丸岡城、永平寺、朝倉城址、正直に
2010年03月22日
「日帰りで行けてまだ行ったことのない値打ちのある城ないかな」と急に思いました。
「福井の丸岡城まだやな。現存最古の天守があるよな。朝倉の一乗谷の館跡も近いし」と11時ころおもむろに出かけました。いざ出かけてみると遠かった。200㌔あまりです。途中賤ケ岳SAでカニ飯弁当(840円。うまかった)を食し、着くと3時を回っていましたか。
1567年に柴田勝豊が築いたとされる天守は小ぶりで地味でしたが、古風な威厳を持っていました。天守内の階段の急なのは今まで行ったどの城よりも群を抜いていたかもしれません。平城(?)で堀などの外郭部分はないため本丸へたどりつくのはラクチンでした。
永平寺が思ったより近いことを知り向かいます。近かった。たぶん20㌔くらいでしょうか。20年ぶりくらいでしょうか。道元禅師開基の大本山です。杉の木の大きさ太さに歴史を感じます。
雪が残る境内や修行僧らが行き来する伽藍内にはなにやら神聖で荘厳な空気が漂っています。
戒律が厳しそうなんですが、フラッシュを使わなければ写真撮影自由というのに宗派の心の広さを感じます。いろいろ他の歴史的な建造物などにも行きましたが、たいがいは撮影禁止です。中尊寺の金色堂では
「内緒で隠し撮りしたろか」と思ったくらいです。了見狭いよね。写真を撮っても減るわけじゃなし、自由に撮らせてくれたらええのにと思うのは俺だけかな。
その後もう見られないのはわかっていながら朝倉家一乗谷の遺跡を欲張りました。案の定5時で終わっていました。(入場は4時30分までです。行きたい人はご注意あれ)
とりあえず写真に収めた武士屋敷と一乗寺川です。
帰りは渋滞でした。かなりしんどかった。八日市で下りてあまりの空腹に耐えかねて天下一でラーメン(ひさびさ。たぶん11年ぶり「なんでそんなん覚えてんの?」スキー部創部70周年で食べてん、三次会でね「う~む信憑性あるな」だよ)。せっかくやし「こってり」を注文。うまかったけどスープは全部は飲めへんかった・・・・・・な。
そんなこんなで帰宅は11時くらいになってしまいました。その後この愚にもつかぬブログを綴っていると1時を回ってしまったよ。
渋滞の最中(さなか)左はけっこう進む、ついそっちへ車線変更の気持ちがもたげます。でも京都は右車線だからとじっと我慢。でもこれ左が進んで右が行かへんのは、左ですいすい行ってる連中が最後右に割り込んでるからやろうなあと思っていましたが、結局、薬局、郵便局、テレビ局、電話局、思ったとおりでしたね。
正直者は損をすんのかなあ。でもええわ、せめて正直に生きよ、ねえみなさん。そうじゃないですか。