対費用効果
2010年09月11日
柔道の世界選手権をテレビで見ました。女子57キロ級の松本薫さん、男子73キロ級の秋本啓之さん、女子63キロ級の上野順恵さんの3人が金メダルを獲得しました。
ここまでに至る彼、彼女の艱難辛苦に思いが至り思わず涙でした。人知れぬ、はかり知れぬ苦難や努力精進があったと思います。
俺もそれなり部活動は一所懸命やってきましたが、所詮へっぽこ三流以下のがんばりしかやっていませんでしたね。というか何も考えず、ただ闇雲にやっていただけですわ。それは今も変わっていませんね。
京都市内の街路樹剪定を二段階にする通りをふやし、観光客に「秋の風情を楽しんでもらう」そうです。色づく前に切っているのを毎年目にして
「なんで今切んの。これからやん葉が色づくんは」と思っていました。
近隣住民の苦情からの処置だったようですね。そりゃそうです。掃いても掃いても際限なく落ち葉があれば住んでいる人にとっては堪りませんものね。現実をとるか風情をとるかです。そこで出たのが二段階剪定。落葉が始まる前に半分の枝を切り落とし残り半分は紅(黄)葉が終わってから切るという、両者を立てた見事な対応です。
といいたいところですが、これをやることで費用が従来の3倍、4億円かかるそうです。これってどうなんでしょう。それで観光客がふえて京都が潤うなどの対費用効果があるのでしょうか。元は税金、熟慮をお願いしたいですね。