縁の下の力持ち
2010年12月02日
ゼミの机といすを拭いていて、その雑巾に目をやります。かなり汚れています。
「この汚れの分、机、いすはきれいになってんねや」とある意味うれしくなります。
掃除機のゴミ袋もここまでたまるかというくらい膨らみます。細かいちりやほこりがほとんどですが、けっこう短期間で大きくなります。あれ、袋を換えたときの吸いこみ具合は快感ですね。ここぞとばかり吸いこんでくれます。カーペットを持ち上げんばかりの勢いだ。
これもそれもせっかく来てくれる生徒たちには気持ちよく勉強してもらいたいという思いからです。でも残念ながら生徒たちはその辺には気づいていない子がほとんどですね。たぶんあたりまえと思っているんではないでしょうか。誰かがきれいにしなければその状態にならないということをわかってほしいです。お家でもお母さん(お父さんかも?)が掃除をしてくれるからこそ、みんなは快適な生活ができるわけです。そこに気づけば無闇に汚すことはしませんよね。
今、高1のMTくんが中3の時言ってくれました。
「せんせ、塾の机やいす、教室ってめっちゃきれいですよね。毎日掃除したはんのですか?」
「いや、毎日は無理やけどできるだけやってるで」
「学校なんかむっちゃ汚いですよ。机の上なんかじゃりじゃりした感じやし」
「え、そうか。そんな汚いんや」と言葉を交わしつつ気づいてくれた彼にうれしくなったことを覚えています。そう彼はそういう機微をしっかりつかみ、素直にそれを口にできる子なんです。斜に構えることがなく好感が持てる男です。
トイレに入って用をたすと必ず便器をきれいに拭いてから出る人がいます。どこでもそれを実行します。曰く
「自分が入って汚れてたらいややしね。ま、たいがいは汚れてるけど(苦笑)。そやし自分の後に入る人にだけは不快な思いせんといてくれたらええもんな」と。うむ・・・・・・そうなんです。みなさまも心がけてみませんか。
陰で人知れず黙々とその役目を果たしてくれている人がいることを忘れずに過ごしたいですね。どこにでもいるんです。人知れず努力している方は。
話はまったく変わりますが先のMTくん、筋肉モリモリです。中3の時も休み時間に腕立てやっていました。この間の授業後その二の腕自慢を聞きましたが、十分自慢に耐えうるそれでした。で私もちょっとは見習おうと三日前から腕立て回数を200前後(なんや中途半端やねえ「前後」が)は、やろうと実行しています。んなことで上半身がかくかくパキパキしています。ご飯をいただいてお酒を飲んで、寝る前にこれはきついですが、今日も今からやって寝ましょう。
220回やりました。
寝ますね。
いや、もう一踏ん張り。いやあ、もうええか・・・・・・・・・・・・・・・・・・
しんどい。
+10です。