今を見つめて
2010年07月30日
夏期講習第1週が終了しました。およそ34時間。なかなか1日が終わらず長いようで、週が終わってみれば短いような、なにか複雑な感じです。
毎年のことですがかなり厳しいのは事実です。最短で13:00~16:20、最長で13:00~21:40です。長い日は途中食事を軽くとって続けますが、まさに体力、気力勝負です。
でも、みんな思ったよりがんばります。ほんとによくやります。途中「おやすみ」するやつもいたりして。あはは・・・・・・
自分が追いつめられると他人に優しくなれますね。なんか昔大声で生徒に怒鳴っていた自分が恥ずかしいです。最近はあんまりそれはやらなくなりました。年をとって温厚に(?)なったんでしょうかね。
そういえば高校のとき剣道部で1年のとき先輩からしごかれまくったとき
「俺はああはなるまい」と決意したことを思い出します。実行したつもりですが卒業を迎えたある日後輩から言われました。
「露原先輩はなんか厳しくて、近寄りがたかったです。なんて言ったらいいのかわかりませんが『寄らば切るぞ』っていうような殺気を感じました」
けっしてそんなことはないと思っていたのは自分ばかりで他人には思わぬ圧力を感じさせていた俺はいったいどんなやつやったんでしょう。
伝統校で勝利を義務付けられていた部の主将。自分のどこかに強すぎる気負いがあったのは事実です。俺には荷が重すぎたということです。
なんとか準優勝でその責を果たし、全道大会出場の最低目標は達成しました。20年連続出場の栄えある表彰状も自分と当時の監督さん、男澤先生といっしょに開会式でいただきました。恐悦至極です。
全道で予選敗退の決まった試合では涙がとめどなく流れました。肩の荷が下りた安堵の涙だったと後輩に説明したことが鮮明によみがえります。
いや私も若かった。今となってはいい思い出です。いけませんね過去に浸るのは。今を見つめて生きましょう。いや、いきましょう。