京都市立洛陽高等学校

2010年12月14日

京都市立洛陽工業へ行ってきました。創立125年の伝統校です。ずっと以前に(30年近く
前)校門前を通ったことがあり
「確かあの辺にあるな」と思っていましたが、全然「確かならず」その「あの辺」がどこだかわからず、前日ネットで調べ「あの辺」が「その辺」とわかりました(私はわからんで)。
西大路が混んでいて不安。信号待ち読書を実行しつつも焦りました。が、なんとか定刻15分前には到着。

校舎に入ってまず感じたのは昔の小学校の臭い。ロウ引きというのでしょうか、油引きかな? 懐かしい臭いでした。伊丹市でかつて通った天神川小の廊下が脳裏によみがえりました。

説明会では校長先生を始め、教頭先生、教務就任の先生いずれも率直で思い切った、本音のお話を聞かせてくださりたいへん参考になりました。
基本的に「モノ作り」が好きな子でなければ続けられない学校でしょう。好きな子には最適でしょうね。ただ高校側が求めていらっしゃるのは単なる「モノ作り」好きではなく「研究開発者であり、経営者」たり得る人材のようです。

電気コースには来春から「HYPER STAGE」という進学コースが新設されるようです。
電気や電子、機械の実学を学びつつ理工系大学への進学も視野に入れた勉強もできる環境が設定されています。同志社や龍大などの指定校もいっぱいあります。枠があまってしかたがないくらいのようです。技術を身につけつつ大学も狙えるというのは、正直普通にⅠ類へ行くよりいいかもしれませんね。もちろん機械や何かを作るのが好きだという大前提がなければだめですが。

今年は相応しい生徒はいませんが、そんな子がいたら是非勧めたい学校ですね。

説明会のあと、校舎を見学させていただきました。実習室ではかいだことのない臭い。尋ねれば機械油のそれだそう。
「うむ、さすがに工業高校だ」と実感。

すれ違う生徒らはみな一様に挨拶をしてくれます。
「こんにちは」と。こちらも思わず居住まいを正し返礼。「とっても礼儀正しい生徒たち」というのが正直な印象です。気持ちよかった、ぞ。

さて明日も野暮用で早起きです。やすまねば。

今から腕立てです。