冥利限りなし

2010年12月23日

うれしいことがありました。個別担当講師のYDくんからのメールです。そのまま引用させていただきます(名前はイニシャルに変えました)。

『ありがとうございます。

昨日の授業でKRくんが、今回の期末テストの英語がクラスで3番目だったと嬉しそうに報告してくれました。
それまで成績は下のほうだったのが、急にどうしたのかと学校の英語の先生に驚かれたそうです。

それを聞いてぼくは心の中でガッツポーズをしました。実際ぼくのほうが喜んではしゃいでしまったかもしれません。

こんな種類の喜びは生まれて初めてです。このバイトをやっていて良かったと心の底から感じられました。

感謝しています。

ぼくも彼に負けずに一層精進していこうと思います。

では、寒いですのでお身体に気を付けて(フルマラソンを完走なさる先生は心配無用だと仰るかもしれませんが)、良い年の瀬をお過ごし下さい。

来年も引き続き宜しくお願い致します。』

以上原文のままです。

正直感激しました。

KRくんは小4から6年間通ってくれました。家畜の世話や作物を育てることに興味があって農芸系の高校へ進みました。
中3の進路選択の時
「ええ加減な気持ちやったら絶対続かへんで」というと、彼は言下に言いました。
「いや、そっちの方好きなんです。そやし行きたいんです」
「そうなんや。それやったら行ってがんばろう」恥ずかしながら知りませんでした、彼の嗜好を。でも、ほんまにそうやったらすばらしい選択です。そして彼はそれを継続しています。ところがちょっと英語でつまずき、数か月前から個別で来てくれています。

その結果が今回のご報告です。まさに講師冥利、塾をやっているものにとっての最大限の賛辞(いや、誰も言ってくれてはいませんが)です。

翻って講師のYDくん。実に真面目に一所懸命にやってくれています。感謝です。ありがとね。

さて今日から「冬」、冬期講習が始まりました。30日までとどまるところなし。やるだけやりましょう。