かもシネマ

2010年05月07日

「かもシネマ実行委員の…ですが」という電話がかかってきました。出先の携帯に転送されて来ていたので、その旨伝え、後ほどゼミに着くころに改めてかけ直してもらうことにしました。
ゼミに向かいつつ
「きっと協賛で広告を出してくれというような話なんだろうな。『かもシネマ』といっていたから映画に関係あんだろうな」などと考えていました。
で、かかってきた電話をかいつまむと
「立命の学生たちの集まりで、鴨川に大きなスクリーンを張り映画を上映する。そのチラシに協賛企業としての広告がほしい。最小枠で一万円である」というような内容です。
「一万円か。ちょっと難しいね。今はどこの会社も不景気だし厳しいんじゃない。広告としての効果を期待できるわけじゃないけど、俺も立命だし、なんとか協力してあげたいけどね。3,000円とか5,000円くらいならねえ……」
「5,000円ですか。委員長と掛け合ってみます」ですぐまたかかってきました。
「誌面の広告には5,000円では無理なんですが、Tシャツにロゴを張るとか当日配るチラシにロゴを印刷するというのなら5,000円でもやらせてもらえるんですが、いかがでしょう」
「なるほどねえ。よく全体が見えないし、なんかそれがわかるものないの?」
「企画書があるので、それをファックスさせてもらいます」
「そうだね。そうしてくれる。あなたも大変だね。がんばんなさいよ」
「あ、はい。ありがとうございます」と電話を終えました。
まったく宣伝効果がないものにお金を出すのはばかげていると思いつつ若い人が何かを一生懸命にやっているとつい応援したくなってしまいます。私だってけっして余裕がある訳ではありませんが、1回飲みに行ったことにして、寄付だと思って協力してあげようかな。

大学生のとき同じように部誌の広告をもらいに大学近辺の喫茶店などを回ったことを思い出します。断られもしましたが、快く協力してくださったときのうれしさが今日よみがえりました。受けた幸せを少しでも誰かに返せればと思います。
5,000円はけっして安くありませんが、なんとかしてあげようかな。

娘のくれた日本酒『風越(かざこし)』。いただきました。芳醇、濃厚、まったり、まろやかでした。少しずつ楽しませてもらいましょう。

さて明日はロボット。楽しくやりましょう。

おやすみなさい。