行く年来る年。ではまたね

2010年12月31日

実は東京へ来ています。さしたる訳はないんですが
「ちょっと行ってみっか。長い間行ってないし、都会を見るのも何か得るもんあるやろ」と出張りました。
朝の京都は強い冷え込み。雪が舞い、あっという間に一面真っ白になりました。

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「あらあら、なんという間の悪さ」と思いつつ、のぞみ車中の人に。関が原辺りの雪で数分遅れたものの愛知県に入ると快晴。富士山もその美しい姿を誇るかのように聳えていました。
江国さんの短編を読み終える間もなく、つつがなく東京着。速いですね。2時間20分くらいでしょうか。その速さに感心はしますが寒心も感じます。速さの秘密に関心はありますが歓心は浮かびません(はいはい)。

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チェックインにはまだ少し間があったのでホテルに荷物だけ預かっていただき
「さてどこ行こ」相変わらずいつもながらの無計画です。
とりあえず空腹を満たそうと店を探します。どちらかというと「和」の気分。
「せっかくの東京やしそばでも手繰ろう(この「そばを手繰る」ということばにあこがれていました。でも俺のような若輩者には不釣合いな、というかそんな資格はないと思っていて実行しませんでしたが今日は旅の空、やらせていただきました。かくして自分がその一線を越えたとは思えませんし、まだまだ青二才の実感の方が強いです)かと」。
見るとそば屋さんの看板「観世水」が目に入ります。
「ここやな」地下の店に入ろうと階段を下りようとすると先客がお待ち。
「ううむむ、待つか他を探すか」迷いましたが待つことに。どうやらけっこうおいしそうな店のよう。待つ人の会話からそれが知れました。

1,890円のコース(?)を頼みました。そば豆腐、そば味噌、とそばに塩をきかせて揚げた付き出し。これは俺に「飲め、飲め」と言っているんだろうと思わず生ビールと八海山を頼みました。
出汁巻きとアナゴのてんぷらも出て、〆は「せいろ」。池波正太郎さんの「蕎麦屋でいっぱい」を字でいけてとっても幸せでした(昼から飲んでええ身分やな「すみません」)。けっこう前からあこがれていたんで満足です。ありがとうございます。
出し巻きは濃おい濃おい黄い身の味わい甲斐のある絶品でした。そばはこしはもちろん、風味があるそれ、のどごしもよし。偶然入ったお店ですが大満足でした。

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さて腹ごしらえは大丈夫。んで「どこ行こ」と向かったのは東京タワーです。(おのぼりさんやなあ。「まさしくそれ。否定しません。まったく未知の地です」)移動には「PASMO」を購入。いくらかのお金を預けてそれに対応するカードが与えられます。3,000円分をチャージ。今日は1,000円分を使いましたか、ね。

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第一展望台が150m、その次は250mだって。待ち時間も55分。恐いし待つのいややし150でやめました。
で、向こうに聳え立つのは次代の英雄東京スカイツリーです。さすが東京を感じましたね。建物が高い、です。

んで泊まったホテルで借りたPCでこれをつづっていますが、なんか不調です。

であるからして一応今年のご挨拶だけはすませておきましょう。

今年一年ありがとうございました。また来年も元気でいたらお目にかかります。

と言いますか、なんかほんまに変やし、今年最後のつまらぬブログが反古になるやもね。まあ、それはそれでええか。