人生そう甘くはありません。

メジロやムクドリ、セキレイや名を知らぬ鳥を散見。デジカメを持っていればよかったと後悔(でも重いしいいか)。時間がある時にお散歩しながらまた見つけましょう。歩くと日ごろ目に入らないものが見えてきます。

気づきもいっぱいあります。おしゃれだけどとってもチラシを入れにくい形状のポスト。ひとつの動作で入れられないそれ。門扉からとんでもなく遠いところにあるそれら。私は自分の都合でやっているからいいようなものの郵便屋さんは大変ですよね。
次にポストを設置したり新しいのを買う機会があったら、その辺のところに心遣いをしましょうと思った露原くんでした。

夜のニュースで不祥事が続く相撲界へ迷わず入門を決めた青森(?)だかの中3生が特集されていました。純粋に相撲が好きなんでしょう。やましいことが胸にほんのちょっとでもある角界の方々ほんの少しでも見習っていただきたいです、ね(あんたもやで「はい」)。

今やっと150。あと少しやって寝ましょう。

では、おやすみなさい。

亀の甲

帰り際愛車フェラーリ(?)にまたがる(?)とライトがつきません。
「ん? 球切れか。無灯火はこわいなあ」と思いつつも押し帰るのはしんどいので乗って帰りました。
恐いですね。自分の前が暗いのも不安ですが前から来る車が私を認識してくれるかどうかが心配です。不注意な運転者にはねられるのだけは避けたいですからね。
自分も自転車に乗るので車の側に立ったときはかなり注意を払います。不注意な運転(俺か)で他人の命やその家族の生活を奪ってしまっては取り返しがつきませんからね。まあ少しでも他者を思いやりましょう。

まあいつも他人のことを気にかけるようにはしています。及ばぬことの方が多いかもしれませんね。なんたって私はわがままな面を多く持ちます。いやマイペースですから(それって同義語やね「しかり」)。

とは言っても齢(よわい)を重ねずいぶん他人のことに気が配れるようになりました。若いころの自分を考えると恥ずかしくなります。年を重ねて初めて気づくことの多さに驚かされます。まあ年の効ですね。

で、何を語りたいかがわからぬままの、いつもの調子の駄ブログですね。

やっと110を終え、今1:39です。寝なければいけませぬ。

明日はチラシを投げ込みに行くつもりです。

間もなく私立高校入試です。いよいよですね。真価が問われます。

生きているとええこともあるんやな

2011年02月06日

「がんばってくれてありがとう♡ おしごとがんばってくだい♡ ☆みんなより☆」と、1月末の大雪で立ち往生したサンダーバード40号の女の子から除雪をしているJRの職員に窓越しにお礼の手紙が届いたそうです。

金沢支社車両運用係りのNAさんが列車周囲の雪に驚きながらも除雪作業を始めて数時間後「ドンドン」という音を聞いたそうです。振り返ると先ほどの文言がA4の紙に書かれ、窓に貼られていたそうです。その紙が大阪駅で見つかり金沢駅へ届けられました。

なんでも復旧へ向け丸二日間一睡もしない社員もいて、この出来事が関係者に伝えられると「目頭が熱くなった」「もう一踏ん張りできる」などの反響があったそうです。

寒い中での心温まるいい話です。先のNAさんは「電車が遅れ、苦情も多かった。『こちらこそ、ありがとう』という気持ちでいっぱい」と感謝の言葉を口にされています。

32時間も遅れた列車。それに閉じ込められたら文句のひとつどころか三つも四つも言いたくなるところへこの小学生の伝言。うれしい話じゃありませんか。つゆちゃんの目頭も熱くなりました(またか)。いや相撲なんかで残念な話がいっぱい報道される中、うれしくなりました、私は。

今日は朝は西賀茂で直前対策、昼から原谷で同様。みんながんばりました。英語も国語もけっこう良問で解説前に自分でも解いていて楽しかったですね。

国語の問題を解くのは好きですね。知らない文章に巡り合えます。筆者や作家さん、作品名を確認して
「読んでみたいな」ということもままあります。ひょんなところですばらしい出会いが生まれると幸せ気分になりますね。

中3、光村図書の教科書にある『暖かいスープ』。これは絶品ですよ。ほろりとしたい方はお読みください。さりげない話ですが「生きているとええことあんねやな」と思える作品です。

英語の長文でも難関校ほど読んでおもしろかったりします。クスッと笑えたり、しみじみ感じたりできます。問題を解きつつも、その中身に感動できる人材を求めているんでしょうかね、難関校は?? 

さてやすませていただきましょうか。さすがに休みなしなんでちいと疲れ気味かな。いやいや全然ですね。私は元気です。今日も帰るや否や走りにでました。軽く7㌔です。今月はこれで49かな? 日が長くなり夕方に走れるようになり幸せです。

とかなんとか言いながら昨日も今日もラスト1㌔は追い込みで全力疾走をしました。そのせいか脚がカンカン、カチンコチン、ガチガチです。なんか感じええやん、しびれるやんと思いつつ、では。

明日からは新しい週が始まります。土日も仕事なんで、あまり関係なさそうですが、やはり週初めという意識はあります。メリハリをつけてやらせていただきます。

積み重ね

2011年02月05日

朝から中3入試対策。昼過ぎまで英語の長文入試演習。実際の入試で出題されたものだけあってけっこう難問も。みんな果敢に挑戦していましたが、ちょっと今年の彼らは集中力に欠けるかな。本番間近やし、いい意味での緊張感を持って臨んでほしいものです。

ひさびさLSDならぬMSD。2時間、20㌔をと思って走りだしましたが、少し足りず。予想通りの時間と距離でした。1時間と46分、18㌔。それでも、さすが「走った」感はあります。最後の1㌔は速度をあげて追い込みました。これがフルの完走にいきるそうです。しんどいです。1時間半、15㌔を超えるとさすがに脚にきます。だるいです、今。
北は宝が池、南は四条、西は賀茂川の北山、東は白河通りですね。
こんだけ走っても20行かないもんね。なかなか厳しいですよ、一定して100以上走り続けるのはね。

フルを走るからといってその練習に42,195㌔は走りません、私は。走るべきなのかもしれませんが、そこまではなかなか。村上春樹さんなんかはフルやウルトラの前にはとんでもない距離を走られます。月350くらい(たぶん)走ると書いていらしたようです。
350といえば毎日11,7㌔走ってやっとできる距離ですからすごいですよね。

何かを完成させようとしたら日日の積み重ねは欠かせません。
今まさにゼミの受験生はその積み重ねの最後に差し掛かり、入試でそれを発揮する直前に来ています。みながその持てる力を出し切って合格を勝ち取ってくれることを願いましょう。

浅倉卓弥さん『四日間の奇蹟』

2011年02月04日

浅倉卓弥さん『四日間の奇蹟』を読みました。
薬指を失った天才ピアニストと脳に障害を持つ少女を中心に物語りは展開されます。

ある章末で私の体に電流(戦慄)が走りました。ほんとに身体が「びりっ」と震え、そして一瞬飛びあがりました。大げさではなく正真正銘スタンガンで攻撃を受けたくらいの(すみません。あくまでたとえです。実際にそれを被ったことはありません)衝撃でした。

3章の終わりです。
「『ごめんなさい、だけどーあたし千織ちゃんじゃありません。真理子です』
今にも泣き出しそうな目で、少女は僕にそう言った。」で受けた驚愕は長い読書人生最初、最大です。
その後の顛末は胸が詰まる展開で昼食時には読めぬまま、その夜、いや素面の時間にしんみりと読了しました。

読み応えのある1冊でした。

インフルエンザが猛威をふるっているようです。みなさまご自愛くだされたし。

知識と体験

2011年02月03日

「雪かき汗かき学生生き生き」と京都新聞にあります。何でも立命館大学のBKCボランティアセンターで活動する学生が高島市朽木での除雪協力者を募りました。すると21人の学生が集い、3泊4日の日程で現地のバス停や一人暮らし高齢者宅などでの除雪に汗を流しているとのことです。
うれしいじゃありませんか。世知辛いご時世で自分のことだけでも手いっぱいな感は否めません。そんな中、他者のために一肌脱ごうという心意気。すばらしいことです(あんたも見習いや「はい」)。

今日は節分。いつから始まったのでしょう、恵方巻きの丸かぶり。子どものころはありませんでした。ですからやった覚えはありません。でも今日は食べました。半分をさらに半分に切ってのそれなんで「丸」ではありません。けっきょく半分食べました。おいしかったです。南南東が恵方だったようですが北を向いていました(もっと素直になりや)。
豆もまきました。(久々です)食べもしました。香ばしくておいしいです。あのぽそもそ感が素朴です。
鰯は食べていません。魚は好きですが、どうも鰯は苦手です。というか何十年も食べていないので、自分の中に残る記憶を嫌っているのかもしれません。小骨の多さと生臭さが蘇ります。今食べてみれば案外抵抗なくいけるのかもしれません。来年の課題としましょうか。

小5の授業で
「今日、節分やな。豆まきすんの?」と尋ねるとひとりが即答。
「せえへん」と。寂しいですね。ことさら伝統行事にこだわるつもりはありませんが、ちょっとは大事にしたいかな、してほしいかな、という気持ちもあります。
毎日の生活から得られる季節感や体験を背景に持つ実感は強いですからね。
読書から得る知識も大切です。が実体験に勝るものはきっとありませんね。ただ体験を知識とするには言葉の力は不可欠でしょう。二つが車の両輪になってこその、期待できる成果があるんでしょう。

今の子は一般的にどちらも不足していると思います。けっしてグランドキャ二オンを見てこい、ゲルでの実生活を体験して来いとは言いません。だって俺も行ったことないもんね。
知識を身につけるにしても世にあるすべての本を読むのは不可能です。ただ少しでも読んで自分の糧としてほしいなあ、と考えます。
そうせっかくこの世に生を受けたのですから、ぜひぜひいろんな体験をして、たくさんの本を読んでほしいですね。

ちょっと夜も更け、アルコールも回り、論理的におかしいかなともと思ってきました(いつもやで「かもね」)。

であるからしてやすませてもらいます。

露原努54歳!!!!!! がんばります

2011年02月02日

日本海側の大雪、大変ですね。各地で「38豪雪」に次ぐ積雪量を記録しているようです。2m も3m も積もるとかないません。雪にまつわる事故も多く全国で多くの方が亡くなっています。車の立ち往生で国道や高速道路で進めなくなったりJRが止まって車中泊になったりというのもあるようです。私は絶対いやですね。

昔どこだったでしょうか、信州かな。徹夜で運転して向こうで一泊して帰る強行軍の帰りに大雪大渋滞に巻き込まれたことがありました。はっきり覚えていませんがかなりの時間がかかって帰宅しました。そいで次の日ちゃんと仕事行ったもんな(社会人としてはあたりまえやな)。岐阜でも最寄駅から普通なら20分のバスが大雪大渋滞で(またかいな)2時間くらいかかりましたね。
今となっては語り草ですが、そん時は疲れたね。

北山杉もいっぱい折れて大変な被害だそうすです。なんでも3,350万円とか。雪深くて調査が進まず実被害はもっと広がるような勢いだそうです。先代、先々代が植えて数十年の長きを育てた木が数夜にして灰塵(ちょっとちゃうな)に帰す訳ですから林業家さんにとっては痛恨の思いでしょうね。そこへきて最近は北山杉自体の需要も激減しているようですからダブルパンチでしょう。伝統を守るためがんばっていただきたいものです。

九州では鳥インフルに加え新燃岳の噴火でこれまたダブルパンチ。空震(「からぶり」っではなく「くうしん」と読むんでしょうか、初めて目にする言葉です)で窓ガラスが割れたりもしているようです。降灰が大変でしょう。っていうか恐いですよね。いつ溶岩弾とかが飛んでくるかもわからない状況におかれている訳ですから。
そういえば昔、クラブの2級先輩が就職を決めめでたく入社。その後すぐに鹿児島赴任を命ぜられ現地へ。数か月で桜島の噴火に耐えられず退社されました。会社を辞める決断をさせるほどのひどさなんでしょう。ずっと地元にいればそれなりそれが当然でしょうがよそ者には我慢ができなかったんでしょう。私もきっと駄目だと思います。

鳥居進学ゼミではトイレのタンクがおかしいです。「浮き」の不調で流れた後水がたまりません。明日ちょっと見てみなければいけません。あちこちガタがきていますね。まあ築30年近いしやむなしかな。つゆはらゼミも20年になります。私の体は54年になります。ふむガタがきてもやむなしかね。

とかなんとか言いながら元気なつゆちゃんです、ね。自慢ではありませんが、ほんとよくやっています。体力、気力は負けません。と思っています。あと10年くらいは今の状態を保ちましょう。
「露原努54歳。がんばります」

小粋に生きたや

2011年02月01日

「そういえば、高3のTくん、Kくん入試やな」と目覚めの床で思います。
で、走っている途中にあった神社で神頼み。2人とも合格してくれるでしょう。

自分の大学入試の時は札幌で立命の地方試験を受け、その後東京でいくつか受験するために上京。大事な受験はどこへやら、なんか多分に物見遊山、観光旅行みたいな気分の私がいました。

札幌では映画を見て狸横丁で札幌ラーメンに下鼓を打ちました(味はあまり記憶にありませんが、うまかったと思います)。東京では東大に赤門から入りました。実力では入れへんから取りあえず足だけは踏み入れました。歩いてはる人たちの顔が賢そう(あんま覚えてへんけどね)でした。

まあ自分としては受験勉強はしました(したつもりです)。夜もろくに眠らず徹夜に近いこともありました(そやし昼いっつも寝てたんか)。高3の夏なんて市立図書館で毎日勉強して(いる振りをして)いました。

まあ冗談さておき2人の合格を祈ります。

昨日の寒さに懲りてマフラーを巻いてでました。中学生以来のそれです。あったかいですね~。とっても暖かかったです。「あれはおしゃれのためのもの」と思っていた私ですが実用面も十分持っていたんですね。ただ、しなれないせいかどこをどう巻いていいかわからずただぐるぐる巻いただけ。帰りは首が締まって息苦しかったです。

帽子や襟巻を小粋にまとっている人を見ると
「かっこええなあ。おしゃれやなあ」と思います。他人にそう思わせる着こなし、すてきです。私はそっち方面は疎いんで、そんな人を見ると憧れます。小物を粋に身につけるのは難しいですね。あまりに見事すぎると嫌味に過ぎることもあるでしょうから。

まあ外見はともかく生き方が粋な人間であれたらなあと思います。

程遠いかな。今の私は。