小さい秋
2010年08月22日
走っていてあちこちで「お地蔵さん」に遭遇。京都だけですかね、この風習は。子ども時代の伊丹ではありませんでした。北海道でも然り。我が子が相応の年になって初めてその存在を知りました。京都の子どもたちはこれが終わると夏の終わりを感じるのでしょうか。
子どものころこの時期になると、できていない宿題にいら立ちや焦りを毎年感じていたような記憶があります。早くやらない自分が悪いのはわかっていながら同じことを繰り返していましたね。「かかるのが遅い」。悪い癖です。大人になった今も同様それを引きずっていますね。
北海道では盆踊りが終わると正真正銘夏の終わりです。あちらの夏休みは確か16日まで。文字通り短い夏です。いやもっと言うと釧路には本当の夏はなかったように思います。朝稽古に向かう通学路、夏でも肌寒さを感じ、当時の日記には雨続きの寒さを呪う記述があります。
今日も夕食後畳の上でうとうと。目を覚ますと日付が変わる直前。しばらくぼ~っとしていてから書き始めたこのブログなんで、なにやら焦点が合わずぼ~っとしています(いつもといっしょやで「ですね。いつも何が言いたいかわからんもんね」)。
クマゼミやアブラゼミの声にミンミンのそれが混じり始めました。まだまだ暑い日が続きます。秋の訪れは今少し待たなければいけないのでしょう。でも、少し前から鳴き始めたヒグラシ、ツクツクと合わせ、耳にほんの少しの「秋」を感じます。「小さい秋」でしょうか。