異常気象

2010年03月29日

4月もすぐそこだというのにいったいどうしたんでしょう、この寒さは。
3月半ばの京都シティーハーフの時に雪が降った記憶がありますが、この時期雪になったのは京都在住30年を超えますが覚えがありませんね。
昔釧路で4月1日に猛吹雪になり、積雪数十㎝積もったことがありました。一面真っ白。雪解けでぐちゃぐちゃだったそこらがすべて覆い隠され、なんかうれしく、新鮮な気持ちになったのが印象に残っています。季節外れの大雪をおおいに楽しんだような気がします。
今日の京(しゃれのつもりか「わかりますか」わからいでか)の雪はもうけっこうという感じですがね。教室から撮った雪景色です。

CA3G00860001.jpg

HDくんのお母さまがお立ち寄りくださり
「いや、お礼が遅なってしもて。ありがとうございます」
「いやいや、よかったです。ほっとしました」
「競争率も1,1何倍やし。『あんたこっちの0,1倍の方に入んなや』っていうてたんです」
「いや、まあ大丈夫やと思てま増したけど」
「これ、皆さんでどうぞ。ほんまに地元のもんで……」
「いや、ありがとうございます。これ、みんな大好きですし、遠慮なくいただきます」
「まだ下もいますんでよろしくお願いします」
「いえいえ、こちらこそ。Dくんようがんばってはったし、こっちもやれることめいっぱいやらせていただきました」
「ほんまようやっていただきました」
「またどなたかお知り合いの人がいたらご紹介ください」ちゃっかり営業。
「いや、あちこちでよう言うてるんですよ」
「そうですか。ありがとうございます。よろしくお願いします」なんていろいろお話しました。

お礼の品を持って来られたとき、謙譲の美徳で
「いや、そんなん困ります。いや、けっこうです。気持ちだけいただいておきます」などとは言わないようにしています。いつも
「ありがとうございます。遠慮なくいただきます」といたってあっさりいただくようにしています。京都的ではないのでしょうが、めんどうなやり取りの後けっきょくいただくんなら最初から気持ちよくいただくようにしています。
人に差し上げるときも
「つまらないものですが」とは言いません。
「これおいしいんですよ。差し上げた人はみんな喜んでくれはるんです」と言うようにしています。もちろん新密度の差により言葉は使い分けますがね。
謙遜、謙譲が日本人の美徳な面は否定しませんが、過度のそれはいやらしいので私はしないようにしています。

さて、明日はいかなるお天気にあいなるんでしょうか。もう寒いのは遠慮したいですね。なんかおかしいですよね、今のお天気、気候は。天罰か? 神をも畏れぬヒトの奢りへの大きなしっぺ返しなのかもね。